トイレの水垢や黒ずみ汚れは、この方法でキレイに落とせます!
2018.2.16
トイレにこびりついた水垢や黒ずみって、なかなか落ちないんですよね・・・。
そもそもなぜこのような汚れは発生するのでしょうか?厄介な汚れを落とす方法とは?
トイレの水垢や黒ずみ汚れをキレイに落とす方法や、予防法をご紹介します。
この記事の目次
トイレの水垢や黒ずみは、こまめな掃除で発生を防ぎましょう
たくさんの人が毎日のように使用するトイレは、汚れやすいものです。しかしほとんど使っていないトイレも、実は汚れやすいってご存知でしたか?
例えば一軒家で、1階と2階にそれぞれトイレがあるという家があります。いつも1階のトイレばかり使って、2階のトイレはあまり使用していない・・・そんな場合でも、気が付くと便器の中の水が溜まっている部分に黒ずみが出来ていたりするんです。
毎日使うトイレというのは、その分汚れた時点ですぐに気づくことも出来る為、掃除もこまめに行うことが出来ます。しかし使用頻度の少ないトイレは汚れに気が付くことも出来ないので、その分掃除をする機会も減ってしまうのです。そうしてどんどんカビや雑菌が繁殖していきます。
使用頻度が少ないトイレは、便器の中の水たまりにこの雑菌が繁殖することで黒ずみが付いてしまいます。通常、水道水の保存期間というのは約3~5日と言われています。そのため、1週間以上使っていないトイレというのは要注意です!
トイレの水垢や黒ずみ汚れを落とす方法
●便器の中の黒ずみ
水が流れ落ちていく部分や、水と空気の境目に黒ずみが付着していることがあります。この黒ずみというのはホコリが付いて固まったものです。その為、汚れてからあまり日にちが経っていないようであれば中性洗剤や弱アルカリ洗剤で落とすことが出来ます。
もし洗剤でも落ちないようであれば、研磨剤の入っているクレンザーなどを使用してください。クリームクレンザーは粒子が細かく、傷がつきにくいのでおすすめです。
それでも汚れが落ちにくいということであれば、最終手段です。紙やすりに水を付けてこすり落としてください。
しかし研磨剤を使うということは、目には見えないですが削り取っていることになります。その為、余計に汚れが付きやすくなってしまう可能性もあるので要注意です。
●トイレのタンク
トイレのタンクは直接的に汚物がかかるわけではない為、便器の中とは汚れの質が異なります。タンク内の汚れは水道水に含まれる成分が原因の場合が多く、洗剤だけでは汚れがなかなか落ちにくいのです。
漂白剤をトイレットペーパーに浸して、数分置いておいてみても汚れが落ちない場合は、クレンザーや紙やすりを使ってこすってみましょう。
水道の成分が原因の場合、還元漂白剤が効果がありますので、お湯をつかいながらの洗剤パックも効果が期待できます。
トイレの水垢や黒ずみの原因とは・・・
便器を覗くと、中の水たまりのフチに黒ずみが発生していることがありますよね。この原因は、カビなどの微生物やホコリです。これらが水垢と一緒になることで、落としにくい頑固な汚れとなるのです。
水垢とは水道水の中に含まれているカルシウムやマグネシウムなどが、水が蒸発した際に残ったものです。付着してすぐであればブラシなどを使って簡単にとることが出来るのですが、時間が経つとへばりついてしまい、落とすのが大変になります。
トイレの便器内にある黒ずみというのは、この水垢が作られるときにホコリやカビが一緒になって固まったものなのです。その為、落とし方というのは基本的には水垢を落とす際と同じです。
アルカリ性の汚れであるので、酸性の洗剤を使って中和させて落とすと効果があるでしょう。しかし、しっかりとへばりついた水垢は洗剤だけでは落とすのが難しくなってしまいます。そういった場合は研磨して、物理的にこすり落とすしか方法は無くなるのです。
トイレの黒ずみや水垢を落とす時はこうしよう!
黒ずみ=水垢です。水の中のカルシウムやマグネシウム、カルキ等が分離したものです。それが後に黒ずみとなっていくことがあるのです。
アルカリ性の水垢に対して効果が期待できるのは、酸性の洗剤です。よくあるものであれば、サンポールなどがありますよね。
やり方ですが、まずは薬剤がしっかりと浸透するように便器の水は抜いてしまってください。水を流した時に、手のひらと指で強く水を押し出してください。便器の奥は水を貯めるために少し高くなっているのですが、そこを越えて水を送ってあげてください。
そして酸性洗剤を便器にまんべんなくかけて、ティッシュなどでパック状にします。だいたい1時間くらい放置しましょう。そうすることで水垢が中和されて、汚れが落ちやすくなるのです。
耐水ペーパーとクリームクレンザーを一緒に使います。クリームクレンザーが潤滑剤の役割をしてくれるので、研磨剤が直接当たるのを防ぐ効果があります。
クリームクレンザーをたらして、耐水ペーパーで擦ってください。あまりゴシゴシすると便器が傷ついてしまう可能性がありますので、水垢を溶かしていくようなイメージで優しく擦ってあげましょう。
トイレの黄ばみには「酸」を使って撃退!
トイレの便器は、こまめ掃除していれば洗剤など使わなくともブラシで擦るだけで簡単にキレイになります。しかし、黄ばみや黒ずみがこびりつくと厄介で、汚れを落とすのも一苦労です。
そもそもなぜトイレが黄ばむかというと、原因は「にょう石」です。これは、尿の中に含まれる老廃物が二酸化炭素と反応することで出た、炭酸カルシウムが結晶化したものです。この結晶がアンモニアなどを吸収することで、臭いが出てきます。
このにょう石はアルカリ性なので、落とす為には酸を使って中和させるのが一番です。塩酸などが含まれる洗浄剤で掃除してください。
黄ばみがこびりついて落ちにくいようであれば、つけおき洗いをしましょう。黄ばみの上にトイレットペーパーを置いて、その上から洗剤をかけます。しばらく放置した後、ブラシなどで磨くとキレイに落ちるはずです!
もしこれでも汚れが落ちないのであれば、1000番くらいの耐水ペーパーを使って磨いてみると良いでしょう。
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