ボールペンのインクの洗濯方法!染み抜きの仕方について!
2018.2.17
仕事でボールペンを使う事が多く胸ポケットにいれっぱなしのまま洗濯してしまった…。なんて人もいるのではないでしょうか?
服にボールペンのインクが付いてしまい落ち込みますよね。
そんな時に自宅でできる染み抜きの方法があるのです。その方法や注意点などをご紹介していきます。
この記事の目次
洗濯の前にボールペンの染み抜きを!
ボールペンを使う事が多く胸ポケットに入れている人も多いですよね。しっかりペン先をしまったはずなのに出しっぱなしになっていて衣類にインクが付いてしまったなんてことも多いと思います。
そんな時に使える染み抜き方法をご紹介します。
まずは染み抜きする薬を作りましょう。ボールペンのシミは油性のシミの事が多いので、消毒用のエタノールを使います。
消毒用のエタノールと代所洗剤を1対1の割合で混ぜます。
次に、シミになっている部分を裏返してタオルやペーパーなどを敷きシミの部分に直接あたるようにします。
そして、シミをタオルに移すようなイメージで、作った薬を綿棒などにつけて上からトントン叩いてシミをタオルに移動させていきます。
移動が終わったら、シミの部分を軽く水ですすいでください。この時に輪ジミができてしまった場合は洗剤をつけてもみましょう。
シミが取れたら後は、その衣類に合った洗濯方法で洗濯し終了です。シミは洗濯の前に落とすのが基本です。気づいたときに染み抜きをするようにしましょう!
洗濯や染み抜きしても落ちない?ボールペンのインクには種類がある!
ボールペンのインクが衣類についてしまうとがっかりしてしまいますよね。そんなインクにも種類があるってご存知でしたか?
ボールペンのインクには3種類合って、油性インク、水性インクの他ゲルインクというものがあります。
油性のボールペンは比較的簡単に染み抜きすることが出来ます。
水性のボールペンの場合は家庭で染み抜きすることは難しいことが多いです。
そしてゲルインクですが、書き心地もよく発色も良いので人気のあるボールペンですが、衣類にインクが付くと染み抜きするのはとても難しいインクになります。
ゲルインクは固形の石鹸などでもみ洗いすると効果はありますが、完全に落とすことは難しいのでクリーニングに出すことをお勧めします。
このように衣類に着くと落ちにくいインクもあるので、仕事などの関係でボールペンをよく使う方は比較的落としやすい油性のボールペンを使うといいですよ。
染み抜きしやすいインクではありますが、時間が経てば経つほど落ちにくくなってしまうのでシミに気づいたときはすぐに対処するようにしてくださいね!
洗濯できない時にボールペンの染み抜きをする方法!
ボールぺンのインクで多いのは油性のインクだと思います。この油性のインクには消毒用のアルコールが効果的だという話を上でもご紹介しました。
最近では、除菌のために消毒用のアルコールを置いているところがありますよね。
このジェルタイプのアルコールでもインクの染み抜きをすることが出来ます。
タオルを当てて、ボールペンのついた部分を裏返し、この消毒用のアルコールを塗ってシミをたたき出しましょう。
また歯ブラシの先端を使うのも効果的です。歯ブラシでシャツの黒ずみなどを書き出すことが出来ます。
デリケートな素材の場合はブラシの部分を使うと衣類を痛めてしまうこともあるので、歯ブラシの裏のなめらかな部分でなじませて染み抜きします。
ボールペンのシミに歯ブラシを使う場合は歯ブラシの先端でトントンする感じで使うのがおすすめですよ。
ボールペンの染み抜き!注意点は?
染み抜きをするときにどんなことに注意するべきなのでしょうか?
絶対にやってはいけない事は「こすること」です!こすると衣類の繊維が傷み状況が悪化する可能性があります。最悪の場合修復できないような状態になってしまう事もあります。
その他、ウールやシルクなどの生地は要注意です。染み抜きをする薬で変色したり縮んでしまったりしてしまう可能性があります。
このような生地の場合は下手な事をせずにクリーニングに出すようにしましょう。
ボールペンのインクはエタノールの他にも、除光液や台所洗剤などの中性洗剤でも落とすことが出来ます。
除光液はプロピレングリコール類含有のものを使うようにします。
何より重要なのはシミになったインクの種類です。しっかり確認しそれに合ったものを選ぶようにしましょうね。
また、お気に入りの服や絶対に失敗したくないような場合には素直にクリーニングに出しましょう。
失敗した場合修復不可能になることも考えて染み抜きしてくださいね!
ボールペンの染み抜きする前に確かめよう!
油性のボールペンのインクの場合染み抜きしやすいという話を上でもしてきました。
どんな染み抜き方法を使う場合でも、染み抜きをする前にかならずやって欲しいことがあります。
それは、染み抜きする前に染み抜きする衣類の目立たない所で色落ちがしないか、衣類に変化がないかを確認してみましょう。
ここで、色落ちする場合は輪ジミができたり変色してしまったりしてしまいます。このような場合は諦めてクリーニングに出しましょう。
出来るだけ自分でと思ってしまいがちですが、変になってからクリーニングに出すと余計に手間をかけさせることになってしまいます。
無理だと思ったら、大事な服なら素直にクリーニングに出すようにしましょうね!
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