野良猫の鳴き声がうるさくて夜眠れない時の方法や対策
2018.6.7
外で自由に暮らしている野良猫が夜に鳴き声や激しい猫同士の喧嘩の声が響き眠れなかったりうるさいと感じる事があると思います。
夜に鳴いてうるさいのは猫の発情期が関係していたり縄張り争いなどの理由があるようです。
ですが夜にしっかり眠れないのはストレスにもなり何とかしたいですよね。
こちらでは野良猫がうるさい理由とその撃退方法についてご紹介します。
この記事の目次
野良猫の鳴き声の理由。夜は特に響きやすい
野良猫の鳴き声で睡眠不足・・・時期によってはそんな人も多いのではないでしょうか?
夜に大きな声で鳴く猫、それは発情期を迎えている猫たちでしょう。
まず、メスの野良猫が甘えた様な声でオス猫を誘い出します。そして気に入ったオス猫が来ると交尾をすることになるのですが、気に入らない場合は相手にしません。
もしオス猫が何匹も来た場合はケンカが始まります。そのケンカに勝ったオス猫がメス猫にアプローチする権利があるのです。
しかしケンカに勝ったとしても、メス猫が気に入るとは限りません。
猫の発情期になると、上記のようなことがあちこちで行われています。特に猫の集会場となっている場所の近くに住んでいると、季節が変わるたびに眠りを妨げられることもあるでしょう。
野良猫の鳴き声が夜にひどくて不眠になった例
マンションの隣室の騒音が気になり、中古の一戸建ての家に引っ越しした人の体験談をご紹介します。
一軒家であれば騒音の心配はないだろう、そう思って引っ越しを決心したAさん。しかし、実際に住んでみると別の問題が発生。家の周りに野良猫が多くいたのです。
ある日の夜、猫の鳴き声がうるさくて眠れなかったといいます。それ以降、毎日ではありませんが猫の鳴き声で寝不足となり、猫の物音で夜中に起こされたりすることもあったようです。
まさか猫の鳴き声で寝不足になってしまうとは考えてもいなかったといいます。
なんとかしようと、猫の嫌がる臭いのするスプレーなどを購入して試したそうですが、それほど効果はなかったといいます。近所の人に聞いてみても、皆困っていたようです。
猫の鳴き声さえ聞こえなくなれば・・・そう思って耳栓を使ってみることにしたそうです。そうすると効果アリ!大きな鳴き声は多少聞こえますが、眠れないということはなくなったのです。
もし同じ悩みを持っている人がいれば、耳栓を試してみるのも良いかもしれませんね。
野良猫の鳴き声が夜にうるさいのはメスの取り合いが原因
夜野良猫の鳴き声の中でも一番うるさいのは、メスの取り合いでケンカしているオスの鳴き声でしょう。
メス猫は気に入った相手としか交尾しないため、猫の世界はメス上位と言えるかもしれません。
メス猫が好むのは強いオス猫。そのため、オス猫はケンカすることで強さをアピールするのです。
しかし、ケンカをするのはオス猫だけではありません。メス猫もケンカします。
それは、気に入らないオス猫に言い寄られた時、そして生まれたばかりの子猫を守る時です。血を流すことさえあります。
猫は夜行性ですが、夕暮れや明け方が一番活発に動いています。それは鳥やネズミなどがさかんに活動している時間帯だからです。
野良猫は餌を求めて狩りのために活動します。それが夕暮れや明け方なのです。
ケンカは夜にだけ行われているのではありません。夜は静かなので猫の鳴き声が響き渡ってしまうのです。
野良猫の鳴き声がうるさすぎて夜眠れない時の対策
耳栓は効果があるという人が多いようですが、毎日つけて寝ていると耳が痛くなることがあるようです。そのため、鳴き声がし始めた時だけつけるという人も多いようですが、せっかく寝付けた時に起こされるということもあるとか。
そんな人におすすめなのは、猫が嫌がる超音波を出す猫除けのグッズです。
猫は賢い動物です。その場所が危険であるということを何回も繰り返して覚えさせないと、追い払うことはできません。
猫が嫌がる超音波を出す猫除けグッズは、毎回違う超音波を出してくれます。そのため、猫に見破られにくいのです。
うるさいと思って外に出ていくと、その時は猫も逃げていきますが、その後また同じ場所にいることが多くありませんか?結局翌日も同じ場所で猫は鳴いていませんか?
それを防ぐためのグッズなのです。ぜひ試してみて下さい!
野良猫の鳴き声がうるさくて仕方がない時の対処法
野良猫の鳴き声がうるさくて仕方がない時、水をかけるという方法もあります。実際に水鉄砲やバケツの水をかけて翌日から現れなくなったということもあるようです。
しかし夜中に猫の鳴き声がうるさい場合だと、パジャマから着替えて外に出かけるというのは面倒かもしれません。
野良猫がしょっちゅう集まってくるようであれば、餌をやっている人がどこかにいる可能性もあります。または放し飼いをしている人がいるのかもしれません。
そんな場合は、町内会やマンションの理事会、自治体、保健所へ相談するようにしましょう。生活被害に遭っているということを伝えるのです。
餌をやっている人がわかっていても、直接本人に注意することはやめましょう。トラブルが起こってしまうことが多いからです。
去勢・不妊手術をするという方法もありますが、これは手術費用がかかります。捕獲する手間もかかります。
地域ぐるみで対応が取れるようであれば実施してもよいでしょうが、時間と手間がかかるでしょう。
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