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鼻の乾燥に効果のあるクリームやワセリンの使い方

2018.4.13

『ドライノーズ』という言葉を聞いたことがありますか?

空気が乾燥してくると、肌や髪もカサつきますよね。

それと同じように鼻の中の粘膜も乾燥を起こして、さまざまなトラブルがおこります。

解消するためには、やはり保湿が効果的です。

鼻の乾燥に効果的なワセリンやクリーム、スプレーなどをご紹介します。

鼻の乾燥、ドライノーズに効くクリームはあるの?

ドライノーズにはさまざまな症状があります。

ドライノーズは鼻の粘膜が乾燥する病気です。
鼻水が出るというのは、体内に入ってくるウイルスや異物を鼻水と一緒に体外に出す働きがあります。
そんなに悪いものではないのです。

しかし、鼻水が出ないのに鼻水をかみたくなるような感じ、これもドライノーズの症状の一つだと言います。

また、突然鼻血が出ると言うのも特徴的な症状です。
粘膜が乾燥していると切れやすくなり、鼻血が出やすくなってしまいます。

これは粘膜に限らず皮膚でも同じことが言えます。
水分を含んだ皮膚や粘膜は、多少の刺激でも傷つきにくいのですが、乾燥すると刺激に対しても敏感で傷つきやすくなります。

鼻の中が乾燥しにくいようにクリームやワセリンを使うという方法もあります。

鼻の乾燥を防ぐクリームや軟膏で保湿

鼻の粘膜が元々弱いという方もいますよね。
乾燥が進む季節はさらに粘膜が傷つきやすくなります。

鏡でのぞき込むと鼻の粘膜が避けているのが見えることもあります。
ちょっと鼻の横が痒くて掻いたときや、日常ふと手が触れるととても痛みを感じます。

毎年冬は、鼻の中の傷に悩まされるという方もいるようです。
その方がとった効果のあった方法をご紹介します。

その方は、毎年冬になると鼻の中が切れて、なかなか治らない傷に困っていたそうです。乾燥から来る傷ならば、乾燥を防げば傷を防げるのではないかと考えました。
何かで保湿しようと、思いついたのがオロナイン軟膏です。
オロナインを、起きた時、外出前、帰宅後、就寝前、他にも気付いた時に塗るようにしてみました。

すると、その冬はいつもよりもかなり改善されたそうです。

鼻が乾燥する時には、クリームや加湿が効果的

空気が乾燥する季節になると、鼻の中も乾燥が進みます。
鼻の中の乾燥感やムズムズ感が出て、鼻をかみたくなります。
このような症状をドライノーズ、または乾燥性鼻炎と言います。

乾燥と同時にピリピリとしたような痛みが出ることもあり、症状がさらに進むとかさぶたや出血を伴うこともあります。

気密性の高い住環境やオフィスでは、セントラルヒーティングやエアコンを使った暖房が完備され、室内の空気は乾燥します。
鼻は吸い込んだ空気を加湿して体内に送り込みますが、吸った空気が過度に乾燥していると十分に加湿できません。
乾燥した空気は、鼻や肺にも負担がかかります。

このように乾燥した状態で多くの時間を過ごすことによって、ドライノーズが引き起こされると考えられています。
また、アレルギー治療薬の使用で、ドライノーズが発生することもあります。

もし、ドライノーズの症状が気になる場合は、部屋の加湿に気を付けましょう。
部屋全体を加湿することが難しい場合には、ぬらしたガーゼを当てたマスクをするのも効果的です。

鼻が乾燥するドライノーズの対策

【加湿器を使う】

室内の乾燥を防ぐには、加湿器を使うのが一番の対策です。
室内の湿度をだいたい50%くらいに保てると良いですね。

ただし、60%以上になると、カビの原因になることもあるので、あまり上げ過ぎるのは避けましょう。

加湿器がないと言う方は、洗濯物を室内に干すことによっても湿度が上がります。
濡れたタオルを干したり、上手に湿度を管理しましょう。

【マスクを使う】

外出中や仕事中など、加湿器が使えない場所では、マスクで乾燥を防ぐのが手軽です。
マスクをそのまま使っても保湿効果はありますが、さらに効果を高めたい場合には、水で濡らしたガーゼをマスクに付けておくと、より加湿されます。

【食塩水を使う】

乾燥が気になる時には、食塩水を点鼻してみましょう。
鼻が塩分に反応して、鼻水を出そうとするからです。
真水が鼻に入るとツーンと痛くなりますが、塩水なら痛くありません。
作り方は、水1リットルに対し、9gの食塩を溶かせば、生理食塩水ができます。
これをスプレーボトルなどに入れて、鼻にシュッと点鼻しましょう。

自分で食塩水を作った際は、衛生面を考えて早めに使いましょう。
市販されているドライノーズスプレーも中身は食塩水なので、効果は同じようなものです。
気になる方は、市販のものを使っても良いでしょう。

鼻の保湿には、低刺激なワセリンも効果的

【入浴で鼻を保湿】

お風呂に入った時には、お湯から上がる湯気を鼻から吸い込みましょう。
鼻の穴の片方を指で押さえ、もう片方の鼻から空気を深く吸い込みます。
こうすると、鼻の中がたっぷりの湯気で保湿されます。

また、入浴中に歌を歌うのは、鼻の保湿に効果があると言われます。
湯気をたっぷりと吸いこみ、呼吸も深くなります。
喉の保湿にも効果的です。

【ワセリンを塗る】

鼻の粘膜にワセリンを塗るというのも効果的です。
ワセリンはドラックストアでも購入できますし、医療機関でも処方されるものです。
皮膚を保護する効果が高く、刺激が少ないので、傷などの部分にも滲みにくくなっています。
ドライノーズの傷やかさぶたにも使いやすいでしょう。

ただし、塗り過ぎるとベタつきますので、ゴマ1粒ほどの量を、薄く鼻の穴の中にのばしましょう。
量が少なく感じるかもしれませんが、伸びが良いのでそのくらいの量から始めてみましょう。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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