亀の甲羅を洗う時に注意すること。ゴシゴシこすらず優しく丁寧に
2018.3.14
亀の甲羅は紫外線を浴び体内で栄養素を作るため汚れていると病気になったり成長が止まったりしてしまいます。
ですから、亀の甲羅にコケや藻が生えてしまった時には、優しく洗うと良いですよ!
気を付けるのは「絶対に力を入れて強くこすってはいけない」という事です。
亀の甲羅のお掃除の仕方をご紹介します。
この記事の目次
亀の甲羅に苔や藻が生えたら洗う!洗う時はやさしく丁寧に
亀の甲羅にコケや藻が生えてしまうのは、水質と日光不足が関係しています。
水が汚れてコケに良い栄養がたまりすぎコケが大繁殖し亀にも生えてしまうのです。
亀の甲羅にコケが生える時にはお水を取り替えて清潔にしなければいけません。
またコケや藻は日光浴が十分にされていれば本来は増えないものなので、コケが繁殖するという言う事は日の光も足りていないという証です。
亀などの爬虫類は日光浴がとても好きな生き物です。日光浴をして体の中で「ビタミンB」をたくさん増やします。
ビタミンBはカルシウムを吸収するのに欠かせないものなので日光浴が少ないとカルシウム不足に陥ることに直結します。
カルシウムが足りていないと亀は甲羅や骨が上手く成長させることができなくなってしまうのです。
そのため、亀を飼育する時は定期的な水替えと日光浴ができる環境を整える必要があります。
亀の甲羅を洗うと、動かなくなっちゃた?!
その場合、動物病院へ行く前に少し観察する時間を設けた方が良いのでは?
もしかしたら、甲羅を洗われて元気がなくなったのではなく、気持ちよくてさっぱりしていたのかもしれません。
亀の甲羅は人間に例えると歯のように骨でできているんです。ですからブラシで洗ったからと言って具合が悪くなったり病気になることはありません。
その動かなくなった亀さんが「ミドリガメ」の場合はもしかしたら、怖がっているだけかもしれないです。ミドリガメはとても警戒心が強くて臆病なんです。
飼い主が水替えのために掴んでも暴れることも良くあります。ですから甲羅を洗って動かなくなったのであれば警戒してジッとしているだけかもしれないですよ。
甲羅を洗う事が亀にとってストレスになるなら、ブラシでこする回数を減らしたリ弱い力でやったりして徐々に慣らしていくと良いです。
また日光浴が充分にできる環境になっていますか?せっかく甲羅を綺麗にしたのならたっぷり日光浴をさせてあげて下さいね。
亀の日光浴をさせないと甲羅に苔が…!洗う時は優しくね
最近天気が悪すぎて、私の可愛い「亀すけ」に日光浴をさせていない日が続いていたら甲羅にコケが生えてしまった。
甲羅にコケが生えたままにすると、日光浴をしても紫外線をコケが邪魔するのでキレに取り除く必要があります。
亀は紫外線を浴びれないと弱ってしまうんです、だからたくさん日光浴させてあげたいところです。
甲羅を洗う時は「とにかく優しく」が基本です。
固そうだからとゴシゴシやってはいけないのです。もし甲羅に傷がついてそこからばい菌が入って炎症を起こしたら・・・。大切な亀すけに辛い歩もいをさせたくありません。
使うのは歯ブラシやスポンジとかが良いです。たわしとかメラミンスポンジとか、やめて下さいね。
亀の甲羅ってとってもデリケートなんです。
クサガメは脱皮をする!甲羅干しを心掛け正常な成長を促そう
「クサガメ」さんは脱皮を繰り返して甲羅を大きく成長させていきます。
日光浴でいわゆる甲羅干しが充分にできているときれいに脱皮する事ができますよ。
飼育場所が日光浴のできない場所でも紫外線ライトを当ててあげると、日光浴と同じ効果を得られることができるので日光浴をさせてあげることができないとお悩みの方はぜひ活用してみて下さいね。
クサガメの脱皮はとても大切なもので、甲羅の状態が良くないと順調に脱皮する事が難しくなり、脱皮が上手くいかないとクサガメの成長が止まってしまう事になるので、飼育で一番大切なのは健康的に脱皮ができるように管理してあげる事です。
また脱皮後はまだ甲羅が柔らかいのでは?と思うものですがクサガメの場合は脱皮後も甲羅が固い状態になっています。
甲羅の脱皮は、皮がむける形で行われるため水が汚れがちになりますので、清潔に保つようお手入れを欠かさず行いましょう。
銭亀の甲羅は皮膚の一部!なので洗う時には十分気を付けて!
亀には背骨があります。そう脊椎動物なんです。
こちらでは「銭亀」についてご紹介します。
銭亀は甲羅が弱くまるで皮膚のようにデリケートになっています。
構造は2重になっており内部に背骨や肋骨が入っており背中の甲羅(背甲)を支えています。
亀の甲羅は主にカルシウムでできているのでやはり紫外線が欠かせません。
大人の銭亀の甲羅は、固さを感じますが生まれたばかりの赤ちゃん亀はまだ甲羅がぷにぷにしていて柔らかいので、甲羅を強く推したリ刺激を与えたりしないよう大切に扱いましょう。
亀の甲羅は、人間に例えると指の爪のようなものでそこまで頑丈なものではありません。また甲羅のすぐ下には内臓がつまってるので刺激にも弱いです。
銭亀の平均寿命は20年と言われており中には倍以上長生きする子もいるようです。
一度飼い始めたら、できるだけ長く生きていて欲しいですよね。
銭亀をお家に迎えたら、優しく丁寧にお世話をしていきましょう。
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