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アゲハの幼虫にあげるエサは何がベスト?飼育方法を教えます!

2018.3.9

アゲハ蝶の幼虫を見つけたら、蝶になるところを見たみたい!と思いますよね。
上手に飼育すれば幼虫から蝶へ孵化させることができますよ。

それはとても感動の瞬間です。ですが、まず捕まえてきて一番に困るのはエサですよね。
アゲハの幼虫は何を食べて育つのでしょうか?調べてみました!

アゲハの幼虫のエサってみかんの葉っぱ以外でも食べる?

我が家の庭には柑橘系の樹がいくつかあります。

毎年時期になると、ナミアゲハが産卵にきて蝶になるまで観察するのが楽しみになっています。

主にレモン、スダチ、デコポン、清見オレンジが好きなようで以前家の中に連れ帰り、ついていた樹と別の樹の葉っぱをあげたら食べませんでした。

どうやら卵から孵化して最初に食べた種類の葉っぱが好みの様でした。

詳しく調べてみると、アゲハ蝶(ナミアゲハ)はみかん科の植物の葉が主食だそうです。
どこか遠くから連れて帰ってきた幼虫にエサを与えようと思ってもスーパーなどではなかなか手に入らない恐れがあります。安易に持ち帰ると可哀想な事になってしまいますのでご注意ください。

ちなみにキアゲハという蝶は、セリ科の植物につきます。セロリやパセリが大好物なので家庭菜園でパセリを育てていれば育てることができるでしょう。

キアゲハの幼虫はグリーンの体に黒とオレンジの模様がついた色鮮やかな色をしています。

アゲハの幼虫のエサに関する疑問にお答えします!

・質問1:アゲハチョウの幼虫を飼育していますがみかんの葉がもう少しでなくなりそうです。代りにクスノキかキャベツをあげようか考えているのですが食べるのでしょうか?
・返答:蝶はその種類によって食べるものの種類が違うのです。簡潔に言うと、アゲハ蝶はみかんの葉っぱしか食べないので、クスノキもキャベツも食べません。

みかん以外にレモンやゆず、キンカンや山椒の葉などは手に入りませんか?

・質問2:アゲハチョウの幼虫を飼育ケースに入れています。エサの葉っぱがすぐにしおれてしまうのを何とかしたいのですが・・・。

・返答:みかん科の葉っぱは切り取るとしおれやすいのです。切り取ったみかんの葉は水の入った容器に挿して吸わせておくと長持ちするでしょう。、また容器の中の水に幼虫が落ちてしまわないように綿やティッシュなどで蓋をして防止策をとっておいて下さい。

飼育ケースは直射日光の当たらない静かな環境に置き、成虫になるまで静かに成長を見守りましょう。

アゲハの幼虫の飼育方法!蝶になるまでどれくらい?エサの量は?

蝶が蛹になるまでは何度か脱皮を繰り返し大きくなっていきます。
その幼虫が終齢幼虫(蛹になる前の幼虫)まで成長していれば、蛹になるまではそう時間がかからないでしょう。

・卵から孵化→1齢幼虫(1日間)→脱皮→2齢幼虫(3日間)→脱皮→3齢幼虫(5日間)→脱皮→4齢幼虫(5日間)→脱皮→5齢幼虫(終齢幼虫)(9日間)

卵から終齢幼虫に順調に育つことができれば、23日間かかります。その間になんと4回も脱皮をするのですね。

この終齢幼虫から蛹に変化します。蛹の期間はおおよそ2週間程度、その後孵化して蝶となります。

幼虫は蛹になる前にはお腹いっぱい葉っぱを食べます。毎日むしゃむしゃ食べるのでたくさん用意してあげましょう。

また夏の終わりの幼虫は越冬するかもしれません。
我が家では昨年、8月の終わりに捕まえたキアゲハの幼虫が飼育ケースに入れたその日に蛹になり孵化を楽しみにしていましたが、いくら待っても孵化せず冬になりました。

越冬するなんて知らなかったのでびっくりしましたね。
その後5月くらいだったと思いましたが、ちゃんと孵化して立派なキアゲハとして生まれ、空に離してあげました。

蝶になったときは家族一同とても感激しました。

アゲハの幼虫の飼育は自由研究におすすめです!

日本でよく見かけるアゲハチョウには2種類います。
ナミアゲハとキアゲハです。

ナミアゲハはみかん科の葉っぱを食べ、キアゲハはセリ科の植物を食べて成長していきます。

自宅のお庭に柑橘系の木があったり、家庭菜園でニンジンやパセリ、セロリなどを育てている場合には葉っぱにアゲハの幼虫がついていないかよく観察してみて下さい。

私は以前、おばあちゃんの畑でニンジンの葉っぱを一生懸命食べているキアゲハの幼虫を見つけた事があります。

虫が苦手な人はキアゲハの幼虫は奇抜な色をしているのでびっくりするかもしれません。
アゲハ蝶は比較的飼育しやすいので夏の自由研究にもお勧めです。

幼虫から孵化までの様子をよく観察し、まとめると良いでしょう。
難しい温度管理などは必要なく、飼育のコツはエサをたくさん用意して、清潔な環境を整えて直射日光を当てない事です。

卵の状態から観察したとしても蛹まで1か月、蝶になるまでは1か月半ほどなので夏休み中に見届けることができるでしょう。

アゲハなどの蝶の幼虫はどうやって手に入れる?

幼虫はナミアゲハは柑橘系の木のある場所。キアゲハは主にせり科の植物のある畑で見つけることができるでしょう。

とは言っても、どこに柑橘系の木があるのかはわからないですよね。自宅に植えられていたらラッキーです。

比較的、キアゲハの方が見つけやすいかもしれませんね。
以前私は、住宅街のアスファルトの上でせっせと歩く終齢幼虫のキアゲハを見つけた事があります。

猛スピードで歩いていましたし、その日のうちに蛹になったので、どこかの畑から安心して蛹になれる場所を探して旅に出ていた途中だったのかもしれません。

その他には、友人がベランダで育てていたパセリについていたのを見つけたとも言っていましたね。

アゲハの幼虫を見つけたいならキアゲハが好きなセリ科を育てる家庭菜園を始めてみると良いかもしれません。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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