【手土産の渡し方のマナー】風呂敷で包む場合の注意点!
2018.6.8
両家に顔合わせなどで手土産をもって行く場合、いつ渡すべきなのか、風呂敷を使った方がよいのか悩んでしまう人の方が多いのではないでしょうか?
手土産を渡す正しい渡し方やタイミングはいつ?風呂敷で包む場合、その風呂敷はどうするの?手土産にふさわしい物は?
大人の女性としてのマナーを知っておこう!手土産に関するいろいろな疑問についてお答えします!
この記事の目次
手土産の渡し方のマナー・・・風呂敷を使った場合について解説!
◇手土産の渡し方 基本
・渡すタイミング
正式なあいさつが済んだ後
正式なあいさつとは、部屋に入ってからのあいさつのことです。
・添える言葉
本来はつまらないものですがと言いますが、最近では別の言葉が主流になりつつあります。
1.お気に召すといいのですが
2.お口に合うかわかりませんが
3.心ばかりですが
◇風呂敷と紙袋のマナー
風呂敷や紙袋は埃よけと考えます。ですから風呂敷や紙袋のまま渡すのはマナー違反です。渡すときには、風呂敷や紙袋から品物と取り出しましょう。
◇風呂敷や紙袋の扱いかた
・品物を取り出したらすぐにたたむ。
・風呂敷や紙袋は持ち帰る
「渡し方」
1.品物を風呂敷や紙袋から取り出す
2.品物に問題がないか確認する
3.時計回りに90度品物をまわす
4.さらい90度まわすと品物が相手方の正面に向いた状態になります
5.品物を相手に渡す
結婚の顔合わせでの手土産の渡し方・・・和装じゃなくても風呂敷を使うべき?
手土産を持参する場合「風呂敷」に包んで持っていくか。購入した所の紙袋のまま持っていっていいのか悩みます。
日本では古くから大切な人へ贈り物をする時、布や紙でキレイに包、相手や品物への敬意を表しました。他にも「埃よけ」の意味もあり、渡すタイミングで風呂敷や紙袋から取り出して差し出します。
◇風呂敷で持参するメリット
初めての顔合わせは正式な場になるので、手土産を風呂敷に包むのが本来望ましいです。渡す時も風呂敷だと結び目をほどくと「さっと」取り出せるのでスマートです。風呂敷で手土産を持参すると「手土産を風呂敷に包んで持ってくるきちんとしたお家柄」といういい印象を与えます。服装は和装、洋装どちらでもいいです。
しかし最近は風呂敷を使う人が少なくなりました。
・会場から持ち帰る時の紙袋がひつ王
・堅苦しくなり、今後も風呂敷で持参しないといけなくなる
など色々な理由があります。
風呂敷に包んだ手土産の渡し方・・・何と言って渡すべき?
手土産を渡す時にに「つまらないものですが」「ありきたりのものですが」と言ってから渡すイメージがありますが、本当はどんな言葉が適切なのでしょうか?
「つまらない物を渡すのは失礼?」と思う人もいますよね。「手土産です」と言って渡すのも失礼なような気がします。手土産を渡す時に添える言葉について紹介します。
「つまらない物ですが」
手土産を渡す時の言葉は「つまらないものですが」というイメージがあります。この「つまわないもの」は謙遜の表現です。近年はあまり使われなくなりました。比較的年代が高い人の一部が使っていました。
「ありきたりのもの」が今の主流
最近は「ありきたりのものですが」という言葉が主流になっています。手土産の品物は大体パターンが決まっていますので、ウソではありません。「つまらないものですが」と行ってしまうと「つまらない物を渡すの?」と思ってしまいます。「ありきたり」にすると使いやすいですよね。他にも「お世話になっています」など感謝の気持ちを添えるなど相手への気配りが感じられる表現も多く使われます。
和室での風呂敷に包んだ手土産の渡し方とは?どんな風呂敷を選ぶべき?
和室での渡し方のポイント
1.座布団には座らず、下座側に座ります。
2.風呂敷包みはその下座側に置きます。
3.風呂敷をほどいき品物をご自分の正面に置き、風呂敷を畳む。
4.品物を相手の方に向くように2段階で回し、渡します。
風呂敷の選び方
・色、柄
紺やエンジの無地の物と、女性ならではの華やかな柄物を揃えておくことをオススメします。
・大きさ
70~90センチ角の物が一番使いやすいです。
◇風呂敷の包み方の基本「平包み」
基本的な包み方です。
手順
1.風呂敷の対角線上中央に品物を置きます。品物の上部が左側になるようにします。
2.一度風呂敷の上部をかぶせてみて、包み終わった際に一番キレイに柄が見えるように品物の位置を調整します。
3.位置が決まったら、手前から包み始めます。余った部分は箱の下へ織り込みます。
4.次に左側、そして右側の順に被せ、最後に向こう側から被せ、余った部分は下に入れると完成です。
顔合わせの時の手土産はどんなものを選ぶべき?
◇手土産におすすめの品物
・両家の好みに合っている
・縁起が良い
・みんなで分けられる
・日持ちする
◇菓子折り
手土産の定番ともいえる菓子折り
個別包装されている焼き菓子は、みんなで分けられて、日持ちします。軽くて持ち運びもしやすいので特にオススメします。
・地元の特産品
2人の地元が離れている場合は、それぞれの地元の特産品を手土産にするのもいいです。顔合わせ当日、両家で話をする時に、地元の特産品からそれぞれの地元話が広がることも期待でします。
・お茶
両親が糖分や塩分を気にしている場合は、食べ物よりも飲み物の方がいいです。少し高級な緑茶や紅茶の場合健康的で、程よく高級感もあります。日持ちや持ち運びのことを考えるとお茶はおすすめです。
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