初めての受験で失敗・・・高校受験で失敗した人がすべきこと
2018.3.16
人生初めての受験が高校という人もまだまだ多いでしょう。そしてその高校受験で失敗してしまうと、大きな挫折感を味わってしまう場合もあります。
しかし、高校受験に失敗したからといって、人生が終わるわけではありません。
高校受験に失敗した後にどうすべきなのか・・・その対策手段を説明します。
この記事の目次
高校受験で失敗・・・これからどうするべき?
初めての受験・・・万が一高校受験で失敗してしまった場合は、進路についてもう一度考えましょう。
第一希望が公立高校だった場合で私立高校も受験している場合は、どの私立に行くのかを考えましょう。
公立高校に行くことだけを考えていたでしょうから、私立となるとどこにしようか悩んでしまうかもしれません。それぞれの高校の特色をもう一度チェックしましょう。
どうしても公立高校に行きたいのであれば、二次募集があるところを探すのもよいでしょう。しかし、第一希望だった高校が二次募集しているとは限りません。その年度によっては、二次募集を行う高校がない場合もあります。
もし私立高校に応募していなかった、又は私立も不合格だった場合は、上記と同じく二次募集の高校を探すか、通信制高校か定時制高校しかありません。思い切って就職するという道もありますが、なかなか就職先がないかもしれません。
高校受験に失敗しても、残された道はあります。人生が終わってしまうわけではないのです。
高校受験に失敗した経験は大学受験で活かされる!
高校受験に失敗した原因はいろいろあるでしょう。
勉強したはずなのに、当日緊張して実力を発揮できなかった、風邪気味で不調だった、苦手な分野の問題が出てしまった・・・そう考えても、結果がすべてです。
しかし、そこで終わりではありません。大学受験でも同じように失敗しないようにすれば大丈夫です。
もし当日力を発揮できなかったのであれば、原因はいつもと違う環境だったため、緊張してしまったことでしょう。
大学受験で同じ失敗を繰り返さないためには、試験慣れするようにしましょう。志望校向けの模試があれば、必ず受けるようにしましょう。過去問題を勉強する時には、志望校を想定し、時間を設定して行うなど工夫しましょう。本番の試験に近い状態に慣れておくことが大切です。
大学受験まではまだまだ時間があります。苦手な分野が出て失敗した場合でも、対策はできるのです。
高校受験で失敗した原因について、メモに書きだしてみましょう。そして、大学受験でそのメモを読み返すのです。
同じ失敗は繰り返さないようにしましょう。
高校受験に失敗した子供の心理とは?
大人になれば、いろいろな失敗な挫折を繰り返して成長し、前に進んでいくことができます。
しかし、高校受験に失敗して10代前半で挫折を味わうことになれば、大人のように前に進んでいくことはできないかもしれません。次の選択肢を探すことに慣れていないからです。
これからどうすればよいのか・・・高校受験に失敗したことによって、将来の夢が閉ざされたとまで考えてしまいます。
さらに、親の期待に応えられなかったと悩む子供もいます。自分のためでもあるけど、親にも喜んでもらいたい、合格したことをほめてもらいたい、そう子供は思っているからです。
後悔しないように勉強してきたはずなのに不合格となってしまうと、後悔がついてまわってくるようになります。「もっと勉強しておけばよかった・・・。」そんなことばかり考えて先に進めなくなってしまうのです。
後悔ばかりしてもどうにもなりません。今後に生かしていくことが大切なのです。厳しいとは思いますが、一度リセットしてみましょう。
受験に失敗して中学浪人を選んだ場合の影響面とは?
どうしても第一志望の高校に入りたい・・・そう考えるのであれば中学浪人をするしかありませんが、翌年入学することでデメリットもあります。
部活動では、年齢が一つ上なので運動能力も向上していますが、大会に出場しようとしても、年齢制限がある場合もあります。
さらに、友達が先輩となり、学校生活でも肩身が狭い思いをするかもしれません。
では、大学受験にも影響があるのでしょうか?
一般的に大学受験や就職の時には、中卒でも影響はないと言われています。
しかし、面接試験では必ず質問される覚悟が必要かもしれません。「なぜ中学浪人までしてその高校に入りたかったのか?」「中学浪人した結果、その後の人生にどんな影響が出たのか?」なとと聞かれるでしょう。
その時には、自分の言葉で自分の考えを言えるように準備しておくことが大切です。
高校受験は親も一緒に闘うべきです
高校受験は、子供が自分一人で志望校を決め、一人で闘うわけではありません。親が一緒になって真剣に考えなくてはいけないのです。
高校受験に失敗する原因は、子供にではなく親にある場合もあります。
例えば「親が子供の進路に期待しすぎている。」ケースです。子供のやりたいことを認めてあげるのが親の務めであるはずなのに、それを無視して親が志望校を決めてしまうのです。
まず子供が将来何をしたいのか、親として相談に乗ってあげましょう。それによって志望校を決める手伝いをするのです。自分の考えを押し付けないようにしましょう。子供の将来を閉ざしてしまいます。
反対に子供が親に相談してくても、できない場合があります。自分の進路について相談できる人がいないのです。
自分の進路については、親に相談するのが一番です。しかし学力だけで高校を選んでしまうと、つまらない高校生活になってしまうかもしれません。
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