家の中で害虫発見！そんな事態になる前に予防しよう！

家の中に発生する害虫を予防したい！まずはその種類を知っておこう

家の中に発生する害虫は、エサを求めて集まってきます。そのため、場所によって集まる虫の種類も違います。

例えばキッチンにやってくるショウジョウバエが腐った果実が好物で、ノミバエは腐った植物（野菜）や肉が大好きです。

そのため、三角コーナーや生ごみを捨てるごみ箱やキッチンの排水溝などに発生しやすいと言われています。そして卵を産み、繁殖するのです。

しかしシバンムシは粉ものが好きなので、食品をストックする場所に発生します。スナック菓子などの乾燥しているものも好むので、注意しましょう。

このシバンムシは、畳にも発生します。畳表面のゴザ部分ではなく、芯の部分である畳床に発生すると言われています。

観葉植物を植える腐葉土に発生するのは、キノコバエです。ここに卵を産み付けて繁殖するのです。

浴室に発生するコバエはチョウバエです。浴室の水垢などのぬめぬめしたところに発生します。

家の中の害虫を予防するにはLED照明が役に立つ？

害虫の中でも「蚊」は、水の中に卵を産みます。そしてそれが幼虫（ボウフラ）となって羽化します。

成虫の蚊をよせつけないためには、繁殖させないようにすることも大切です。水場を作らないようにしましょう。

水のたまったトレイや植木鉢などは放置しないようにしましょう。じょうろは、使用後に裏返しにするようにしましょう。水が貯まる場所を少なくすることで、蚊の発生を抑えることができます。

虫は光に集まってきますが、本当は光に含まれれる紫外線に引き寄せられています。

夏になると蛍光灯などに虫が集まってきますが、蛍光灯や白熱灯は紫外線を発しているので寄ってくるのです。

紫外線がなかれば虫は寄ってこないので、照明をLEDに替えるのも良いでしょう。

LED照明のほとんどは紫外線を発しません。一般的な蛍光灯よりも虫が集まりにくいのです。

やっかいな害虫の代表「ゴキブリ」を家の中で予防するには？

家の中に害虫を発生させないようにするには、部屋を清潔な状態で保つことが大切です。

もちろん、清潔にしていたとしても害虫が入ってくることはあるかもしれません。しかし、その害虫が繁殖するのを防ぐことはできます。

特にきれいにしておきたい場所は、お風呂やキッチン、トイレなどの水を使う場所です。ゴキブリは一滴の水があれば、何週間でも生きていけると言われています。

さらにホコリがエサになります。普段から掃除しておきましょう。

またゴキブリは「玉ねぎ」と「ビール」が大好きです。飲み終わった缶ビールは、洗ってから捨てるようにしましょう。玉ねぎは皮もきちんと処分するようにしましょう。

キッチンで出る生ごみも、放置せずにすぐ密封した方がよいでしょう。夏であれは、すぐにハエが寄ってきます。生ごみが出たら、ビニール袋に入れて固く縛って処分するようにしましょう。

特にハエはバナナの皮が大好きです。皮はすぐに密封して捨てるようにしましょう。

害虫予防には部屋をきれいな状態にしておくことが大切

ゴキブリが一度家に棲みついてしまうと、その繁殖力はすごいと言われています。そのため、侵入経路ごとふさぐようにしましょう。

ゴキブリは、窓や換気扇、玄関などの隙間などから入ってきます。そのため、その部分をテープなどで密閉しましょう換気扇やエアコンのホースなどにはネットなどを使います。これで侵入を防ぐことができます。

エアコンや排水溝の水回りは特に徹底しましょう。同じようにネットなどを張ることで、ゴキブリの侵入を防げます。

すでに家の中にゴキブリがいる場合は、駆除剤を使いましょう。置き餌式のものは、ゴキブリの卵の駆除ができるものもあります。

害虫は部屋が汚いと寄ってきます。常に部屋の中をきれいな状態にしておきましょう。そして、食べ物を放置したままにせず、ゴミはニオイの出ないようにしっかりと密封しておくこと大切です。

害虫発生がストレスになる？そうならないためには？

家の中で害虫を見つけたら、誰だってイヤな気分になります。

ハエや蚊であれば、女性であっても自分で駆除できるかもしれませんが、ゴキブリやクモ、蛾となると精神的にダメージを受けるかもしれません。それがストレスの原因になってしまう可能性だってあります。

そんなことならないためには、予防することが大切です。どんな家であっても害虫は発生しますが、虫が住みつきやすい家の特徴があります。それは「汚れ」が多い家です。

普段あまり掃除をしていない家だと、ホコリなどが部屋にたまっています。そのホコリなどを食べるために虫が自然と集まってくるのです。そしてすぐに繁殖します。

特にゴキブリは生命力が強いと言われています。水があれば長く生きていけるとも言われています。

一度発生してしまうと、駆除するのは大変です。まずは予防することから始めましょう。