カビは除去できる?大切な家具にカビが生えてしまった時の対策!
2018.2.13
家の家具にカビが生えてしまっていた時ってショックですよね!
すぐに買い替えられるものでもないからできればカビを除去したいと思うのが普通なのではないでしょうか?
今回はもしも大切な家具たちにカビが生えてしまった時の除去の仕方などをご紹介していきます。
この記事の目次
家具にカビが!?カビを除去する前に!どんな家具がカビやすい?
1家庭で使用している家具というのは一般的にどんなものがあるのでしょうか?
ソファ・ダイニングテーブル、センターテーブル・食器棚・テレビ台・本棚・下駄箱・勉強机・ベッド・タンス
などがありますよね!
お家の中で家具というのはとても大切で、家に住む人にとっては、なくてはならないものです。
しかし、そんな大切な家具たちにカビが生えていた…!なんて経験したことはありませんか?
家にある家具はどんなものがカビやすいのかご紹介していきます。
ベッド・タンス・下駄箱・食器棚・ソファはカビやすいです。
どうしてカビやすいのでしょうか?
それは家具を設置した時の位置等に問題があります。
家具にカビを生やしてしまう最大の原因は不十分な換気です。
大体60%の湿度が保っていて、10度から35度の間の温度はカビが発生しやすい環境になっています。
尚且つホコリやフケ、人の皮膚や髪の毛というのがカビの養分になりカビの発生を促します。
家具にカビが発生してしまった場合はどんな対策を取ればいいのでしょうか?
家具のベッドにカビが生えてしまったときのカビの除去方法と対策は?
ベッドは購入前からカビ対策をしておくのが理想的なのですが、マットレスやベッドのフレームにカビを生やしてしまった場合、どんな対処の仕方があるのでしょうか?
~マットレスのカビの除去の仕方~
ドラックストアなどで簡単に購入できる消毒用エタノールまたは、オキシドールを使用します。
カビが発生している場所に少し湿らす程度に付けていき、まんべんなく消毒液で湿らしたら、一時間ほどそのまま放置をします。
その後、ぬるま湯でゆるく絞った雑巾で薄めていくイメージで叩いて拭いていきます。
満足いくまで拭き取ったら、ドライヤーの熱風で乾燥させ、風通しのいいところに陰干しをしましょう。
マットレスはそんなに頻繁に買い替えるものでもありません。
天気のいい日に朝早くから取り掛かりはじめ、夜にはそこに寝なければならないのでしっかり満足いくまでカビの除去をしましょう。
マットレスのカビを除去した後は、次にカビを発生しずらい環境を作ることが大事です。
カビを発生しずらい環境は【換気】がとても大事になってきます。
休日にはマットレスを起し窓を開けた部屋や外で風に当ててあげると全然違います。
ベッドには収納付きのフレームやすのこがないベッドも中にはありますが、収納付きのベッドフレームなどは湿気が溜りやすい環境になりやすいですので、寝室の湿度、温度、換気に注意して定期的のメンテナンスをしましょう!
タンスにカビが…!木製の家具にカビが生えてしまった時の除去法は?
長年使っているタンスをちょっと移動させようとしたときにタンスの裏にカビがびっしり生えている!?という経験もあると思います。
木製のものに発生したカビってなんだかとれなさそうと思いがちですよね!
しかし最も簡単な方法でカビを除去する方法があるのです。
・まずはエタノールで殺菌していきます。
・毛先の柔らかい歯ブラシでカビを取っていきます。
・カビを歯ブラシで取ったら、掃除機で吸引します。
カビを除去する時は、必ずマスク・保護メガネ・保護手袋を装着して行いましょう。
カビの胞子というのはとても小さく、空中を舞うのでもちろん無意識に吸い込んでしまうこともあります。
吸い込んでしまうと、もちろん人体に影響を与えてしまいます。
カビの胞子を吸い込まないように事前に準備を怠らないようにしましょう!
ポイントとしては、
・カビを除去する時は人体を守るために準備をしっかりする。
・エタノールは70%エタノールを使用し、5分間殺菌する。
・タンスを傷つけないために、歯ブラシは柔らかい物を選ぶ。
・タンスのカビを歯ブラシで撫で落とすと、もちろんカビがポロポロ剥がれてきます。
それを排気口から粒子を吐き出さないタイプの掃除機を使用して一気に吸い込むと、カビは空気中に飛び散ることなく、除去することができます。
・最後に、日光に当て、乾燥させましょう。
カビの除去は天気のいい日めがけて行うと効率的です。
そして、この方法は木製家具に対して使える方法なので、本棚や、下駄箱といったものにも対応できるので、気になる木製家具にやってみてください。
ソファのような革や布製品のカビの除去の仕方は?
ソファのような洗えない製品に対してのカビはちょっと難易度が高いです。
例えば根が深くなってしまったカビに対してはプロの業者でもカビの除去は難しいとされています。
しかし、まだ根が浅く、初期のカビに対してはプロじゃなくても除去はできますのでその方法をご紹介していきましょう。
革製品に対してのカビの除去の仕方はメインで使うのは、掃除でも万能な【重曹】を使用していきます。
・重曹=3に対して。水=1の割合で混ぜたペーストをカビに塗っていきます。
・それを一晩放置しておくと、重曹は乾いて固まります。
・柔らかいブラシなどを使ってその重曹を取り除いていきます。
・ぬるま湯に付けた雑巾などを使ってカビが発生していた場所を拭き取ります。
※ここで革用のワックスなどがあれば、そのワックスを塗布して綺麗に仕上げると輝きが戻ります。
革製品には消毒用エタノールは使用しない方が良いのですが、消毒用エタノールを使用する場合は革の質感が変わってしまう事もあるので、エタノールを使用する前にあまり目立たない場所で一度使用してから、エタノールでカビ取りをしましょう。
家の家具にカビを生やさないようにするには毎日の”換気”が大事!
お家の中にはたくさんの大事な家具があります。
その家具を長く使うためには定期的なメンテナンスが必要になります。
頻繁に買い替えるということをしないものなのでできるだけカビなどのトラブルは避けたいものですよね!
カビを発生させないようにするためには、部屋の換気が第一です。
毎日新しい綺麗な空気を部屋に送り込みましょう。
そして、設置する時が壁に密着させない事。
せっかく風を通しても家具と壁が密着しているとそこには風が通らなくなってしまいます。
カビの発生のメカニズムを知って、最初からカビを生やさないお家にしていきましょう!
- 生活