大学の先輩とご飯に行ったときのお会計作法やご飯に誘う方法

大学の先輩とご飯に行ったときのお会計はどうしたらいい？

「大学時代に割と後輩におごる機会がありました。今も会社の後輩におごったりしていますが、おごられるのが当たり前という態度でいられるよりは、財布を出したり払うそぶりをしてくれた方が、また誘いたいと思いますね。

私は自分から後輩を誘った時は、最初から自分が全額負担すつもりでいます。例え後輩が支払うふりさえしなくても怒ったり失礼だとは思いません。

自分が先輩と食事に行ったときは、先輩がおごってくれるんだろうと思っていても先輩が財布を出したり伝票を持ったタイミングで払うそぶりはします。

もしもいつもおごってもらうのは悪いと思うなら「いつもご馳走になっているので、今度は私が払います」と言ってまたご飯に行ったら良いと思います。

そう言っても払わせてくれない可能性もありますが、美味しそうに食べて懐いてくれる後輩は可愛いので、それでいいと思います。」

「支払いの時に後輩と割り勘にしている姿を見られたくないと思う人もいると思います。特に先輩が男で後輩が女の場合は。

私は、席を立つ前かお店を出た直後などレジ前ではないところで半額くらいのお金を渡すようにしています。もしもお会計額が分からない場合は、財布を出しながら「おいくらでしたか？お支払いします」と声を掛けると良いと思いますよ。

おごってもらったことにお礼をしたいと思うなら、品物とかよりも「またお茶かご飯に行きましょう。先日ご馳走になったお礼に今度は私におごらせて下さい！」と行った方が、きっと相手は喜ぶと思います。

気になる大学の先輩をご飯に誘うポイントとは？

例えば大学のサークルに気になる先輩がいて、もっと親しくなりたいと思っている人もいるでしょう。

サークルといえば飲み会ですよね。そこで何とか仲良くなるきっかけが欲しいと思う人もいると思いますが、サークルの飲み会があっても大人数の飲み会の場合もあります。

そうすると、お目当ての人と交流出来るとは限らないし、交流できても短時間しか交流できなくて親睦を深めるのが難しい場合もあります。

そのため、気になっている先輩と仲良くなりたいと思うなら、少人数の飲み会やご飯に誘う所から始めましょう。

例えば「先輩！今日サークルの仲間何人かとご飯に行くんですけど、一緒にどうですか？」と誘ってみましょう。

ちなみに、確実に先輩とご飯に行きたいからと言って何週間も前から予定を押さえるのはやめましょう。誘う時にもポイントがあります。

・何週間も前から誘うのではなく、先輩の時間に余裕がありそうな時を狙う
・先輩が金欠の可能性もあるので、安価なお店を選ぶ
・毎回遅くなるのが恒例になると断られる確率が高くなるので、早めに切り上げる

お店は雰囲気を重視するよりも、安くて気軽に入りやすいお店を選びましょう。先輩は自分達よりも何かと忙しいので、いつも遅くなってしまうと面倒くさがられて断られてしまう可能性があります。先輩が率先して遅くまで飲みたいタイプでなければ、「今日は早めに終わる予定なんですけど、どうですか？」と誘う時に早めに終わる予定だと伝えましょう。22時くらいまでに解散する飲み会なら気軽に参加しやすいと思います。

お酒が入ると人は開放的になりやすいので、少人数の飲み会は仲を深めやすいと思います。お酒が苦手な場合は、お酒の事を教えて下さいと甘えてみてはどうでしょうか。

大学の先輩にご飯をご馳走になった時のルール

「今日はおごるよ」と言われていたとしても、会計の時はお財布を出して支払いする意思があることを表しましょう。

先輩が「いいよ」と言ったら、お礼を言って財布をしまいましょう。これは男女関係ありません。

そして、お礼は3回言いましょう。
お会計かお店を出た時に「御馳走さまです。」
別れ際に「今日はご馳走になってしまって、ありがとうございました。」
帰宅後にメールか次回会った時に「今日は（先日は）ありがとうございました。ご馳走様でした。とても美味しかったです。」

相手がご馳走してくれているのだから、お礼を言うのが礼儀ですよね。出来ればこのタイミングで3回言えれば、あなたの気持ちも伝わりやすいと思いますが、最低でも1度はしっかりとお礼の言葉を伝えてください。

また、古風なタイプの男性の中には、女性や目下の人にお金を払わせることは男の恥だと考えるタイプもいます。そういう男性の場合は、店員がいる前で女性や後輩がお財布を出したりお礼を言うのは先輩に恥をかかせる行為だと認識している人もいます。

そのため、相手のタイプによってはお会計の時に財布を出して支払うそぶりを見せたり、店員の前でお礼を言うのは失礼になってしまいます。若い世代では少数派だと思うのであまり気にしなくても良いでしょう。

大学の気になる先輩と話してお礼にご飯に誘おう！

大学にいれば、気になる先輩に話しかけるチャンスは沢山あるでしょう。お互いに存在を認識しているなら特に。

先輩を見かけたら駆け寄っていって話しかけましょう。また、SNSなどで繋がって絡むのも良いと思います。

また、駆け寄って行って何を話せばいいか迷うと思いますが、話すネタはなんでも大丈夫です。先輩との共通の話題で話せれば良いですが、趣味を聞いたりするのも良いでしょう。学校近くのお店の話などをして、行きたい・食べたいとアピールするのも良いと思います。

先輩と後輩という関係を利用して何かを教えてもらうのもおすすめです。「教えてもらったお礼に」という口実があるので、お茶やご飯を誘うきっかけも作れます。

また、遊びに誘う時はいきなり二人きりで遊ぶ誘いよりも「みんなで遊びに行くので来ませんか？」と複数の方がOKを貰える可能性が高くなります。

遊びに行けるような関係になれば大学以外で会う事で、新鮮に感じて先輩が意識してくれる可能性もありますよ。

先輩から可愛がられたいならしてはいけない行動とは？

・いきなりタメ口で話す
・いきなり友達のように接する

親しき中にも礼儀ありという言葉がありますが、どんなに親しい間柄の人であっても守るべきマナーはあります。

例え、タメ口で話して友達のように振舞っても先輩に怒られないかもしれません。先輩の器が大きくて受け入れてくれているから怒らないのか、本当は「何コイツ？」と思っていても言わないだけなのか、先輩にしか分からないところです。

その先輩が怒らなくても周りにいる人は、あなたの事を「先輩に対してあんな態度をとるなんて」「礼儀知らずな人」という目で見ているかもしれません。

知らず知らずのうちに周囲からの評価を下げてしまっているのです。評価は信頼と深く関係しています。先輩に失礼な態度をとる人は周囲の人の信頼を失っている状態なのです。

周りの評価ばかり気にして行動するとただの偽善者になってしまう恐れもありますが、最低限のマナーを守る必要があることは理解しましょう。

あなたの信頼を失わないためにも、先輩に不快な思いをさせないためにも、礼儀を忘れないようにしてください。