コート選びは素材に注目!毛玉が出来やすい・出来にくい素材とは
2018.2.23
コートって思い切った買い物ですよね~。でも素材によっては毛玉が付きやすい場合も!
まずは素材をチェックしてからコートを購入した方がいいですよ。
また毛玉が出来てしまった場合の対処法や予防方法などもお伝えします。
参考にしてみて下さいね!
この記事の目次
毛玉が付きやすい素材を知ってコート選びを!
毛玉が出来やすいのは繊維に強度がないからと思っていませんか?実は強度が十分な繊維でも毛玉は出来ちゃうんです。
強度があると言えば合成繊維ですが、動物繊維で出来ている羊毛などよりも強度がある分、表面で繊維が絡み合った時にとれずらい毛玉が出来やすいようです。
コートを購入する時はケアラベルをチェックして、どんな生地なのかしっかりと把握する事が大切です。アクリルやポリエステルなどは比較的毛玉が出来やすいでしょう。
その他にも毛足がある見た目が可愛らしい起毛のセータなども毛玉が付きやすいと言えます。
また緩く絡み合った糸を使用しているウールのコートや、カーディガンや靴下など、その他にもスウェットやジャージなんかも毛玉が付きやすい場合があります。
なるほどと自分のスウェットをみて納得される方も少なくはないのでは!?
ではコートを選ぶ時に毛玉が出来にくい素材とは?
毛玉が出来やすい理由や素材を知ったところで、気になるのはどんな素材の商品を選んだら毛玉が出来にくいのか?ですよね。
毛が利用されているコートを選びたいのなら、羊毛を使われているものをオススメします。羊毛は他の繊維と比べても長いという特徴があり、長い繊維は密度が高い布が出来上がるため毛玉が出来にくくなります。
実は羊毛は梳毛糸に分類され、その他には紡毛糸があります。同じ毛を利用しているコートでも紡毛糸が使用されるカシミヤやアンゴラなどは毛玉が出来やすいんです。
高価だから毛玉が出来ない。そうも言い切れないという事ですよね・・・。原料生地はお高い上に取り扱いには注意が必要ですよ。
またポリエステルとウールが混合されているものも毛玉が付きにくく扱いやすいと言えます。
お値段もお求めやすい価格ですよ。安っぽく見えるという方もいらっしゃいますが、好みやデザインにもよりますので、コートを購入の際に毛玉が出来にくい素材として頭に入れておいてください!
素材別毛玉の出来方を調査!コート向きの素材は?
【毛玉が出来にくい素材】
天然繊維のシルク、綿などシャツやブラウスなどに100パーセントで使われている場合は多く毛玉は出来にくい素材です。
合成繊維のアクリルやポリエステルは上記したように、毛玉が出来にくく価格も安いのが魅力です。
【毛玉が出来やすい素材】
動物繊維のカシミヤやアンゴラなどは高価ですが、毛玉が出来やすいので注意をしましょう。
毛玉が出来にくい天然繊維も化学繊維と混合させることによって、毛玉が出来やすい繊維に変わってしまいます。混紡品かどうかは毛玉問題には重要なチェック項目ですよ。
毛玉が出来ちゃったらどうする?やっちゃいけないお手入れ法
大切に着ていた高かったコートに毛玉が!
ついやってしまいがちなのは毛玉をむしり取ってしまう事、すぐに毛玉をとる事の出来る手っ取り早い方法ですが、むしり取った場所はけば立ってしまう為見栄えも悪く、再び毛玉が出来る原因になってしまいます。
毛玉は面倒ですが一つ一つはさみで気を付けて取り除いて下さい。
また毛玉を簡単にとる方法として台所用スポンジが役立つ!なんて紹介されている事がありますが、これもかえって摩擦を巻き起こし他の部分にダメージが出てしまいます。大切なコートには向いていないお手入れ方法だと思います。
その他にも安すぎる毛玉取り器は、毛玉を十分にとる事ができなかったり生地自体に穴があいてしまったりなど、取り扱いが難しいようです。
チョット高くても、安心できるメーカーの物を選ぶと長く使う事も出来ていいですよ。
ガムテープなどを利用する方もいらっしゃるようですが、頑固な毛玉はとる事が難しくやはり生地を引っ張ってしまう為、むしり取った時と同じような事になってしまいます。
毛玉の処理は気を付けて行ってください!
毛玉が付きずらくなる方法をご紹介!
毛玉はこすれ合う事で発生します。
毛玉が付きやすい素材を利用しているものは洗濯機を使わずに、手洗いをすると摩擦が少なくなり毛玉を防ぐことが出来ます。
また普段の生活でも、服がこすれ合い摩擦が起きて毛玉が出来てしまうって知っていましたか?
小さい服を重ね着しない、余裕を持った服を着るなどの工夫をしてみましょう。
もちろん着る頻度が高い場合も毛玉が出来やすくなってしまいます。コートなどでも連続して着ないように注意をしてみて下さい。
その他にも有効的な方法は静電気防止スプレーを利用する事。これで繊維同士の摩擦が起こりずらくなり毛玉を少なくする事ができるでしょう。
腕を動かす際に服に振れやすいわきの部分や、ベルトが当たる部分などに吹きかけると効果が期待できます。
ブラッシングも洋服の基礎的なお手入れ方法ですが、むやみにブラッシングをするとかえって生地を傷めてしまう場合があるので注意をして下さいね。
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