プールの塩素で傷んだ髪に効果的なシャンプーとは
2018.3.6
プールに入ると、塩素で髪が傷んでしまうというのは耳にしたことがありますよね。
ダメージが進むと、髪がギシギシになったり、髪の色が抜けてきたりします。
プール後のケアや、キャップのかぶり方にも一工夫!
プールの塩素から髪を守るシャンプー法やヘアケアをご紹介します。
この記事の目次
プールの塩素の臭いが気になるけど、シャンプー出来ない時には
プールから出た後は、塩素の臭いが気になりますよね。
直後は臭いに対して麻痺していて、気になりませんが、少し時間がたち自宅に戻ることになると「あれっ!?塩素臭い」と感じるのではないでしょうか。
長い時間プールに入ることが多いと、塩素の影響なのか二枚爪になりやすいという話も聞いたことがあります。
自分が塩素臭いと感じたら、レモンで中和すると臭いがだいぶん気にならなくなります。おススメは、市販されているレモン果汁です。
小さなボトルでしたら100円位で購入できます。
ビタミンCには、塩素の還元作用があります。
喫茶店などで、お水にレモンの輪切りが入っているお店があります。
それは、塩素の臭いを除去するために入れていると言います。
使い方は、レモン果汁をコットンやティッシュに含ませ、体を拭きます。
そのままだと、レモンが逆にべたついた感じになるので、濡れタオルやウエットティッシュなどでふき取りましょう。
ベタつきが気にならないようであれば、そのままでも構いません。
プールの塩素が気になる場合は重曹シャンプーもおすすめ
◆重曹シャンプー
重曹(ベーキングソーダ)を、200ccのぬるま湯かお湯に大さじ1~2杯を溶かします。
この割合は人によってさまざまで、多い方では半々に混ぜるという方もいます。
これを蓋のできるボトルなどに入れて、シェイクするとよく混ざります。
この重曹水を髪につけて、普通にシャンプーしましょう。
ポイントは、しっかりと重曹を洗い流すことが大切です。
◆お酢でリンス
重曹はアルカリ性なので、酸で中和させることが必要です。
重曹を洗い流した後は、酸性のお酢やクエン酸を溶かしたぬるま湯でリンスをしましょう。
お酢大さじ1~2杯を、洗面器のぬるま湯に入れます。
それで、髪をすすぎリンスをすると、髪のきしみもやわらぎ、キューティクルも引き締まります。
お酢の分量は、髪の量や長さ、髪質によってもちょうど良い量が変わります。
お酢の量を加減してご自分に合う量を調節してみましょう。
プールの塩素で傷んだ髪にはダメージ向けシャンプーを
●ラサーナ『海藻海泥シャンプー』
傷んだ髪におすすめのシャンプーはラサーナの海泥シャンプーです。
このシャンプーは、ロフトや東急ハンズなどでも購入できる市販のシャンプーです。
こちらのシャンプーは、ダメージを受けた髪向けの成分が多く、洗い上がりはしっとりとしています。
かなりハイダメージの乾燥した毛先などにも潤いを与え、傷んだ髪をまとまりやすくしてくれます。
使ってみると、他のシャンプーとの仕上がりの差を感じることが出来ると思います。
●COTA『シャンプーY』
こちらは美容室で使われるサロン専用シャンプーです。
特にダメージが進んだ髪には、美容師さんがこちらのシャンプーを使うこともあります。サロン専用商品と言うことで、価格はあまり安くはありませんが、泡立ちも良く人気の高い商品です。
一度は使ってみたいシャンプーですね。
プールの塩素から髪を守るキャップのかぶり方
プールの塩素から髪を守るには、どのようにしたら良いのでしょうか。
髪の毛をケアしていれば、痛みや脱色から髪を守ることができます。
髪をなるべくプールの塩素で濡らさないようにすることが大切です。
髪の毛が乾燥した状態でキャップをかぶると、プールにつかりキャップの中に入ってくるのは、塩素がたっぷりの水です。
ですので、意外かもしれませんが、あらかじめシャワーで髪の毛を濡らしてからキャップをかぶります。
その方が、かえって塩素の強い水の侵入を抑えられるのです。
また、キャップはメッシュタイプとシリコンタイプの両方を使うのが良いでしょう。
1.髪の毛をシャワーの水でしっかりと濡らします。
2.最初にメッシュタイプのキャップをかぶります。
3.ゴーグルを付けます。
4.その上からシリコンタイプのキャップをかぶります。この時に耳までしっかりと覆うようにかぶるのがポイントです。
髪を塩素から保護するために、髪を濡らした後につばき油などの洗い流さないタイプのオイルトリートメントを髪に付けておくのも効果があります。
しかし、プールにとってはヘアケア剤を髪につけてプールに入るのは禁止というプールも多いようです。
事前に確認しておきましょう。
プールの塩素によるダメージで悩んでいる人は多い
他にも、さまざまな意見を探してみました。
◆臭いが気になる場合は、帰宅後すぐにシャンプーをした方がいいでしょう。しかし、夜にまたシャンプーを行うのは洗い過ぎになってしまうので避けた方が良いと思います。
◆洗い過ぎると逆効果になり、さらにダメージが進んでしまうこともあります。
◆プールの後の洗髪はシャンプーを使うよりは、レモン水の方が効果的という声もあります。レモンに含まれるビタミンCが塩素除去をしてくれます。
◆水泳選手用のシャンプー・コンディショナー製品もあります。塩素を洗い流す効果が他のシャンプーよりも高く作られているそうです。
◆ダメージケア用のシャンプーを使うと髪のきしみが軽減されます。
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