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メダカの卵を孵化させるには?エビと混泳させる方法

2018.2.22

いろいろなコツが必要なメダカの卵の孵化。どんな飼育方法であれば上手くいくのでしょうか?

ミナミヌマエビはメダカと混泳させてもいい?気をつける事とは?

水槽の環境や注意するポイント、メダカの飼育方法を紹介します。

ミナミヌマエビとエビを混泳させるとき卵はどうする?

メダカ水槽の掃除屋さんとなる、ミナミヌマエビやヤマトヌマエビ。ミナミヌマエビやヤマトヌマエビは、水温や水質などメダカの飼育環境と近いので混泳させるのにおすすめなエビとなります。

ミナミヌマエビやヤマトヌマエビは、水槽に発生する苔の掃除をしてくれます。また、メダカのエサの食べ残しも処理してくれます。水草を入れると、苔が生えやすくなってしまいますがこの苔を食べてくれるのがミナミヌマエビやヤマトヌマエビです。

それだけでなく、メダカの卵の苔とりをしてくれたり動かしてくれたりするそうです。

気をつけなくてはいけないのが、スジエビやテナガエビなどの川エビです。このエビは、肉食性が強くメダカなどを食べてしまいます。メダカの天敵となるので間違えないようにしましょう。

ミナミヌマエビやヤマトヌマエビは掃除をしてくれますが、だからといってメダカのエサをやりすぎてはいけません。3分以下で食べきれる程度にしましょう。

水草でおすすめなのはアナカリスです。よく成長するアナカリスは、エビのエサともなります。

メダカの卵をカビから守ろう!ミナミヌマエビでカビを撃退!

メダカの卵を孵化させるには、カビさせないことが条件となります一つの卵がカビてしまうと、周りの卵にもカビがついてしまいます。カビは増殖するので注意しなくてはいけません。

そこで、カビ対策としてミナミヌマエビを水槽に入れましょう。
ミナミヌマエビはメダカの卵についたカビを食べます。食べるときに、メダカの卵を抱えクルクルと回しながらカビを食べるのですが、卵を頻繁に動かことによりカビがつきにくくなるのです。

このため、メダカの卵は孵化しやすくなります。

カビさせずにメダカの卵を孵化させたいのであれば、メスのお腹に卵がついているのを発見したらお腹から外し別の水槽や容器に移しましょう。卵の段階では、カルキ入りの水に卵をつけても大丈夫なので孵化するまでは水道水をとり変えながら様子をみましょう。

孵化したら、適した水槽の環境が必要です。親の口に入らない程度まで成長してから、親と一緒の水槽にしてください。

メダカの卵をカビから守ってくれるミナミヌマエビ・・しかし

メダカが元気な状態であれば、ミナミヌマエビはメダカをおそったり食べたりすることはほとんどないのですがメダカが動かないようなときにはエサとして食べることもあるようです。

普段から積極的にメダカを捕食することはありませんが、エサと認識したらミナミヌマエビはメダカを食べることがあります。基本的には、生きている相手を襲うことはないのです。

ミナミヌマエビは、移動速度が遅く戦ったりもしません。どちらかというと、狙われることのほうが多いと言えるでしょう。

しかし、環境によっては性格が攻撃的に変わることも考えられます。どんなにおとなしいと言われているミナミヌマエビでも攻撃的なミナミヌマエビがいないとは言い切れません。もし。メダカを襲うようなミナミヌマエビであれば混泳は難しいでしょう。

メダカが襲われるようであれば別の水槽に移したほうがいいでしょう。環境や遺伝によって動くスピードがはやい攻撃的なミナミヌマエビもいる可能性があるのです。

メダカの稚魚に適しているのは浮き草がたくさん浮いている環境

残念なことに、メダカの稚魚は親メダカから見れば格好のエサとして認識されてしまいます。確かに水槽の上のほうに小さいものがあればエサと勘違いされても仕方ありませんよね。

また、メダカの稚魚はヨーサックと呼ばれている栄養が沢山詰まった袋をお腹からぶら下げています。栄養価のあるエサとして見られてしまうのもうなずけます。

メダカの稚魚が生まれてくる水槽には、ホテイアオイなどの浮草が沢山浮かんでいる水槽にしてあげるといいでしょう。ホテイアオイが沢山浮かんでいる水槽は、メダカの稚魚の生存率が上がります。多ければ多いほどいいようです。

手を加えずに、メダカを増やしたければホテイアオイなどの浮草を水槽に用意しましょう。放置状態でも、メダカの稚魚を増やせる可能性が高まります。ホテイアオイはかさばる水草なので、それだけ大きな水槽を用意しなくてはいけません。また、屋外水槽であるといいでしょう。

ミナミヌマエビを繁殖させるには?繁殖方法について

ミナミヌマエビを繁殖させるには、ミナミヌマエビがいた水槽をそのまま繁殖用に使うといいでしょう。水質が安定していると繁殖も成功しやすいです。

ミヌマエビが抱卵中のときには、とくに水質に気をつけましょう。急激にpHが変わってしまうような水換えはしないほうがいいでしょう。また、エサの与えすぎもよくありません。

孵化した稚エビは、大人ミナミヌマエビなどに食べられてしまうことがあります。隠れ家となる水草を用意してあげましょう。ウィローモスなどのような水草を水槽に入れてあげれば生存率が上がります。

大人ミナミヌマエビがたくさんいる場合は、稚エビだけを別水槽に分けるのもいいでしょう。ミナミヌマエビは水質変化に弱いので、できるだけ水質が変わらないように大きな水槽にしてあげるといいかもしれません。

ミナミヌマエビ繁殖の環境を整えるには、稚エビを食べる魚類と同じ水槽にしない、水草の茂みを多くすることが大切です。稚エビが大人ミナミヌマエビになれるかどうかは水質管理にかかっているので気をつけてあげてください。

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意味ペディア編集部

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