少食健康法のやり方って?食べないだけじゃダメですよ!
2018.6.21
少食健康法。
最近よく耳にしませんか?
やり方は色々とありますし、体格差によっても違いがありますから、〇〇してください!と一言で説明することができません。
単純に食べないということではなく、食べ方と食べる時間を徹底管理しなければ、健康的に少食で生活することはできません。
まずは、食べすぎているなというところから、入ると続けていきやすいかも知れませんね。
この記事の目次
少食健康法に興味があるけど、やり方がわからない。体を適応させつつ徐々に減らして見ましょう。
少食健康法を始めてみたいと思ってはいるものの、やり方がわからない人はまず「朝食を抜く」という方法から始めてみましょう。
もし、朝食を食べるといつも調子が悪くなる・・・という人であればすぐに効果も表れるかもしれません。
夕食であれば宴会があったり接待があったりで抜くことは難しいでしょう。しかし朝食であればそういうことはないので抜きやすいのです。
ただ毎日きちんと朝食を食べている人にとっては負担になるかもしれません。いきなり朝食を食べないのではなく、少しずつ量を減らすという方法でも良いのです。
少しずつ量を減らしていった、最終的には朝食を食べないようにもっていくようにしましょう。
最初のうちは慣れないかもしれませんが、そのうちなんだか体が軽くなったと実感できるでしょう。
少食健康法。単純に食べないだけではダメです!やり方をしっかりと勉強してください。
摂取カロリーを減らせば、もちろん体重を減らすことはできるでしょう。しかし、自分の希望体重になったとしても健康的に痩せたとはいえません。
無理なカロリー制限は健康を損ねてしまうことになるのです。少食健康法はその名前のとおり「健康」を維持しながら痩せること!栄養はしっかりと摂った上での少食健康法なのです。
そのために、四群点数法を使います。
四群点数法とは、すべての食品を4つの領域に分けて、何をどれだけ食べるのかを計算します。
《一群》栄養を完全にする働きがある食品を指し、牛乳1点、乳製品1点、卵1点となっています。
《二群》血や丹生を作る働きがあり食品を指し、肉1点、魚介類1点、豆腐などの大豆加工品1点となっています。
《三群》体の健康を維持する働きがある食品を指し、野菜1点、いも類1点、果物1点となっています。
《四群》熱や活動力を作る働きがある食品を指し、穀物6点以上、油1~2点、調味料1点となっています。
一群から三群までまでに関してはダイエットが目的の人もそうじゃない人も同じ量を摂ることになりますが、四群についてはダイエットが目的の人は穀物類を2点ずつ朝、昼、晩に摂取することになります。
ダイエットが終わった後でも一群から三群までの食品に関しては同じ量を摂取します。四群の食品については体調を見ながら増減します。そうすることによって、ずっと健康を維持することができるのです。
少食で健康な体質へ!やり方は人それぞれ。効果も人それぞれですけどね。
少食ではなく、断食する・・・これも健康のためには良いといわれています。
それは、断食することで胃や大腸、肝臓、腎臓など毎日働いている臓器を休ませ、内蔵本来の機能を取り戻すことができるからです。
また、血中のコレステロールを減らすこともできます。断食をしていると、血液中の脂質や中性脂肪、皮下脂肪などの蓄積された脂質がどんどん燃焼していくのです。
コレステロールが減ることは体に良いということはわかりますよね。
また、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の原因となるメタボを予防することもできます。
ただし、断食することによって筋肉も落ちてしまいます。筋肉量が減ってしまうと、基礎代謝量も落ちてしまうので、ウォーキングなど適度な運動を行うように心がけましょう。
断食は日本だけではなく、西洋医学の分野でも話題になっています。女性によっては美容効果もあるので、正しいやり方で始めてみるのもよいでしょう(病気の人の場合は、必ず医師に相談するようにしましょう)。
少食の敵、空腹感を感じにくくする食材ってあるの?
空腹感を感じなくするためには、血糖値と上手につきあっていかなくてはいけません。
血糖値は食事をするとによって上昇し、時間が経過すると下降します。これは炭水化物や砂糖などの糖質が消化、分解されてブドウ糖となり、血液の中に溶け込むと血糖値が上昇して満腹感を感じるようになるのです。そして下降すると空腹感を感じるようになります。
この血糖値が高いときと低い時、この差が大きいと空腹感が大きくなってしまうため食欲も大きくなってしまうのです。
お腹が空いたということは、胃が空っぽな状態と感じることではなく、血糖値が下がる時に感じる脳への刺激なのです。
そのため、空腹感を感じないようにするためには、血糖値をできるだけ上げないようにしましょう。そのためには「脂質の量を控える」又は「脂質の吸収が穏やかな食材を選ぶ」このどちらかの方法をとりましょう。
脂質が多く含まれている食品は「米・パンなどの穀類」「ケチャップ、ソースなどの調味料」「牛肉などの肉類」「スナック菓子」などです。炭水化物や砂糖などは血糖値を上げる食品だど覚えておきましょう。
普通に食べているつもりでも食べすぎているの?
自分にとって普通の量を食べているつもりでも、もしかすると私たちは食べすぎているのかもしれません。
お昼休みに外食すると、その後の仕事がなんとなく進まない、手につかない・・・そんな経験はありませんか?その原因は「食べすぎ」かもしれないのです。
ある研究者が2匹のマウスを使って実験してみました。1匹には好きなだけえさを与え、もう1匹にはえさの量を制限しました。そして寿命を比較すると、好きなだけえさを食べていたマウスのほうが寿命が短かったようです。
こう考えると、少食健康法が体に良いということがなんとなくわかりますよね。
少食や半断食を続けている人は、以前より体が軽くなった、頭の回転もよくなったと実感しているようです。
「もしかしたら体の不調は食べすぎなのかも?」と感じている人にはおすすめの健康法です。
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