大学を休学する際はお金がかかるの?就職への影響も調査!
2018.2.5
大学を休学しようと考えている学生にとって気掛かりなのが「お金」です。
大学を休学してもお金はかかる?大学を休学する際に必要なお金とは?大学を休学するのはお金を稼ぐため!?
休学する際のお金事情についてまとめました。
この記事の目次
大学を休学してもお金はかかる?
大学を休学する場合は、大学によってその費用も変わるようです。
国立大学や公立大学を休学する場合は基本的にお金はかかりません。
ただし、国立大学にもそれぞれ休学届の提出期間が定めれらているので、事前に確認することが大切です。
私学の場合はどうでしょうか。
青山学院大学を例にすると、休学費用は入学年度が2012年度以降だと、入学した年度の1年間休学する場合、授業料は年額の2分の1相当額 + 諸会費が必要になるそうです。
それ以外で1年間休学する場合は、在籍基本料6万円が必要です。
1学期間休学、入学した年度で休学する場合は、授業柳雄年度額の4分の3相当額 + 施設設備料 18万〜19万円 及び教育活動料 2万5千円 + 諸会費を納める必要があります。
申請期限も前期と後期で違いますので確認しておきましょう。
青山学院では、2011年度以前は1年間休学の場合、授業料年額の4分の1相当額となっていました。年度によって変わることがありますので、ご注意ください。
大学を休学する際に必要なお金とは?
休学して授業を受けないのだから、授業料は発生しないのでは?と思いがちですが、休学中でも授業料を請求する大学はあります。
以前は全額授業料を支払うのが当たり前とされており、半額でも得とされた時代も確かにありました。しかし現在では、授業料を全額徴収する大学はほとんどありません。
全額ではなくても、授業料の半分や3分の1を徴収する大学は多く、休学届を出す時期を少しでも遅れてしまうと、授業料の全額を徴収されるだけでなく、休学自体ができないこともあるので注意が必要です。
次に在籍料ですが、これは大学に在籍するために必要なお金で、一般的には授業料の支払いが免除になる場合にかかる費用となっています。
大学や学部、学年によっては、諸会費や施設費なども必要になることがあります。
日本の私学大学は、休学する学生に対して多くの費用を請求する傾向にありますが、これは他の国の大学ではあり得ないことです。
海外留学をする日本の学生はとても少ないため、政府は国を挙げて奨学金を出すなどして海外留学をするよう進めていますが、それよりももっと在校生が休学を利用して海外留学ができるような地盤を作ってあげるべきなのです。
大学を休学するのはお金を稼ぐため!?
大学を休学する理由は人によって様々です。
経済的事情からお金を稼ぐために休学を余儀なくされる学生もいます。
学費が払えなくなり、大学を休学してバイトをするなど働く学生も多いのです。それ以外にも、新しく自分でビジネスを立ち上げてお金を稼ごうと休学する学生います。起業に挑戦するのです。
ネットの普及に伴い、誰でも簡単に企業が始められる時代になりました。起業が成功して起動にのれば、そのまま就活をせずに事業を続ける道もあります。
大学に在籍しながら、別の大学への再受験を狙っている「仮面浪人」の学生もいます。
大学に入学後、予想と違った大学だった、やっぱり第一志望の大学へ入りたいなどといったあ理由で再受験を狙うのです。
受験勉強はとても大変なので、現在通っている大学を休学して勉強時間を確保しようとするのです。
病気が理由で休学をする学生もいます。
入院やリハビリ治療で時間を要するため、一度大学に休学届をだして治療に専念するためです。病気で意外と大学生にも多いのがうつ病です。
勉強や人間関係で悩んだり、将来への不安から病気を発症してしまうのです。
大学へお金を払うことができないときは?
経済的事情から大学へお金を支払うことができないこともあります。
その場合は、まずは早急に大学の「学生課」へいって相談しましょう。
どの大学にも分納や延納制度があるはずなので、まずはそれらを理宇できないか相談するべきです。
申請期限を過ぎていて学生課で受け付けてもらいないのであれば、休学の相談をします。
大学によってシステムに違いがありますので、大学のHPから検索して情報を集めるのも方法のひとつですが、内容によっては特別な措置を取ってくれる可能性もあるので、直接窓口へ行って聞くのが一番です。聞くのが恥ずかしいからと言って窓口へ行かないと、後で後悔することもあります。
休学しか道がなければ、親に話す必要もでてきます。
親にきちんと頭を下げて謝り、どうにか援助してもうようお願いすることも必要になります。もし学費を親が捻出してくれるようであれば、親からの借金として翌月から分納返済する気持ちを見せることも大切なのでは。
大学を休学したら就職に影響はでる?
休学は少なからず就職に影響でます。
卒業証書に休学期間の記載はありませんが、大学を4年間で卒業できないと、最初に履歴書に書いてある年齢ですぐにバレます。
誤魔化すのではなく、履歴書の学歴欄に「休学」としっかり書くことが必要になります。
就活の面接の際に、きっと休学した理由を聞かれるでしょう。理由についてもしっかりと述べるべきです。
卒業に必要な単位を取り、4年生の前期だけを休学する学生もいるでしょう。
休学は在籍期間中なので、履歴書に「休学」と書く必要はなく決まりもありません。会社側にバレることもないので、理由を聞かれないこともあります。
就職に影響しないのであれば、休学しても大丈夫!と思うところですが、大学は4年間通わないといけません。単位をとっても卒業できないのです。
それが可能になってしまうと、3年生で卒業できてしまうことになってしまいますよね。
大学を休学する理由によっては、就職が不利になることもあれば、逆に有利になることもあります。留学やボランティア活動による休学は評価は高いですが、病気での休学は不利になりやすいといえます。
注意しましょう。
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