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赤ちゃんと言葉の練習をするときのポイントやコツを紹介します

2018.1.30

赤ちゃんの言葉を伸ばす練習にはどんなものがあるのでしょうか?

赤ちゃんの言葉の学習はいつからはじまっている?いつから始めるべきなのでしょうか?

赤ちゃんに言葉の練習をするときのポイントやコツについて紹介します。

赤ちゃんの言葉の練習は生まれたときから始まっている?

赤ちゃんが言葉を学習しだすのは、早ければ生後2ヶ月頃と言われています。生後2ヶ月頃から、「クー」や「アーウー」などのような声を出します。口やのどを制御することによって発することをクーイングと言います。言葉の発達となるクーイングが早ければ生後2ヶ月頃から始まるのです。言葉に意味はありませんが、言葉に近い発音をするようになっていきます。

生後3ヶ月ごろから赤ちゃんは、言葉を覚え始めると言われています。赤ちゃんの言葉の学習は、生まれてすぐではなく胎児のころから始まっているとも言われています。お腹の中にいるときの記憶も、言葉を聞いているのかもしれませんね。

お腹にいるときには、声帯自体がまだ未成熟です。肺呼吸をしていなので言葉を発することはできません。言葉を発することはできませんせんが、脳で言葉を認識しはじめているのかもしれません。

赤ちゃんは、お母さんの声が大好きです。お腹にいるときから、声をかけてあげるといいでしょう。

赤ちゃんの言葉を練習するには絵本がおすすめ!

意味は理解していなくとも、言葉を発することがなくとも赤ちゃんは聞いています。できるだけ、赤ちゃん向けの絵本を読み聞かせてあげるといいでしょう。

赤ちゃんに分かりやすい表現や好きな擬音語、繰り返しなどが上手に使われている赤ちゃん向けの絵本は、言葉遣いも優しいので参考になりますね。

赤ちゃん向けの絵本は、意識しなくともゆっくりしたスピードで読むかと思います。そのゆったりした気持ちが赤ちゃんにも伝わるのかもしれませんね。

イラストを指差しながら、読むのもいいでしょう。赤ちゃんは、擬音語のほうが伝わりやすいこともあるので、帽子をかぶろうねよりも帽子をポンというように話かけるといいでしょう。

赤ちゃんと会話をすることができない代わりに、気持ちを代弁してあげるのもおすすめです。赤ちゃんが笑っているときには「ニコニコだね」、ぐずっているときには「おねむかな」などのように赤ちゃんの様子を描写するといいでしょう。

日常にできるお母さんと赤ちゃんの言葉練習

赤ちゃんの発声や発語の練習は、なにも何かを特別にしなくとも食事や歯磨き、遊びなどを通じて、舌・唇・あご・喉など口の機能を発達させ運動させることができます。

日頃の生活や遊びが発声や発語の練習となるのです。口の機能は食べることによって発達していくので、舌やあご、唇を動かすような離乳食を意識して用意するといいかもしれません。

離乳食に慣れてきた頃からは噛み応えのある物や手掴みできる物をあげてみてください。発達の度合いに応じて食事のバリエーションを変えたり増やしていきましょう。

歯磨きやうがいも口の中の感覚を高めてくれます。口の健康や衛生上の面だけでなく、お母さんがハミガキの仕上げをすることによって舌や唇の運動となります。

遊びの中でも、口の機能を発達させることができるでしょう。にらめっこ遊びは、舌を出してみたり口を大きく開けるのもおすすめです。息をフーッと吹く、歌を歌うこともいいですね。口を使った遊びを多く取り入れることで、舌を使った発音に役立ちます。お母さんの顔を見て赤ちゃんは真似をします。できるだけ、大げさにしてあげるといいかもしれませんね。

赤ちゃんの言葉の練習はやっぱりママがお手本!

赤ちゃんがしゃべるようになるには、できるだけママがたくさんしゃべるといいでしょう。赤ちゃんは、周りの人の言葉を聞きマネをするようなり喋れるようになるので積極的に赤ちゃんに話しかけましょう。赤ちゃんの上手く声にならない喃語に耳をかたむけましょう。意味はわからなくとも、コミュニケーションを取ることが大切なのです。聞いてもらえていることが赤ちゃんに伝われば、もっと話そうという気持ちになるのかもしれませんね。

赤ちゃんに話すときには、ゆっくり、ハッキリと発音するように心がけましょう。あまり、赤ちゃんに向かって早口で話しかける人はいないと思いますができるだけゆっくり話かけるといいでしょう。

話すときのポイントは、単語と単語の間をあけると赤ちゃんは言葉としてわかりやすいようです。

長く話かけるよりも、2語・3語で話しかけるといいでしょう。1語がわかってきていたら、2語・3語と増やしていきましょう。また、これやあれといった言葉ではなくワンワンやにゃんにゃんのように具体的な物の単語を話してあげましょう。

赤ちゃんが言葉を話すようになるきっかけをつくってあげよう!

赤ちゃんに話しかけられる対象は、お母さんやお父さん、兄弟や祖父母など家族となりますが乳幼児にとって一番の興味対象となるのはやはり似た月齢や年齢の子と言えるでしょう。

同年代の子供や兄弟が多ければ多いほど、発語が増えやすいそうです。保育園にいっている子は、言葉を覚えたり色々なことができるようになるのはこのためなのかもしれません。

大家族であれば、そのぶん話しかけられることも多く言葉を聞くきかいも増えますよね。このような刺激を受けることが言葉の練習となり発達するのを助けているのでしょう。

赤ちゃんが嬉しがるリアクションをとることで、どんどん言葉を発するようになるように笑うことや返事をする、抑揚をつけるなども発達の刺激となります。

お母さんと赤ちゃんと、二人で会話することに疲れてしまったときには児童館などを利用したり同じ月齢の子が集まるようなサークルや催しに参加するのもいいかもしれませんね。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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