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仕事がつらい…。無意識に涙があふれ出るのは○○のサイン

2018.2.10

仕事がつらい…
そう、感じながらも仕事を頑張っていませんか?
仕事に追われ、疲れすぎていて正常な判断ができていない状態ではありませんか?
無意識のうちに涙が流れるのは、うつ病の初期症状と言えます。

心のSOSを感じ取ってください。

仕事がつらい…。無意識のうちに涙が流れているのはうつ病のサインかも!?

労働時間が長かったり、休日出勤が続いたりと身体の疲労に加えて、職場環境や人間関係のストレスが重なると、精神的にダメージを受けることが多くなってきます。

ある意味、いい加減に仕事に向き合える人は、自分でガス抜きしながらも、常識の範囲内のストレスで仕事と向き合うことができるでしょう。

でも、責任感が強く、まじめで、何事にも真剣に取り組むタイプの人間は、つらい状況や立場だとしても決して弱音を吐かずに、何とか克服しようと努力し、我慢してしまう傾向にあります。

異常ともいえる大変な状況が、一時的なものならよいのですが、こういった状況が常用的になってしまうと、気持ちの面だけではストレスを支えられない状態になります。

無意識のうちに涙が流れる…
気付いたら涙が出ていた…

仕事がつらくて涙が出ることはあるでしょう。

しかしながら、無意識のうちに涙が流れるということはもしかしたら、「うつ病」のサインを身体が発しているのかもしれません。

仕事がつらい。無意識のうちに流す涙の意味とは?

無意識のうちの涙が流れていて…

こんな時は、知らず知らずのうちに「うつ病」を、発症しているのかもしれません。

涙には様々な役割があります。
目を保護するための役割はもちろんのことですが、精神のバランスを保つためにも涙が使われます。

わざと悲しい映画を観て、思いっきり泣くという、ストレス発散方法もありますよね?
このように、涙を流すことによって、心の中にたまったストレスや不安、プレッシャーなどを吐き出し、スッキリとさせる効果があります。

意識的に涙を流してストレスを発散させることは、精神安定にとっても有効な事と言えますが、無意識のうちに涙が流れるということは、身体からSOSのサインが出ているということです。

無意識に涙が流れるということは、ストレスが限界を感じ、脳が防衛反応として涙を流させて、精神のバランスを保とうとしているのです。

無意識のうちに泣いてしまっている、涙を流していることに気付いたのなら、それはうつ病の、初期段階にあると言えるかもしれません。

朝、起きるのがだるかったり、時間の感覚がわからなくなったりすることはありませんか?
仕事以外の時は、常にイライラしていませんか?
朝、嘔吐してしまったり、頭痛に悩まされてはいませんか?

このような症状がある場合は、迷わずに心療内科を受診しましょう。

仕事がつらいと感じても休めない…。流れる涙は心の悲鳴

仕事が激務で、ストレスを抱えたまま頑張って働き続けた結果、うつ病を発症してしまった友達がいます。

今は、適切な治療を受けて、うつ症状は改善されましたが、当時のことを振り返ってこう話してくれました。

残業が深夜までと言う日が、長く続いたそうです。
タクシーで家に帰る途中、疲れたと思いながら車の窓から、流れる風景を眺めていた時に、涙を流していることに気付いたそうです。
つらいとも、悲しいとも感じたわけではなく、ただ単に、疲れにまかせてボーっと窓の外を眺めて、タクシーに乗っていただけだそうです。
涙に気付いたとたんに猛烈に悲しい気持ちになり、タクシーの中で嗚咽が止まらなかったそうです。
駅を歩いていた時に、すれ違う人とぶつかり「ゴメンナサイ」と声を掛けられた途端に涙があふれたり、コーヒーを買い、店員さんから「ありがとうございました!」と挨拶されただけで号泣してしまっていたとか。

これはもう、感情をコントロールできる、精神状態ではありませんよね?
この状態が少し続いた後に、身体にだるさが出始めたそうです。
そうなると、気持ちが頑張っても、身体が言うことを聞かなくなってしまうそうです。

【セルフチェック】あなたの朝は、どんな朝?

さぁ!今日も一日仕事頑張るぞ!
と、気合を入れて一日をスタートさせたいですよね?

ですが、朝、目が覚めても起き上がることができなかったり、仕事へ向かう支度をし始めたとたん猛烈な吐き気をもよおしたり、朝食を摂っている最中に涙があふれ出てしまったりしていませんか?

どんな仕事もストレスフル。
仕事にはストレスがつきものです。

大人なんだから、イヤな事があったってそれを我慢して乗り越えるのが、社会人としての努めだろうとはわかってはいても、身体が、心が拒否反応を示してしまうこともあります。

ストレスや不安、トラブルなどと上手に付き合える人もいます。
ですが、そういった負の出来事と、上手に付き合えない人もたくさんいます。
これは大人や子供と言うカテゴリーで分けられることではありません。

ですから、心が弱ってしまったら、何もかも投げ出して休んでいいんですよ。

次のような症状がある場合はプロのカウンセリングを受けましょう

ストレスを解消しようと、休みの日にたっぷり寝たり、ショッピングに出かけたり、スポーツを楽しんだりしても根本的な問題の解決にはなってはいませんよね?

もしも、ストレスを解消しながら、仕事を続けられるような状態ならよいのですが、知らず知らずのうちに涙が出ていたり、しっかり寝たはずなのに疲労感一杯の朝を迎えたり、夜布団の中に入っても何時間も寝られなかったりすることがあるのなら、根本原因を改善しないことには問題は解決しません。

心も、身体も、頭も疲れている状態だと、正常な判断ができなくなります。

プロのカウンセラーや心療内科を受診して、相談するようにしましょう。
きっと、自分が思っているよりも、心が悲鳴を上げていますよ。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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