新生児を抱っこしたらのけぞるのはなぜ?原因と正しい抱っこ方法
2018.3.17
新生児を抱っこするとのけぞる赤ちゃんもいます。赤ちゃんが急にそんな行動に出ると心配になるママもいることでしょう。
赤ちゃんがのけぞってしまうのはなぜなのでしょうか?
考えられる原因と正しい抱っこの仕方についてお伝えします!
この記事の目次
新生児が抱っこの時にのけぞるのはなぜ?
赤ちゃんが生後6ヶ月頃までは抱っこの時にのけぞることがよく見られます。
のけぞる程度にも個人差がありますので、心配せずに見守ってあげましょう。
他の赤ちゃんと比べて「何か変かな?」と思うことがあると、心配になってしまうのは仕方のないことですが、「6ヶ月頃までは良くあることなんだ」と落ち着いて対処しましょう。
赤ちゃんののけぞりがひどい場合「脳性麻痺」という病気が疑われることがあります。
ですが、この症状だけで判断することはできませんので、「首がなかなか座らない」「ミルクを上手に飲めない」ということがあれば、医療機関に相談してみると良いでしょう。
生後6ヶ月頃までには赤ちゃんののけぞりがよく見られますが、赤ちゃんが感情や欲求を表現していることもあるので、「何か伝えたいのかな?」と受け止めてあげるようにしましょう。
新生児が抱っこでのけぞるのは赤ちゃんの意思表示!
赤ちゃんがのけぞるとき、赤ちゃんはどんなことを考えているのでしょうか?
のけぞってしまう原因についてまとめました!
■自己表現でのけぞる
赤ちゃんがのけぞる時の大半は自己表現です。言葉を話すことが出来ない赤ちゃんは、泣いて自分の欲求を伝えます。
ママが自分の気持ちをわかってくれない時、のけぞって訴えることがありますので、ママは赤ちゃんが何を言いたいのか原因を探ってみましょう。
おむつが汚れているかな?お腹が空いているのかな?眠いのかな?など、赤ちゃんにとって「快適でない」と感じることを取り除いてあげましょう。
■抱っこの仕方が嫌
赤ちゃんは抱っこをされるのが大好きです。いつも抱っこしてくれるパパやママ、おじいちゃん・おばあちゃんの抱っこが大好きな赤ちゃんもいます。
赤ちゃんに自我が芽生えてくると、自分の好きな抱っこの仕方が出てくることがあります。
縦だきが好きなのに、久しぶりに会った人に横抱きにされると、それが嫌でのけぞって抵抗することがあります。
新生児を抱っこしてのけぞるのは抱き方のせい?
「赤ちゃんがのけぞってしまうので抱っこがしにくい!」
そんな時は抱っこの仕方を見直してみましょう。
まだ新生児の頃や、首が座っていない赤ちゃんを縦抱きにすると、赤ちゃんの体勢が不安定で後ろにのけぞってしまうことがあります。
新生児の頃や、首の座っていない赤ちゃんを抱っこする時は
・赤ちゃんの頭を腕に乗せる
・反対の手で赤ちゃんのお尻を支える
というようにして抱っこをするようにしましょう。
正しい方法で抱っこをすると、赤ちゃんがのけぞってしまうことも少なくなってきたという体験談もありますので、赤ちゃんがのけぞって抱っこがしにくいという時は、一度抱き方を変えてみてください。
首が座っていない赤ちゃんや、新生児の赤ちゃんを縦抱きにしてしまうと、首を支えていても不安定な体勢になってしまいます。
新生児の頃に泣いてのけぞっていた赤ちゃん~先輩ママの体験談~
子育てを経験した先輩ママさんに、赤ちゃんがのけぞってしまう時の実際の原因と対処法を聞いてみました!
「うちの娘は、新生児の頃から生後4ヶ月くらいまでの間、寝る前にとても激しく泣いていました。
何時間も泣く日もあったので、パパと交代しながら抱っこをしていたのを覚えています。
ベットに寝かせれば泣くという状況だったので、抱っこが嫌だったわけではないと思いますが、のけぞって大泣きしたり、私のお腹を蹴って大泣きしたりすることもよくありました。
のけぞりがひどくて、生後間もないのに床に落としてしまいそうになったこともあり、赤ちゃんなのに力が強くて驚いたこともあります。
娘がのけぞるのは大泣きしている時の方が多かったのですが、何もしていない状態で頻繁にのけぞるという赤ちゃんがいれば、一度小児科に相談してみると良いと思います。
娘はきっと怒って泣いてのけぞっていたのでしょうね。今ではあの大変な日々も懐かしく思います。」
新生児の赤ちゃんを上手に抱っこする方法
新生児~首が座るころまでの赤ちゃんの、正しい抱っこの仕方についてまとめました。
産まれてすぐの頃から首が座るまでは、赤ちゃんを横抱きにするようにします。
【赤ちゃんの理想的な抱き方】
・赤ちゃんの頭から首のところに、頭を支えるように自分の腕を下から入れる
・反対の手を赤ちゃんのまたの間から入れてお尻を支える
・赤ちゃんの体を優しく持ち上げて、自分の体のお腹から胸元のあたりに寄せる
・自分の体にぴったり沿わせたら、お尻を支えている方の手を背中に伸ばす
・赤ちゃんの頭から首の部分を、自分の腕の上に乗せてしっかりと支える
赤ちゃんを抱っこする時は、手首で赤ちゃんを支えようとすると手首を痛めてしまうこともあります。
赤ちゃんの体が安定するように抱っこをしてあげましょう。
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