コートに使われる生地で一番暖かいのは?お勧めを教えます!
2018.2.16
冬の寒さを乗り切るのに欠かせないコート。今年の冬に向けて私も1着コートを新調しようかと考えているところですがコートの生地は何が一番暖かいのでしょうか?
コートについての知識がない私のために、コートの生地についての記事をまとめてみました。
同じくコートについて知りたい方!参考にしてください。
この記事の目次
コートの生地でとにかく暖かいものが知りたい!
素材だけで言えば「毛皮」でしょう。
でも今の時代、本物の毛皮なんて着ている一般人はいませんよ。
それなりに高級で保湿に優れているコートの生地は一番は「カシミヤ」でしょう。
そして「ツィード」「ウール」という順番です。
生地で言えばこうなりますが、寒さをしのぐのにはコートの形も大事なポイントになってきます。
ピーコートやトレンチコートのように前身ごろが広くボタンが2列になっているダブル・ブレストのものが一番暖かいでしょう。
ピーコートはもともと、極寒の地域で船の甲板で仕事をする水兵のために、トレンチコートは最悪な環境の中戦時中、陸軍のために開発されたものが始まりでどちらも寒さをしっかりと凌ぐためにと開発されているものです。
また、コートを選ぶときにカジュアルな場では素材はあまり気にはなりませんがフォーマルではカシミヤのコートを選ぶと間違いありません、。
コートの生地で暖かいのは「カシミヤ」と「ツイード」!
コートの生地で暖かいとされる「カシミヤ」と「ツイード」について詳しく見ていきましょう。
・カシミヤ
カシミヤは”やぎ”の毛です。ヤギの毛は1本1本が細く密度が高い毛で滑らかな肌触りが特徴です。
高級素材であることは有名で程よい光沢も魅力的ですよね。
カシミヤは摩擦に弱いので毛玉ができやすいのが難点。
暖かくて美しいけど毛玉ができやすいという特徴があるという事です。
ですから、カシミヤ100%のものよりも他の素材と織り交ざっている商品の方が使い勝手が良いかもしれません。
・ツイード
ツイードは素材なんですね。無知な私は柄の事だと認識していました。
詳しく調べてみると、ツイードは生地に厚みがあるため丈夫で保湿性にも優れているようです。
女性ですと可愛い見た目で好きな人も多いのではないでしょうか。どちらかというとカジュアルなものという印象ですね。
フォーマルでスーツの上に着たい時などは、スーツやネクタイの色を控えめにすると上品さが出てフォーマルでも十分通用するようです。
コートの生地で暖かいのはこの4つ!でも欠点もある?
1.ウール
ウールは羊の毛です。このウールも保湿性が高いので暖かいんです。
しわが付きづらいところが長所ですが、少々重みがあり着心地が固いところがあります。
着る時にドシっと重いのは、なんとなくクローゼットからの登場回数が減る原因になるのかもしれないですね。
2.カシミヤ
軽くて肌触りがなめらかな高級品。とても繊細な生地なので糸が切れやすく毛玉ができやすいなどのデメリットもあるものです。
汚れたからとガシガシ洗ってしまうとあっという間に生地が傷んでしまいますのでご注意ください。
3.アンゴラ
アンゴラという生地に使われている素材はアンゴラヤギやアンゴラウサギの毛を使用しています。
この生地の良いところは柔らかくて暖かく、カシミヤよりもお手頃価格で購入できるという事です。
欠点としては”摩擦に弱い”ので丁寧に扱わなければいけないところです。
気を付けていても腕の内側などは摩擦で擦れる事が多いのでそこの生地は傷みやすいかもしれませんね。
冬の定番、ダウンはやっぱり暖かい!良い品の選び方は?
ダウンにも高級な物から、お手軽価格なものまで値段にかなり差があります。
またダウンに使われている羽毛の種類によって価格や温かさに違いが出てきます。
商品のタグを確認してみると「ダウン〇%、フェザー〇%」と記載されているはずです。この場合ダウンが多いと温かくなり値段も高くなり、フェザーが多いと軽くて着心地が良いですがダウンに比べると温かさがやや劣るという特徴があるため、好みによって判断すると良いでしょう。
ダウンはサイズ選びも重要でタイトに着るかゆったり着るかでコーディネートの印象も変わります。
購入時には必ず試着をし、普段の服装の雰囲気に合うサイズのダウンを選ぶようにしましょう。
最近人気のアルパカ、その生地の特徴が知りたい!
最近日本でも人気のアルパカ。
私もつい先日動物と触れ合える施設でアルパカを触ってきました。
アルパカの毛は触ってみるとふかふかでとても気持ち良いことが分かりました。何より見た目が可愛らしい動物ですよね。
アルパカはペルーなどの標高の高い地域に生息しており、「ファカヤ種」「スーリー種」の二つの種類がいます。
アルパカの毛の特徴を説明しますと、毛はウールより少し太いですがとても柔らかくて滑らかな毛になっています。
赤ちゃんアルパカの毛は大人のアルパカよりも毛が細く1頭からほんの数100グラムしか採取できないので貴重であり高級なニットなどに使われています。
大人のアルパカの場合は1頭から採れる毛の量がおよそ3000グラムですので赤ちゃんアルパカの毛はどれだけ希少価値が高いのかよくわかりますね。
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