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プラスチック製品に付いた臭いの原因と臭いの取り方について

2018.2.26

プラスチック製のタッパーやお弁当箱、キレイに洗ったはずなのに臭いが取れないということありますよね?

臭いが残ったままだと、次に使う時にも気になります。

身近にあるものを使って、イヤな臭いを消臭しましょう。

プラスチック製品のイヤな臭いの取り方をご紹介します。

プラスチックの臭いの取り方、捨てるものを利用

●お米のとぎ汁につける

お米のとぎ汁に含まれる米ぬかには、界面活性剤の役割もしてくれるタンパク質が入っているため、嫌な臭いを元から落としてくれる効果があります。
臭いの付いたプラスチック容器をお米のとぎ汁に1時間程付けておきましょう。
その後、普通に食器用洗剤で洗えば臭いはかなり軽減されます。

●コーヒーかすで脱臭

コーヒーかすには、脱臭効果があり、イヤな臭いを吸着して分解する働きがあります。
洗った後の、プラスチック容器に乾かしたコーヒーかすを入れて、数時間おいておきます。
フタにも臭いが残っている場合には、フタをしておいておくとフタも脱臭されます。

●お茶の出がらしで脱臭

お茶の出がらしにもコーヒーと同じように、臭いの脱臭、分解効果があります。
同じように乾燥させたお茶の出がらしを容器に入れておきましょう。
お茶には、抗菌作用もあります。

●塩で消臭

塩は湿気を吸収する作用や、臭いの原因になる細菌を殺菌する効果があります。
塩大さじ3杯ほどと水を入れたら、容器のフタをして振ると臭いを吸着します。

プラスチックのタッパーやお弁当箱の臭いの取り方

●お酢や重曹を使う

タッパーやお弁当箱に付いた臭いを消すには、お酢や重曹を使う方法もあります。
これらは、エコ掃除や消臭にも使えるものとしても有名です。

お酢や重曹には、臭いの原因である物質を中和させて消臭する働きがあります。
ぬるま湯にお酢や重曹を溶かして、それにしばらくつけておきましょう。

汚れを落とす効果もあるので、一石二鳥です。
ほとんどの臭いは、これで解消できるでしょう。

●アルコールで消臭・除菌

お酢や重曹以外にも、アルコールを使うという方法もあります。
アルコールには、消毒用エタノールとして、ドラッグストアで手軽に購入できます。
強力な消臭・除菌効果があり、容器の臭いを取ります。
お掃除用に使われる方も多いと思いますが、プラスチックの臭い取りにも使えます。

プラスチックの臭いの取り方、いろいろな方法をご紹介

プラスチックの臭いを取るには、コーヒーかすやお茶の出がらしが効果的なのは、お話しましたが、散らばらないように、ティーバッグを使うと、その後の片付けも簡単です。

1.コーヒーかすやお茶の出がらしを乾燥させてティーバッグに入れる
2.洗った後の容器に、そのティーバッグを入れる
3.フタを閉めて数日間おいておく

この方法は、生ごみの臭いが染みついたゴミ箱などでも応用できます。
ゴミ箱も同じようにプラスチック製品なので、効果が期待できます。

また、木炭を使った消臭方法もあります。
容器の中に水を入れて、木炭を入れておくと消臭効果があります。

料理で捨ててしまうような、キャベツの固い外側の葉や、芯の部分も容器の中に入れておくと臭いを吸着してくれます。
捨ててしまうようなもので消臭ができるのは嬉しいですね。

同じく、普通ならば捨ててしまうみかんの皮も消臭に使えます。
容器の中にみかんの皮を入れて、電子レンジで加熱すると臭いを取ることができます。

プラスチック製品は劣化すると臭いが出やすい

プラスチックと言っても、いろいろな種類があります。

古くなった洗濯ばさみや物干しハンガーが臭うという場合、その材質が劣化して臭いを放っていることがあります。
これらに使われている樹脂は、ほとんどがポリエチレンがポリプロピレンが多いと思います。
これらの材質に含まれているポリオレフィンという物質が、紫外線などの影響で劣化していくと、分子が途切れてそこに酸素が結合し、その一部がカルボン酸というものに変化します。
このカルボン酸が、嫌な臭いの原因なのです。
劣化が進めば進むほど、臭いがきつくなります。

ポリバケツやごみ箱などもポリオレフィンが含まれているプラスチック製品なので、古くなってくると臭いが発生する可能性もあります。

これらのものも、先ほどと同じように、米のとぎ汁やコーヒーかす、みかんの皮などで消臭することができます。

しかし、あまりに古くなってしまったものにはあまり効果がないようです。
その場合には、新しいものに買い替えるなどした方が手っ取り早いでしょう。

プラスチックに付いた食品のシミはどうしたらよいの?

プラスチックの容器は、臭い移りも気になりますが、食品の色が染みついてなかなか取れないということもありますよね。

特に、カレーやキムチなどキレイに洗った後でも薄っすらとシミが残ることがあります。そのような時にはどうしたら良いのでしょうか。

●布に歯磨き粉を付けてこする

布に歯磨き粉を付けてシミの部分をこすってみましょう。
布を使うことによって、プラスチックを傷つけることなく汚れを落とします。

●なるべく早く漂白剤につける

台所用の塩素系漂白剤になるべく早くつけておきましょう。

●メラミンスポンジを使う

漂白剤でも落ちないようなシミにメラミンスポンジを使ったら、簡単に落ちたということもあります。
100円ショップなどでも手軽に手に入るので、家に一つは常備しておきたいですね。

また、使用しているうちに、気が付いたらシミが薄くなっていたということもありますよね。
すぐには消えなくても、自然に色素が薄れていくこともあります。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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