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1dayタイプのコンタクトレンズを連続使用すると危険!

2018.2.13

1dayタイプの使い捨てコンタクトを使用している方も多いと思いますが、つい連続使用してしまいたくなりますよね。

しかし、そんな間違った使い方をしてしまうと、最悪失明する危険性もあるって知っていましたか・・・!?

1dayタイプのコンタクトレンズの正しい使用方法をご紹介します。

1dayコンタクトレンズは、連続使用すると危険ってホント!?

・眼科で、コンタクトの担当をしていたことがあります。外したレンズを顕微鏡で覗くと、1dayタイプのコンタクトにはたくさん汚れが付いていることがわかります!もう、真っ白なんです。顕微鏡で見なくとも、外した時に光に透かしてみると汚れているのがわかるかと思います。1dayのコンタクトを連続使用するというのは、同じ下着を何日も使っているのと同じようなものですよ。

・同じように見える2weekのコンタクトですが、こちらは連続で使用が出来るように丈夫な作りとなっています。そして、洗えるようにもなっているのです。

しかし1dayはとても薄く作られており、耐久性もありません。洗うように作られていないので、捨てるしかないのです。つけっぱなしということであれば、2日くらいならなんとかもつかもしれませんが・・・失明などのリスクが伴うことを忘れないでください。

・1dayではありませんでしたが、コンタクトの使用によって角膜が傷ついた経験があります。目で見てもわからないような小さい亀裂が入っていることに気が付かずに付けてしまっていたのです。コンタクトの度を調整する為にたまたま眼科へ行った時にわかったので、早期発見出来て大事にはいたりませんでした。しかし、そのまま付けていたらと思うと・・・恐怖です。

1dayコンタクトを連続使用すると、最悪失明する可能性も・・・

1dayタイプのコンタクトというのは、一度外したら再び付けることを想定して作られていません。触った時点でわかるかと思うのですが、とても薄くて擦り洗いに耐えられるようなものではないのです。

だからと言って擦り洗いもせずに洗浄液に浸けて、翌日また使用するという人もいます。しかし汚れが付着したままのコンタクトを再び目に入れることで、感染症を引き起こしてしまう危険性があるのです。

感染すると、充血や目ヤニ、目の痛み、まぶしさを感じることがあります。緑膿菌やアカントアメーバに感染すると、更に重症化してしまう可能性もあるのです。

この緑膿菌(りょくのうきん)というのは、自然に存在する常在菌の一種です。こちらは進行速度がとても早く、角膜に穴が開くこともあります。

また、アカントアメーバはアメーバの一種で、土壌に住む微生物のことです。このアカントアメーバに感染すると、角膜が濁って目が見えづらくなります。そして最悪の場合、失明に至ることがあるのです・・・。

マネしちゃいけませんよ!1dayコンタクトを連続使用した私の実体験

1dayタイプのコンタクトを、1日とは言わずに数日使いたい・・・。そんな思いを抱えている1dayコンタクトユーザーも多いのでは?

だって使い捨てずに2日使うことが出来れば、それだけでコストが1/2になるのですから!まぁ正確に言えばレンズケアをする為の洗浄液なども必要になるので、もう少しかかるかとは思いますが。

そこで私、実は試してみたことがあるんです。もちろん今はそんなことしていませんよ?昔です。まだ学生だった頃の話です・・・。

当時、1dayタイプのコンタクトを使っていた私は、一体何日連続で使用することが出来るのか試してみたのです。すると、私の場合は2日が限界でした。

それにも理由があって、なんと私!レンズケアを水道水でしていたのです・・・。だって、1dayのコンタクトをずっと使っていたから、洗浄液も持っていなかったんです。かろうじてレンズケースだけはあったので、それを使用していました。

この為にわざわざ洗浄液を買おうとも思わず、そんな危険なことをしていたのです。

今考えたら、ヒヤッとします。当時の自分をビンタしてやりたいくらいです。

コンタクトの装着時間にも注意が必要です!

朝から夜遅くまで、コンタクトレンズを付けっぱなしという方も多いのではないでしょうか。コンタクトの種類や、その人の目の状態によっても装着できる時間というのは異なりますが、一般的には12~16時間が目安とされています。

角膜には血管がなく、眠っている間にも涙などを通じて酸素を取り入れています。その為、装着時間を守らなければ目も酸素不足に陥って、抵抗力が弱まってしまうのです。そうして感染症を引き起こしやすくなったり、角膜内部の細胞の数が少なくなってしまうこともあるのです。

連続装用タイプのレンズの場合、眠っている間でもコンタクトを付けたままにしておけるものもあります。しかしその場合でも、事前に眼科できちんと検査をしてもらって、目の状態を確認してから、医師の指示に従って使用しなくてはいけません。

そして連続装用できる日数というのもその人によって異なりますので、きちんと医師から言われたことを守るようにしましょう。

1dayタイプのコンタクトは、こんなところが良い!

使い捨てコンタクトレンズにも、様々な種類のものがあります。

1day(1日)・・・1ヶ月間で両目60枚
2week(2週間)・・・1ヶ月で両目4枚
マンスリー(1ヶ月)・・・1ヶ月で両目2枚

といったような種類が一般的です。
使用枚数で考えると、やはり1dayタイプが圧倒的に枚数は多いのでその分コストもかかります。

確かにそうですよね。マンスリータイプを1枚使うのに比べて、かたや1dayタイプであれば30枚も消費するわけですから。

しかし、だからといって価格が30倍高いというわけではありません。そのブランドによっても異なりますが、だいたい5~6倍くらいのことが多いでしょう。

有名ブランドであれば、1dayタイプ両目3ヶ月分で大体15,000円くらいなのに対し、マンスリータイプであれば両目3ヶ月分で2,500円くらいで済むのです。

このように値段だけで比較すると、1dayタイプのコンタクトレンズは高すぎるようにも感じますが、その分メリットもあります。
例えば、毎日新しいレンズの使用が出来る為清潔だったり、洗浄する手間が無かったりということです。洗浄しなくて済むので、洗浄液のコストもかかりません。

旅行に行く際などにも、1dayタイプのコンタクトはとても便利ですよ。使う分だけを持って行けば良いのです。重たい洗浄液なんて持っていく必要が無いのです。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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