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小学校一年生が勉強についていけないのを防ぐ方法

2018.2.27

幼稚園と違って、勉強が主となる小学校。一年生で勉強がついていけないとのちのち大変なことになってしまうかもしれません。

どんなことに注意したらいいのでしょうか?小学校一年生の勉強のポイントとは?

小学校一年生から勉強に取り組めばすぐに取り戻せることができるでしょう!

勉強についていけないと感じたら?一年生の勉強はサポートが大切

学校で先生に教えてもらっているのに、なぜできないのかと考えてはいけません。一回で覚える子もいるかもしれませんが、2回で覚える子、5回教えてもらって覚える子と覚えるまでの時間や回数は人それぞれとなります。

大人になると、小学校一年生の勉強は簡単に思えても小学校一年生にしてみたら簡単ではないのです。

勉強を教えるときに、してはいけないことが「怒る」ことです。怒られることによってどんどん勉強することが嫌になってしまうのでまずは怒らず間違えても丁寧に教えてあげましょう。

できたら、とことん褒めてあげてください。

学校の教科書を見ながら勉強するのもいいですが、その教科書よりも少し簡単なものから始めるのもいいでしょう。まずは、できることで自信をつけてあげると勉強は楽しくなります。

運動をする前に、体操やウォーミングアップをしますよね。勉強もそのようにまずは準備勉強をしてからするといいでしょう。

小学校一年生が勉強についていけないのは10以上の計算

足し算、引き算の勉強でついていけないのはもしかしたら10以上の計算からかもしれません。

10までの数なら、手の指で見ながら計算することができます。しかし、10以上の計算となると頭の中で計算しなくてはいけません。10以上になったときにわからなくならないように勉強するにはこの計算をひたすら繰り返しましょう。

・0と5、1と4、2と3、3と2、4と1、5と0のように合わせて5になる計算

・0と10、1と9、2と8、3と7・・・のように合わせて10になる計算

この計算をできるだけ毎日毎日繰り返しましょう。お風呂で数を数えるのではなくこの計算をするのもいいですね。(のぼせないように注意してください。)

始めは、指を使ってもかまいません。何回も何回もすることによって指は使わなくなるでしょう。大人になっても指を使って計算する人はいませんよね。何度も計算することによって身につくので指を使うのが面倒になるくらいやってみてください。

小学校一年生で勉強がついていけないと三年生ではもっと大変!?

小学校一年生から、国語・算数などの学習がスタートします。学校での勉強以外にも宿題や家庭学習など勉強をする時間は幼稚園の頃に比べてとても長い時間となります。

小学校入学直後からつまずいてしまう場合は、もしかしたら全体的な発達水準が低いのかもしれません。

国語や算数などに関係なくどの教科でも遅れが見られたり、何回も繰り返し説明しなければ理解できない、説明をしながらでないと問題を解くことができない場合は理解力が低い可能性があります。

小学校1~2年生の頃は大きな遅れは見られなくとも、3~4年生頃から勉強に遅れが目立ち始めたら発達水準が年齢相応と言われる水準との境界に位置しているのかもしれません。
このような場合は、勉強についていけるにはどのようにしたらいいのかやその子に合った勉強方法を見つけることが必要となります。

もしかしたら、復習をすることより予習をする方が身につく場合もあるのでできない事を何回もするのではなく知らない事を教えてあげる、できることを繰り返すといいのかもしれません。

小学校一年生から決まった勉強時間を習慣づけよう!

勉強ができる子ほど、規則正しい生活を送っているそうです。逆に言えば、規則正しい生活をしているから勉強ができる、身につくのかもしれません。

東大に合格するような子供は、小学生の時は門限16時30分、テレビ・ゲーム・パソコンの時間は合計1時間、就寝時間は21時と決められていたそうです。

また、勉強の時間を〇時から〇時までと決めている以外の時間も勉強をしているのが特徴となります。帰宅後や食事前などちょっとした時間であっても勉強をするのです。もしかしたら、そのような時間は勉強という意識はないのかもしれません。

小学校一年生から計算3題、漢字3題を毎日するようにし、できたら量を増やしていく。勉強を習慣づけることで勉強が苦ではなくなります。

小学生の勉強時間は、学年プラス10分と言われています。一年生であれば、20分ですが6年生であれば70分となります。

急に70分である1時間10分を勉強するのはとても大変ですよね。小学校一年生からこつこつと勉強を習慣づけることが大切なのです。

小学校一年生は親と一緒に楽しく勉強できればGOOD!

小学校一年生になると、家庭学習をするように学校から言われることが多いかと思います。先生によっては、必ずやらせる場合もあるでしょう。この家庭学習をするときのポイントとして親も手伝ってあげるといいでしょう。

問題を一緒に考えてあげる、作ってあげると子供のやる気もでます。ノートづくりは楽しい!と思えるようにサポートしてあげましょう。

毎回、問題を考えるのが大変な場合は問題集やワークなどを用意して写すのもいいでしょう。勉強の内容は、予習でも復習でもやりやすものにするといいかもしれませんね。

家庭学習は、どうしても苦手なものを親はしてもらいたいと思いますが子供にとってはそれが苦痛である場合もあります。家庭学習に慣れるまでは、好きなことや得意なことをどんどんやらせるのもいいでしょう。

苦手なものや嫌いな勉強は、できるだけ簡単なものからはじめましょう。これができるなら、これもできるというようにわからないものだけに集中しないようにしてあげてください。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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