帽子を洗濯したら縮む?正しい洗い方をマスターしよう
2018.4.24
帽子は自分で洗濯すると縮む・・・そんな印象を持っている人が多いのではないでしょうか?
しかし、帽子の種類によっては洗い方を間違わなければ自分で洗濯することも可能です。
自分でできる帽子の洗濯方法について説明します。
この記事の目次
ニットの帽子は自分で洗濯すると縮む?注意点は?
冬のファッションアイテムの一つであるニットの帽子。もし自宅で洗うのであれば、どんな点に注意した方がよいのでしょうか?
まず、そのニットの帽子の洗濯表示を確認しましょう。洗濯機のマーク又は手洗いのマークがあれば水洗いすることができます。
中性のおしゃれ着用の洗剤を使いましょう。しみや内側に汚れがある場合は、洗剤の原液をなじませておきましょう。
洗う時には洗いおけを使いやさしく押し洗いをするようにしますが、水の温度にも注意しましょう。水の温度が高いと縮んでしまう可能性があります。30度以下の水を使うようにしましょう。
洗った後は洗濯機で脱水します。時間は1分くらいでOKです。
そのあと2回水をかえてすすぎましょう。
すすぎが終わったらタオルに挟んでタオルドライをし、風通しの良いところに日陰干しします。洗濯ばさみは使わないようにしましょう。つるしたりせず、平らに置きましょう。
ニットの帽子は、洗い方によって縮んでしまったり形が崩れてしまったりするので、注意が必要です。
洗濯したら縮むと言われるニットの帽子・・・元に戻せる?
注意して洗ったはずのニットの帽子・・・それでも縮んでしまう場合もあります。
もし縮んでしまった場合は、アイロンを使いましょう。
しかし、直接アイロンを当てないようにするのがぽいBントです。スチーム機能の付いたアイロンをニットの帽子から1cmくらい離してスチームを当てます。そうして少しずつ伸ばします。
それでもうまくいかない場合は、 ヘアトリートメントをツ空きましょう。洗面器にぬるま湯を入れます。そしてヘアトリートメントを溶かしたものにニット帽を入れます。
まず押し洗いするようにしてなじませます。30分くらいそのまま浸けておきましょう。
その後水気を切って、上記と同じようにスチームアイロンを当てます。そうすると元のニット帽に戻ります。
乾かす時に段ボールを元のサイズくらいに切って、ニット帽に入れてみましょう。形を整えることができます。
帽子の中でもキャップは洗濯機で洗うと縮む?
帽子の中でもキャップを洗濯する時にも注意が必要です。特に型崩れには気をつけましょう。
万が一洗濯機に入れてしまうと、型崩れが起こってしまう可能性が高いでしょう。
型崩れさせないためには、手洗いしましょう。
まず、帽子についた汚れを歯ブラシなどを使ってとるようにしましょう。ガムテープを使ってもよくとれます。
汚れをとった帽子をぬるま湯にいれます。そしてシャンプーを使って手洗いします。
もしシャンプーを使っても汚れが落ちなかったら、重曹や酸素系漂白剤を入れて歯ブラシで汚れの部分を軽くこすってみます。
そしてもう一度ぬるま湯に入れて、漂白剤などをきれいに流します。その後はタオルドライをします。
干す時はつるさないようにしましょう。中に新聞紙などを丸めたものを入れて、平らな状態で干すようにしましょう。
このように洗えば、型崩れは起こらないでしょう。
帽子の種類によっては自分で洗濯できないものも
帽子の種類によっては自分で洗えるものと洗えないものがあります。
キャップは綿素材であれば洗えますが、のりがついているものは、専門のクリーニング店に出した方がよいでしょう。野球帽などは汗がよくつくでしょう。特にツバの部分に汗ジミが出やすくなっています。汗をかいた後は洗うようにしましょう。
ハンチングの場合は、革素材以外のものであれば洗えますが、麻素材であれば縮んでしまうこともあります。
キャスケットについては、トップ部分の丸みに気をつければ洗えます。洗った後はタオルなどをいれて形を整えるようにしましょう。洗濯表示を確認するのを忘れずに。
サファリハットなどのハット類は、素材が綿であれば洗えるでしょう。洗う時は手洗いにします。ツバが伸びないように、干す時にも注意しましょう。
ストローハットなどは、一般的には洗えないものの方が多いでしょう。水に濡れると元の形に戻らなくなります。
帽子は普段のお手入れも大切です
帽子は普段のお手入れをしっかりとしておくことで、長持ちさせることができます。
帽子を脱いだら、まず全体のホコリを落としましょう。そして帽子の内側の額部分の汚れをぬるま湯につけて絞ったタオルでふきとるようにしましょう。
その後、乾いたタオルで水分をしっかりと取り、形を整えて風通しの良い日陰で乾かしましょう。
ドライヤーを使って乾かすのはNGです。型崩れの可能性があります。臭いが気になる時は、市販の消臭スプレーなどを帽子の内側から吹き付けて、しっかりと乾かしましょう。
子供用の帽子や野球帽などは、壁に壁にワイヤーネットを設置してS字フックをとりつけてかけるようにするとよいでしょう。
置いて収納したいのであれば、コの字ラックを組み合わせることによって下の帽子をつぶさずに収納できます。
お気に入りの帽子を長持ちさせたいのであれば、しっかりとお手入れし、上手に管理するようにしましょう。
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