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人生は選択の連続。選択ミスを嘆いても得るものはない!

2018.1.28

人生の選択において『選択ミス_02』は存在しません。
時間は戻すことはできませんし、後悔したり、悔やむ人はどの道を進んでも、同じ感想を持つことができません。

人生に選択ミスはありません!
他の道はないのです。
自分が選んだ道をひたすら信じて歩き続けるだけです!

人生、行き詰った時に、選択ミスしたと後悔してしまう

何を求めて人生を歩み続けるのか。
自分の中で、人生の最終目標はありますか?

人生は必ずしも、舗装のかかった歩きやすい、平坦な道が続くとは限りません。
道なき道を、進まなければならない時もありますし、ようやくたどり着いた先は川辺で、向こう岸に渡る橋が架かっていなかったりすることもあります。

そんな時に「こっちに進まなければよかった」なんて、自分の選択ミスを嘆いていても、歩みを進めることはできません。

草が生い茂る道なら、カマで草を刈りながら進みますか?
それとも、どんな獣道でも歩み進められる丈夫なスニーカーを履いてどんどん歩き続けますか?
はたまた、誰か他の人が助けに来てくれるまで、先に行くことはしませんか?

違う道は存在しません。
進み方が違うだけです。

早く進むことが成功につながることもありますし、3番手位についた方がいい場合もあります。

人生において選択ミスは存在しない!

「A」と「B」
あの時、「A」ではなく「B」を選択していれば…

こんなことを考えても仕方ありません。
今、置かれている立場に嫌気がさしていたり、物事がうまく運ばない時に、人は「後悔」します。
そして、人生の分岐点で歩み進めた道を「選択ミスだ」と感じてしまうのです。

でも、本当はどうなのでしょう。
今歩んでいる道以外の道は、自分には用意されていないのではないのでしょうか?

この道しかないんだと思います。

あの時こうしていれば…
あの時、あの人と別れていなければ…
あの時、大学に合格していれば…
あの時、希望の就職先に就職できていれば…
あの時、あの時、あの時…

現状を改善しようとせずに、ありもしない他の人生のことを考えてしまう、思考回路を改めないと、いつまでたっても人生が開けることはありませんよ。

人生の選択ミス。成功と失敗

「成功」と「失敗」

これって「今の時点では」の話ですよね?

その時は「成功した!」と感じても、1年後、実は転落への入口だった…
なんてこともあるかもしれません。

「A」に向けて努力したけれども、達成できなかった。
失敗したと感じ、後悔したけれど、三年後その失敗だと思ったことが、実は大きな成功につながったということもあるでしょう。

成功も失敗も、とらえ方によっては逆になることもあるし、月日が経つと「あの時の失敗は結果的に、失敗でよかったんだ」と思える時が来るかもしれません。

結果だけにとらわれずに、経過と結果をじっくりと考察してみましょう。

「あの時○○していれば…」

こんなことばかり考えても、人生のスキルは上がりません。

選択ミスではなく、物事の考え方と、とらえ方

あの時、違う選択をしていれば…

と、後悔する人は、どんな選択をしても後悔するのです。

だって、どの道を歩み進んでも、歩み進む人は変わらないのですから。
変えるべきは道ではなく、考え方や思想ですよね。

後悔したり、くよくよする人はどんな立場に立たされても、愚痴を言ったり、不平不満を言い続けるでしょう。

前向きで、努力することを惜しまない人は、どんな環境に置かれても、どんな逆境が訪れても「後悔」ではなく「改善策」を考え練ることでしょう。

違う道はありません。
人生に選択ミスはありません。
ミスを招く自分がいるだけです。

そして、人生は自分の行動に伴った結果が、必ずしも得られるということはありません。
自分に全く関係ないことの、責任を取らされることもあります。
こういった人生の局面に置かれた時には「選択ミス」を後悔することはできません。
人生の不条理さを、存分に味わうことしかできないのです。

また、反対に「たなぼた」的ことに遭遇してしまうこともあります。
人生のご褒美なのか、たまたまなのかはわかりません。

ですから、自分が思うような道を思うように進めることは、できないということを知る必要があります。

苦労して木を育てたとしても、雷に打たれてダメになってしまうかもしれません。
そんな時「こんな場所に植えなければよかった」と後悔しても仕方ありません。
「雷に打たれてダメになるかもしれないから、1本ではなく10本植えよう」と学ぶべきなのです。

選択ミスを嘆いても、得るものは何もない

誰しも深く、深く、後悔して、今まで歩み進めた道を悔やむことはあるでしょう。
あの時、この道を選んだことは正しかったのか?
あの時、この道を進まなければこんなことにはならなかったのではないのか?

後悔しても、時間を戻すことは絶対にできません。

二度とこんなにも激しく深い後悔をしないためにはどうしたらよいのでしょうか?

後悔したり、選択ミスを嘆いているだけではまた、同じような失敗やミスを繰り返すだけです。

失敗から学ぶことができれば、同じようなミスは繰り返さないはずですし、もし、失敗してしまっても対処法や回避することができるでしょう。

失敗やミスを「人生の選択ミスだ」と嘆いても、成長にはつながりません。
「人生、こんなこともあるんだ」と学び、二度と同じような失敗を繰返さないスキルを身に付けましょう。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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