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小学校一年生の勉強で遅れを取っていると感じたら

2018.3.6

一年生。小学校一年生はこれから一生続く学習の基礎をしっかりと身に着けるために重要な勉強をします。
ひらがな・カタカナ・数字・足し算・引き算
こういった勉強は大人からすると勉強ともいえないようなないようですが、子供が理解するには難しいことも含まれているのです。

小学校一年生のうちから、勉強に遅れ_02ていると感じたなら、一度担任の先生と個人面談をして具体的な相談をするようにしましょう。

一年生の勉強で遅れてると感じたなら、担任の先生と個人面談をしましょう

小学校一年生!
幼稚園や保育園と違って、一コマ45分の授業を、5回受けなければなりません。

勉強もそうですが、小学生になると「集団生活」も身に付けなければなりません。
今までの「幼児」でいられた環境とは異なり、頑張って「小学生」にならなくてはなりません。

45分、先生の授業を受けるということは、子供にとっては結構大変なことです。
小学校の先生をしている友達の話だと、小学校低学年のうちは勉強よりも、集団生活を身に着けさせる方が大変!とのことでした。

勉強は、授業をきちんと聞くことができれば、自然に身についてくるそうです。
もちろん、書き取りや、計算などの反復学習は大切ですが、言っている意味が全く分からないということには、ならないと言っていました。

ですから、一年生のうちに、勉強で遅れをとっているなと感じたら、もしかしたらなにかしらの発達障害があるのかもしれません。

先生と、相談してみましょう。

一年生の勉強。遅れてるのは何が原因?

「勉強」
一年生の子供は、どうしてこんなことを、やらなきゃならないのか、わからないと思います。
ノートのマス目からはみ出さないように、ひらがなを書いたり、A3の用紙にびっちりと書き込まれた計算問題を解かなければならないのか…
そんなことより、外で思いっきり遊びたい!ゲームをしたい!テレビを観たい!そう思うのは普通の小学校一年生でしょう。

ですが、一年生のうちは
・ひらがな・読み・書き・聞く・漢字80字
・数字・足し算・引き算
と言う、基本のキを完璧に身に着け理解できなければ、学年を重ねるごとに勉強への理解度が低くなってしまいます。

また、一年生のうちは、10分でも机に集中して向かうことや、学校から帰ってきたらとにかく宿題をするという習慣を身に着けさせることが大切になってきます。

それから、月齢の違いによって、勉強への理解度が異なることもあります。
一学期のうちは、あまりテストで点数を取ってこられなかった子も、2学期になると、学校にも慣れ、勉強のコツをつかんだり、脳の発達が追い付いたりして周りとの差を感じないようになることもあります。

一年生の勉強に遅れを感じたなら、親として何をすべきか

小学校一年生の子供。
学校の勉強に遅れをとっていると感じた時、親はどうするべきなのでしょうか?

小テストやドリル、テストで全く点数がとれなかったり、黒板に書いてあることをノートに写すことができていないようであれば、一度、先生に時間をとってもらい、個人面談してください。

先生が、子供に対して何らかの原因があると感じているなら、専門的な機関での受診が必要となりますよね。
そういった、いわゆる発達障害の診断が出されたのなら、学校とも学習の仕方を相談しなければなりません。

また、そういったことではなく、単に勉強の仕方がわからないだけと言うことなら、親としても子供の勉強をサポートしてあげましょう。

一学期の成績表を見て、子供が勉強に遅れをとっていると感じたなら、先生との個人面談を実施するべきです。

小学校低学年のうちは、宿題や家庭学習は親も一緒にするようにしましょう。

親は子どもの家庭学習に、どの位付き合ってあげていますか?

小学校低学年、特に一年生のうちは必ず親が一緒に、家庭学習や宿題をするようにしてあげましょう。
一緒に勉強する時間は10分位だと思います。
小学校一年生の子供に対して「勉強しなさい」と、口で言ったとしても何をしていいのかがわからないのが現状です。

また、学校が終わっても、家で勉強をするということを身に着けさせるには、時間がかかります。

もし、子供が学校から帰ってくる時間、家に居るお母さんなら、子供が帰宅してすぐに宿題や家庭学習をおこなうように促してあげましょう。

最初は、少しのお菓子を食べながら楽しい雰囲気で、勉強してみてください。

「勉強」イコール「イヤイヤやるもの」と言うイメージを植え付けないためです。

「勉強をする」のではなく「お母さんとのおやつタイムのついでに宿題」という導入法でも、全く問題はありません。

家庭学習を身に付ければ、学年を重ねると自然と自分から、勉強するようになってきます。

生活の中に自然と勉強を織り込ませられるのは親だけです。

ひらがなを丁寧に書いたり、何問も何問も足し算や引き算の問題を解くことは楽しい作業ではありません。

ですが、小学校一年生のうちにこういった反復学習をするということを、身に着けておかなければなりません。

また、勉強に遅れをとっていると感じたらな、親として何をどのように理解していないのかを見極めてあげる必要があります。

親は教育者ではありませんが、子供の一番の理解者でなければなりません。

ひらがなは比較的スムーズに進むと思いますが、カタカナでつまづいてしまう子も多いようです。

そんな時は、マス目に何度もカタカナを書くのではなく、お母さんが子供にお手紙を書いてあげましょう。
そして、子供にそのお手紙に返事を書いてもらうのです。

最初は上手に書けなかったり、一文で終わってしまうような返事かもしれません。
それでも、返事を書いてくれたことを大げさに喜んであげるのです。
親が喜ぶことを子供はしたいと思います。

「アメが5個あったけど今2個食べたから、何個残ってると思う?」などの会話は引き算の勉強ですよね?

日々の生活の中で、学習の底上げをしてあげられるのは親だけです。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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