言葉の意味からニュアンスそして解決策まで

言葉の意味からニュアンスそして解決策まで│イミペディア

母親が起こすヒステリック。対処方法と自分へのケアについて

2018.1.28

母親のヒステリックが異常だ。
激高している母親を目の前に、どのように対処すればよいのか、困ってしまいますよね?
自分は、とにかく冷静さを保つように、努力してください。
それから、母親をしかるべき医療機関へ、受診させること。
そして、自分もプロのカウンセラーや、心療内科医に話を聞いてもらうようにしてください。

母親のヒステリックが止まらない。そんな時の対処法はありますか?

母親が、ヒステリックになっている時には、どのように接すればよいのでしょうか?

まずは、母親の話をよく聞いてあげてください。
ツッコミどころが多く、支離滅裂な話だとしても、聞き役に徹するようにしましょう。
そうすれば、母親は自分の中にあった、イライラの原因を吐き出すことができ、落ち着くことができると思います。

話の途中に暴言を吐いたり、覚えのない非難を受けるかもしれません。
でも、話の内容を否定したり、ツッコんだりしてはいけません。
話の内容を、あなたの常識でとらえてしまうと、とても辛い思いをすると思います。
ですから、話の内容は右から左に、受け流すようにしましょうね。
話している内容は、関係ありません。
「話すこと」「発狂すること」が母親にとっては、重要なのです。

ヒステリックをおこしている母親も、正直、自分が何に腹を立てイライラしているのか、正確にはわかっていないでしょう。

ですから、会話の中で怒りやイライラを吐き出させてあげることが、ヒステリックを納める一番の方法だと思います。

母親のヒステリックには、平常心で対処するように心掛けて

母親のヒステリックが、あまりにもひどい時には、距離を置くことも必要です。
母親を思うあまりに、どうにかしてあげたいと思うかもしれませんが、こういった心の不安定さを、素人がコントロールしようとしてもうまくはいきません。

物質的に、距離を置くことも大切ですが、心理的にも距離を置くようにしましょう。
見放すようで、罪悪感を覚えてしまうかもしれませんが、あなたの精神衛生を保つためには必要なことです。

最終的には、母親と一生関わり合わないという覚悟が、必要になるかもしれません。
ですが、これは仕方のないことです。

産み育ててもらった、母親には変わりはありませんが、親だからと言って、子供によい影響だけを与える存在であるとは限らないのです。

親だからこそ、子供に悪影響をダイレクトに与えてしまうのです。

母親のヒステリック。冷静に対処できたら落ち着きます

母親がヒステリックの時には、母親自身も自分で自分を、コントロールできない状態です。
いつまでも、ギャーギャー言い続けている母親を目の前に、あなたも平静を装うことができないと思います。

ですが、絶対にあなたも感情的になって、母親と対峙するような事態だけは避けるようにしましょう。

冷静さを失って、ヒステリックになっている母親に対して、同じような態度をとれば火に油を注ぐのと同じこと。

ここは、頑張って冷静さを保ち、正気を取り戻すまで待ちましょう。
母親のヒステリックな波長に、飲み込まれないようにするには、かなりの忍耐が必要になります。

ですから、母親が吐く暴言や被害妄想のような話に、いちいち反応しないように頑張ってください。

母親の心の中にある「ヒステリックの素」が、全部吐き出されたなら、落ち着きます。
それまでは、石の心で耐えてください。

母親のヒステリックを改善する道はあるはず

「目の前にいる人間に、よくそんなことを言えるな…」
と、いうようなことまで、ヒステリックにまくしたてますよね?

母親がイタズラや悪い事をした子供に「怒る」「叱る」ことは当たり前のことです。

ですが、心が病んでいる母親は、根拠のないことで怒り狂ったり、子供のことを責めてきたりします。

常軌を逸した、ヒステリーをおこす人には、その暴言に隠された不安な気持ちや、イライラの元にある悲しみや苦しみを、くみ取ってあげる必要があります。

ですが、こういった行為はやはり、医師や、プロのカウンセラーでなければ対処できないでしょう。

病人扱いされたくないと、激高するかもしれません。
ですが、処方薬により、症状が改善する場合もあります。
こういったヒステリーの状態を繰返すと、うつ病を発症したり、他の精神障害を引き起こしてしまう、可能性があります。

対処に難しいと思われますが、根気よく改善への道を、探すように頑張りましょう。

心が疲れ切ってしまう前に

ヒステリックに付き合うと、心が消耗しますよね。
他人なら、関わり合わないという選択肢もありますが、同居している母親なら無理ですよね。

精神科へ受診したなら、解離性障害または、身体表現性障害という、病名が付くかもしれません。

「あの人は怒りっぽいから」とか「本当に短気だよね」などでは、済まされる話ではないかもしれません。

ヒステリーをおこす人には、生まれ育った環境が、大きくかかわっているようです。

幼少期に受けた虐待経験が、大きくかかわっているようです。
虐待されると子供は「親から必要されていない」と感じます。
そして、そういった感情を、感じないために現実逃避を、するようになります。
そういった幼少期を過ごすと、大人になってから、解離性障害などを発症する確率が、高くなるようです。

そして、こういう影響は負のループ。
子供の子供にまで影響を与えてしまうものです。

母親を精神科へ受診させることも大切ですが、あなた自身も心療内科を受診するようにしましょう。
自分では感じていなくても、相当のストレスを受けながら生活し、育てられています。

センシティブな問題でもありますので、だれかれかまわずに相談することもできないでしょう。

プロのカウンセラーや、心療内科医へ自分の身に起きていることを、素直に話してみてください。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

意味ペディア編集部

意味ペディアは、言葉の意味だけでなくニュアンスや解決策など、知りたい言葉を個人的見解も含めて解説するメディアです。調べ物の参考程度にお読みいただくことをおすすめします。

WEB SITE : https://imi-pedia.com/

 - 夫婦・家族