嫁の実家には帰省したくない！？嫁の実家での過ごし方対策

嫁の実家に帰省するのはストレスじゃない！？その理由とは

嫁が夫の実家に帰省する時は約7割の人がストレスを感じていると言われています。しかし、既婚男性に嫁の実家に帰省することはストレスに感じるかアンケートをとったところ、なんと7割以上の人がストレスに感じないという、嫁とは逆の結果が出ました。

続けて嫁の実家に帰省する際の滞在日数についてアンケートをとったところ、夫が嫁の実家に帰省してもストレスを感じない理由が分かるような気がする結果になりました。

嫁の実家に帰省した時の滞在日数は？

1位：日帰り
2位：一泊二日
3位：3日以上

1位と2位だけで約6割をしめています。つまり、多くの家庭が、妻の実家は日帰りか一泊二日という比較的短い滞在時間で済むということです。

それに対し、妻は夫の実家に帰省したときに2～3泊することも珍しくありません。この滞在日数の違いが、夫婦の実家に帰省した際のストレスの違いのようです。

なお、妻は自分の実家に長く滞在しても、夫はお盆期間など少し顔を出す程度というケースもあります。

嫁の実家に帰省したくないと思う理由とは？

・お互いが気を遣うから

嫁の実家で自分が気を遣うのは当たり前ですが、相手も気を遣っているのは分かります。お互いに緊張感があるので、疲れてしまうという意見があります。

「こちらも気を遣うし、お義母さんももてなすために食事など色々な事に気を遣ったりして疲れさせてしまうし、気を遣わせてるのにくつろげません」

・会話が弾まないから

男性は女性より世間話が苦手な人が多いです。ただでさえ気を遣う義理の親と会話が弾まず気まずい沈黙の時間ができてしまうこともあります。

「お酒も飲まないし、会話が弾ます、ただただ居たたまれない」
「義理の両親と会話が弾みません。お酒を飲めば打ち解けられるかもしれないけど、妻の親はお酒を飲みません」

・リラックスできないから

仕事が休みの日はリラックスしたいけど、嫁の実家ではダラダラしている訳にもいかずリラックスできません。

「お互いに気を遣っているからリラックスどころか疲れるし、お腹がすいても自由に間食もし辛い」

嫁の実家に帰省する時に気を付けたいポイントは？

嫁の実家へ行くとお客様扱いでチヤホヤされたとしても、そのお客様という立場に甘えるのはやめましょう。嫁の実家の親がチヤホヤしてくれるのは娘の夫だからで、お客様扱いされているからです。婿という自分の立場を理解し、謙虚で気配りを忘れないようにしましょう。

自分や自分の実家の自慢話などはせず、嫁を褒めるようにします。そして、自分は聞き役に回る事です。年配の女性は話を聞くよりも自分が話す方が好きなため、出来るだけ義母に話をさせてあげた方が会話が弾んでその場が良い雰囲気になるでしょう。

嫁が夫の実家に行ったときに食事の手伝いをするのと同じように、夫も嫁の実家に行ったときにはどっしり腰を下ろして座っているのは良くありません。

ただし、気を遣って嫁の実家で働きすぎると嫌がる義母もいるので、配膳や電球の取り換えなど「お手伝いしますよ」と声を掛けると良いでしょう。

嫁の実家に帰省中、夫は役割を貰うと良い

・子供の面倒を見る

おむつ交換や着替え、子供の食事の世話などをします。嫁の実家で手持無沙汰にしているなら、こまめに子供の面倒をみるという役割があれば、間を持たせることも出来るでしょう。

・子供と遊んだり散歩に行く

ずっと嫁の実家にいると子供も飽きてしまうでしょう。ご飯の準備をしている間など、短時間でも嫁の実家近くを散歩したり公園に連れて行ったりすると、子供も飽きずにいられます。嫁の実家の周りが自然豊かな場所なら虫取りや探検なども良いと思います。

・力仕事をする

嫁の両親も年齢的に力仕事がはかどらない年齢になってきたら、空いた時間にその力仕事を代わりに買って出れば、嫁の実家にいる間は力仕事に没頭することが出来るかもしれません。

また、嫁の両親が困っていた力仕事を進んでやってくれて、義理の両親には感謝されるし、自分の居場所を見つけたようで肩身の狭い思いをしなくて済むでしょう。

どうしても嫁の実家に帰省したくない時は？

義理の両親としては、自分の娘の夫や孫には会いたいと思うものです。娘や婿よりも孫に会いたいから帰省するように言う親もいます。

しかし、嫁の実家に帰省するのは気を遣うし、それぞれの事情などでどうしても帰省したくないと思うこともあるでしょう。

そんな時に、無理に帰省するとお互い印象が悪くなってトラブルに発展してしまう可能性もあります。そんな時は帰省を取りやめてしまうか嫁と子供だけで帰省するのもひとつの方法です。

なお、夫婦で帰省しない理由について聞かれた場合は以下のような理由を伝えると良いと思います。

・二人揃っての休暇が久しぶりなので、二人で旅行に行くことにした
・次の正月はそれぞれお互いの実家で過ごす事にした
・大勢での集まりが苦手

ちなみに、夫が嫁の実家に帰省しない、または嫁と子供だけ帰省することにしたのは「夫婦で話し合ってそうすることにした」とアピールしましょう。