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ハロワの求人なんて嘘だらけ!そう思われてしまう求人事情とは

2018.2.25

ハロワで求人情報を調べて採用になったものの、募集要項にあったことと全然違う!

公的サービスだからハロワを信頼していたのに、求人に嘘が記載されているってどういうこと?

求人情報の実態と、実際にハロワを通して就職したものの失敗した体験談などをご紹介します。

ハロワに求人を出すのは優良企業ではない?嘘が多いと感じる理由

一般的に「優良企業」と言われるような会社は、ハローワークで求人しません。

良い会社ほど、良い社員を求めています。残念なことに、ハローワークに仕事を求めてくる人材は、質が高いとは言いにくいのです。

雇用保険を貰うためい求職活動をしているように見せているだけの人もおり、ひどい場合は面接に来ないこともあるといいます。

もちろん、中には能力の高い人材もいるはずですが、その確率は高くはないのです。

企業も、本気で使える人材が欲しい時には転職サイトや広告で応募するものなのです。

転職サイトへの掲載は広告費がかかります。それでも、ハローワークに求人を出し続けてズルズルと採用活動のための人件費や時間を無駄遣いするよりはマシなのでしょう。

ブラック企業に勤めることになりたくなければ、転職サイトを利用しましょう。

高い広告費をかけているので企業も本気です。

広告に載せた条件と違うからと、採用後に辞められては広告費も無駄に。

そんなことにならないためにも、労働条件もある程度良い求人が多いのです。

求人に嘘だらけのハロワより転職エージェントを活用

間違いのない企業に転職したいのなら、転職エージェントを使って求人を紹介してもらう方法があります。

通常、転職は自分1人だけで準備、実行するもの。履歴書や職務経歴書なども主観的になりがちです。

一人よがりな自己PRや志望動機を自己満足で書き上げてしまうかも。

自分をアピールすることは重要ですが、面接を受ける企業が求める人材であることを強くアピールすることができなければ採用には至りません。

転職エージェントに登録し、キャリア相談や書類の準備、面接での注意点など多くのノウハウを伝授してもらえるはずです。

なにより、転職エージェントが良い最大の理由は、自分の希望する条件に合った企業を紹介してもらえるということ。

ハロワで1件ずつ求人をチェックしていく手間もなく、プロのエージェントがあなたにマッチングした企業を探し出してくれるのです。

手間や時間も省くことができ、自分に合った企業を探せるのが魅力です。

ハロワの求人にはどんな嘘項目がある?

◆30代/男性

求人票には「丁寧に研修します」とあったのに、実際勤め始めると仕事内容は「パートから説明してもらって!」の一言。

残業含めずに「25万円の固定給」と書いてあったのに、月19万円だった!

◆20代/女性

「週二日、水曜・土曜休み」となっていたのに、実際には火曜日だけの週1だけだった。

◆30代/女性

求人票にある労働条件とあまりに違ったが、社長から「そのことをハローワークには言うな」と口止め。それはおかしいと反論したら解雇された。

2015年度でハローワークの求人票の内容に対しての苦情や申し出は1万937件とのこと。

「賃金内容など」(24%)
「就業時間など」(19%)

などが多かったと言います。

具体的には「求人票に書かれていることが事実と違う」(36%)、「求人側の説明が足りない」(23%)などが上がりました。

ハロワの求人が「事実と違う!」と感じた求職者の意見

◆法律上「女性のみ」などは記載できない

「ウソだらけ」は言い過ぎかもしれませんが、少なからず書かれていることと違うと思うことは経験するでしょう。

現在の法律では「女性のみ募集」とは記載できないため、応募してみたところ「女性でなければ…」と断られるということになります。

職種としては男女どちらでもアリな仕事だったので「じゃぁ、そう書いておいてよ!」と言いたくなりますね。

◆残業時間が全然違うし!

ハローワークの紹介を受けて就職したものの、4か月で退職。しかも、2社続けてです。
初めの会社は「残業ナシで隔週土曜がお休み」の営業事務での募集。でも働き始めると経理もやらされ、サービス残業ばかり。

休日の日も留守番電話チェックをさせられることに加えて、人間関係も悪く退職してしまいました。

次の会社は工場作業員でしたが、「残業時間平均25時間」とあったのに、50時間が当たり前。繁忙期には90時間で休日返上。やはり人間関係も最悪で続けられませんでした。

求人の募集要項が違う!ハローワークはもっと対応して!

「残業ゼロ、勤務時間はきっちり固定で」という働き方をしたかったので、条件から選んで面接へ。

ところが、求職票には「残業なし」だったはずなのに、まず面接で言われた言葉が「残業できますか?」

残業がないことが最重要点だった私は、その時点で「ここでは働けないな」と直感しました。

はっきりと「できません」と答えたら、不機嫌になった面接官が「どうして?」と尋ねてきます。

素直に「自分の希望する勤務形態ではない」と答えたら、それで面接終了です。

その出来事をハローワークの職員に相談したら「募集要項にある内容が違うことはよくありますよ」と言われておしまい。

募集要項と実態を確認して求人票を掲載するのもハローワークの仕事だと思うのですが…。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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