イヤなカビ予防!カビを殺菌できるのはお湯の温度が○○度以上
2018.2.15
お風呂場などにはびこるイヤなカビ!
実は殺菌に有効な温度があるって知っていましたか?
カビを生えさせない為にはお風呂掃除の後に、熱いお湯をかける事がポイント。
その気になる温度についてご紹介いたします。
この記事の目次
カビを殺菌できる温度があります
カビっていやですよね~。生えてしまうと掃除が大変!
胞子を発生させるカビは、胞子からカビになるまでその期間は約1週間程度。
カビになる前の胞子の段階でしっかりと殺菌することが出来れば、お風呂場のカビも防ぐことが出来ます。
ではどうやって殺菌をするのかというと、方法はとっても簡単!
いつもの掃除に加えて熱いお湯をお風呂場にかけるだけでOKなんですよ。
ここで重要なのはその温度、50度を超える温度を目安にして下さい。カビを殺菌できる温度の高さでなければ意味がありませんよ。
毎日出なくても大丈夫なので胞子からカビになるまでの期間の間、最低1週間に1回行うとカビの発生が随分と違ってきます。
特にカビが生えがちなパッキンなどは念入りにお湯をかける事をオススメします。
カビの殺菌には温度以外にも重要なポイントが!
カビを殺菌する為にはお湯の温度が重要だという事をお話ししましたが、お湯をかけている時間によっても、殺菌できるかどうかが違ってきます。
50度以上のお湯を1分半かけ続けて下さい。この1分半も重要なポイントとなってきます。
いくら熱いお湯でも、一瞬かけただけではカビの胞子を殺菌する事は出来ません。
シャワーを使って1分半程度かけ続けることで効果が期待できます。
もちろん生えてしまったカビがキレイになるワケではありませんので、すでに黒ずみがある場合は市販のカビ取り剤などを利用してカビを取り除いて下さいね。
また壁や床などは比較的簡単に熱いお湯をかける事ができますが、天井となるとお湯がかかってしまって火傷などの怪我をする危険性も出てきてしまいます。
天井はキレイに汚れを取り除いた後は、塩素系漂白剤を水で薄めた物をモップに含ませて拭き取りをしましょう。
塩素系漂白剤はチョット・・・。という方は消毒用のアルコールでも大丈夫です。
1か月に1度は面倒でも天井のお掃除をすると、汚れが溜まりにくくなって大掃除の時に苦労をしなくても済みますよ!
カビが衣服についた時、アイロンでの殺菌温度は何度?
何だか服がカビ臭い!?そんな時は服にカビが発生しているのかもしれません。
衣服に付いたカビもアイロンなどを高温でかけることによって殺菌する事が可能です。
しかし低温でしかアイロンがけを出来ない生地にはこの方法向いていません・・・。
少なくても80度から120度程度の温度が必要ですし、もし生地的に問題がないのであれは200度を超えた温度でのアイロンがけだとより一層の効果が期待できます。
これほどの温度でも衣服に付いた胞子を根絶やしにする事は難しく、実は菌糸の殺菌しかできません。
もし胞子をアイロンで殺菌したいのなら、120度に設定したとしても1時間以上は必要となってしまうんです。これでは生地の方が先に傷んでしまいます。
また殺菌は出来ても、黒ずんでしまったカビの汚れを拭くから取り除く事は出来ません。
ではスッキリとカビの胞子からもサヨナラする為にはどうしたらよいのか?
それは漂白をする事です。
漂白剤を利用すれば殺菌と同時にカビの汚れを取る事も出来ます。カビの黒ずみが服に付着してしまっているなら、アイロンをかけてしまうとより繊維の中に入ってしまう事があるので漂白剤を利用してみるといいですよ。
色柄物には注意が必要ですけどね。
カビが発生する3つの条件を知っていますか!?
カビはお風呂場の物だけではありません。上記したように衣服に付く事や、家の中のいたる場所でも発生する確率はけっして少なくはありません。
カビが生育する為には温度、湿度、カビの栄養源とこの3つが不可欠となります。
生えてしまったカビは漂白剤などを利用して取り除くことが出来ますが、3つの条件がそろってしまうとまたすぐに発生してしまうでしょう。
カビを生えさせない為には、この3つを取り除く事。掃除をこまめにする事で違いが出てきますよ。
湿度が高く水が付くと乾きずらい場所は換気を行い、水分を拭き取ってしまう事が大切。
お風呂場は使用後、水分をモップやワイパーなどで取り除き換気扇を回す事でカビの発生を防ぐことができます。
その他にもカビが発生しやすい押し入れなどは、風通しを良くするために物を入れ過ぎない事。スノコなどを利用して風が通る隙間を確保すると良いでしょう。
また新聞紙などを利用して除湿をする事も出来ます。
しかし水分を吸い取ってしまうので新聞紙はこまめに取り換えて下さいね。
カビを発生させない為の最も簡単な予防法
カビが発生する条件は湿度、温度、栄養源の3つが揃った時というお話をしましたね。
逆に発生させない為には、その逆になればいいのですから湿度が多い場所は乾燥させる事。温度を高くしない事。掃除をして栄養源となるものを残さない事です。
このように条件を並べると面倒に感じますが、発生させない方法はとっても簡単。
換気をすることで室内の温度を下げる事ができますし、湿度も取り除くことが可能です。
お風呂を使用した後は必ず換気扇のスイッチをONにする。また窓を開けるだけでもカビ予防に効果が期待できるという訳です。
湿度の目安は60%を超えないようにする事。このラインを越えてしまうと湿度が高くなりカビが生えやすくなってしまうので要注意ですよ。
もちろん除湿器を使ってもOKです。
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