ステンレスのシンク磨きにはいつも捨てちゃう○○が使える!
2018.3.4
ステンレス製のシンクは使っているといつの間にか水垢や汚れが蓄積してしまいますよね。
シンク磨きにはどんな道具やコツがあるのでしょうか?
ステンレスのシンク磨きについて、様々な方法があることがわかりましたので、まとめてみました。
この記事の目次
ステンレス製のシンク磨きに私が使っている物
シンクを磨くときに用意するものは、ナイロン製のたわしと研磨剤入りのスポンジ、クレンザーです。これらはどれもホームセンターなどで簡単に手に入るもので、全部買っても1000円以下で揃えられます。
私が買っているホームセンターでは、ナイロン製のたわしやクレンザーはキッチン用品や洗剤があるコーナーに、研磨剤入りのスポンジは紙ヤスリなどがある工具コーナーにありました。
目の粗いスポンジから順にシンクを磨いていくとステンレスに艶が出てきます。これは爪磨きと同じ原理だと思います。
ネイルを塗らなくても爪がピカピカになる爪磨きがありますが、その爪磨きも目の粗いザラザラの面で最初に爪の表面を削って、次に目の細かい面で表面を整えて、最後に磨き面で爪をこすれば爪がピカピカになりますが、ステンレス製のシンクを磨くときも同じ要領です。
ステンレスのシンク磨きには捨ててしまう○○を使おう!
・フルーツの皮
オレンジやミカンなど柑橘類の皮、リンゴの皮はシンクのお掃除に使えます。柑橘類の皮にはクエン酸が、リンゴの皮にはリンゴ酸が含まれていて、これらは水垢や汚れを落とす効果があります。
いつもはただ捨ててしまう皮を使えば、エコだし洗剤を使って掃除するよりも皮が出るたびにささっと掃除したら手軽で、掃除した後の皮は生ごみとして捨てられます。掃除後は柑橘系の香りも漂います。
・使用済みのラップ
使用済みのラップをくしゃくしゃと丸めて、シンクをこすります。ラップは結構丈夫なので、シンクをこすっても破れにくくて糸くずなども出ません。柔らかいたわし替わりになるので、洗剤を使わなくても結構綺麗になります。
・歯磨き粉
金属なども歯磨き粉で磨くと綺麗になるといのは結構有名な話ですが、シンクも金属なので歯磨き粉で磨くと綺麗になります。
研磨剤入り歯磨き粉なら磨き効果も抜群です。シンクは傷付きにくい素材だし、口に入れるものなら安心して使えると思います。
歯磨き粉を使う場合はもう絞り出し切れないチューブに残っているもので構いません。チューブに水を入れて歯磨き粉を溶かしたものを使いましょう。
ステンレスシンクにも磨き順がある!
ステンレスシンクは毎日使う場所なので、細かい傷や汚れが蓄積していきやすいです。時々しっかり磨いてあげると良いでしょう。
まず、用意するものは、重曹、お酢、メラミンスポンジです。
掃除をする時の基本ですが、シンク磨きも上から下へ順に行いましょう。まずは、蛇口の周りを磨きます。特に蛇口の下の部分に水が溜まって水垢が付きやすいです。
続いてシンクを磨きます。シンクの中や淵に錆が付いていることがあります。例えば缶詰などの錆びが付いてしまう貰い錆びの場合は、磨けば簡単に落とせます。
重曹を水で溶いてペースト状にしておきます。シンクや蛇口周りを磨くときはメラミンスポンジにペースト状の重曹を付けて、力が均一に加わるように磨きます。シンクの中には細かい筋のような傷がついていると思いますが、この筋に沿って磨きましょう。
水垢は水分が乾かないと完全に落ちているかどうか確認できません。磨いて重曹を水を流した後は、乾いたタオルで拭いて、風などを送って完全に乾かして確認しましょう。
汚れや水垢が落ちきっていない場合は、何度か繰り返しこすります。最後にお酢を吹きかけて中和させます。
ステンレス部分の水垢や油汚れの磨き方
水垢や汚れは、水で流したり濡れていると一見綺麗なように見えますが、乾くと目立ちます。ステンレス部分は直接食材などが触れることもあるので、いつも清潔にしておきたいですよね。
・柔らかいスポンジで優しく磨く
ステンレスは硬いものでこすると、細かい傷がついてしまい光沢が無くなってしまいます。ステンレスに傷をつけずにきれいに磨くには、柔らかいスポンジにクリームクレンザーを付けて優しく磨きましょう。この時、シンクなど横向きに細かい筋が入っていると思いますが、その筋に沿って磨くようにすると仕上がりも綺麗になります。
・油汚れ
油汚れなど汚れが酷い時は、台所用洗剤など油に効果のある洗剤を40~50度のお湯に溶かします。各洗剤の指定されている量で希釈してください。その洗剤入りのお湯に柔らかいスポンジを付けて、それで優しくこすります。
一度で落ちない時は何度か繰り返したり、頑固な汚れの場合は前もって洗剤を吹きかけてラップなどでパックしておくと汚れが落ちやすくなります。
・すすぎは十分に
汚れを落とした後は、洗剤の成分が残らないように良く水ですすいでください。すすぎが不十分で洗剤カスが残ってしまうと、くすみの原因になります。きれいに磨き終わった後に、アルコールスプレーなどを吹きかけると除菌効果もあります。
・溝や段差のよごれ
シンクには溝や段差がありますが、そういう部分は汚れが溜まりやすくなります。割り箸や竹串などで汚れをかきだしてから掃除を開始しましょう。
ステンレスシンクは磨いて新品同様に出来る?
素人が新品同様にしたり、維持するのは難しいと思います。ただし、日々のお手入れで磨くことは間違いではありません。
研磨剤でゴシゴシ粗く磨くと、不動態酸化被膜がはがれて錆の原因になりかねませんが、ステンレスの特徴として不動態酸化被膜は再生するようになっています。
ステンレス用コンパウンドはその事情も加味されていますが、素人が新品同様に仕上げるのは大変です。ステンレスシンクの表面が錆びてしまう前に不動態酸化被膜という安定した被膜を作らせる必要がありますが、これが素人では難しいのでプロに任せた方が良いでしょう。
素人がやって失敗してもまた表面を研磨したらいいので、出来ない事は無いと思います。
日頃の水垢などの予防やお手入れには、お酢やクエン酸を使えば十分だと思います。
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