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スーツについたカビは洗濯で落とせるとは限りません!

2018.3.4

久しぶり着ようと思ったスーツにカビ発見!そんな場合は洗濯すれば落とせるのでしょうか?

自宅で洗濯する場合の方法は?クリーニング店に出した方がどんなカビでも取れる?

スーツにカビがついた場合の洗濯方法とカビ予防のための対策方法と教えます。

スーツについたカビは洗濯すれば取れる?

久しぶりにスーツを着ようとしたら、なんだかカビ臭いという経験をした人もいるのではないでしょうか?

スーツにカビがついているのを見つけたら、まず払い落としてみましょう。その場合は室内ではしないように注意しましょう。

もし家の中で払い落してしまうと室内にカビがまってしまい、ソファ-や他の衣服にまでついてしまう可能性があります。

では、洗濯すれば確実にとれるのでしょうか?

カビにはいろいろな種類があります。中でも白いカビであればまた新しいものなので、比較的落としやすいでしょう。自宅で洗えるものであれば洗濯してみましょう。だいたいのものは取れるでしょう。自宅で洗えない物については、あきらめてクリーニング店にお願いしましょう。

まだカビは生えていないけどカビ臭い場合は、天日干ししてみましょう。だいたいの臭いは解消できます。

礼服はたまにしか着ないので、カビくさくなりやすいです。前日のうちに確認して干しておきましょう。

スーツについてカビを自宅で洗濯できない場合は?

自宅洗いができないスーツにカビがついてしまったものは、クリーニング店にお願いするしかありませんが、すべてのカビが取れるとは限りません。

ある大手クリーニングチェーン店でカビ取りのクリーニングをする場合は、しみ抜きの扱いになります。料金も一般料金に追加代金が加算されます(およそ500円くらいです。そのカビの状態によっても変わります)。

自宅で洗濯する場合もそうですが、クリーニング店でも簡単に取れるのは「白カビ」です。しかし、色のついてカビに関しては、100%取れるとはいえないようです。

中でも黒カビに関しては、どうしても色が少し残ってしまったり、白い洋服の場合は漂白したとしても元通りにはならないこともあります。

クリーニング店の中には、しみ抜きでカビを取るのではなく、カビ取り加工を専門でしているお店もあります。しかし、しみ抜きと違ってかなり手間がかかるため、料金は一般のクリーニング料金の倍くらいするようです。

自宅で洗濯できないスーツは、カビ予防対策をしっかりしよう!

スーツにカビがついたら、洗濯で落としきれないこともあります。そのためにも、日常からカビがつかないように保管するようにしましょう。

まず、クローゼットでスーツを保管している場合、並び方はどうなっていますが?スーツ同士の間隔はどうなっていますか?

くっつきすぎてしまっていると通気性が悪くなることによってカビは発生しやすくなります。できれば10cmくらいは開けて並べておくとよいでしょう。

クリーニングに出した場合はビニール袋がかかっていることが多いでしょうが、保管するときにははずしましょう。

そのままにしておくと、カビが発生しやすくなります。

できれば、クローゼットの扉は開けたままにしておいた方が通気性は良くなります。特に天気の良い日は開けておきましょう。

生地の素材によっては、カビが奥深くまで這ってしまい、クリーニング店でも取りきれない場合もあるようです。

スーツなど洋服について白カビの洗濯方法を教えます

洋服についた白カビは比較的とりやすいと言われています。その手順を教えます。準備するものは漂白剤と布です。

まず、白カビのついた洋服を日干ししましょう。紫外線に当てることで殺菌することができます。日干しした方が日干ししないよりもカビも取れやすくなります。

日干しする時間は、夏なら約1~2時間、冬なら約2~4時間が目安となります。地域によっては日照時間の問題もあるので、その時によって判断しましょう。

日干しして乾燥したら、歯ブラシを使ってカビのところをブラッシングします。その時にはマスクをしましょう。

次に漂白剤を水で薄めてそれを布につけます。そしてカビが生えたところをその布で擦るようにします。

その後で洗濯機へ入れて洗濯します。そのあともう一度日干しすれば、カビはほとんど取れます。

漂白剤は使わなくても問題ありませんが、除菌もできるので使用をおすすめします。

スーツをカビから守って長持ちさせよう!

カビが発生する原因は「湿気」と「温度」です。そして誇りやチリがあると、それを栄養分として繁殖を続けます。そのため、保管する場所を清潔な状態に保つことも重要です。

着用したスーツには、ホコリやチリがたくさんついています。まず帰宅したら、ブラッシングしましょう。そして風通しの良い日陰に3日間くらい干しておくと、スーツにカビがつくことを防ぎ、長持ちさせることができます。

ニオイにも気をつけましょう。タバコや焼肉などの食べ物のニオイがスーツについていたら、スチームアイロンをかけて、そのニオイを取るようにしましょう。

雨で濡れてしまった場合にもケアが必要です。まずタオルなどで濡れた部分を拭き、タオルをまいたハンガーにスーツをかけます。そして風通しの良い日陰に干すようにすると良いでしょう。

クリーニングに出した場合はまず袋から出しますが、3日間くらい風通しの良い日陰に干すことによって溶剤などを落とすことができます。

クローゼットにしまう時には、防虫剤も一緒に入れるとっ良いでしょう。

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意味ペディア編集部

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