洗濯表示のドライにバツのマークの意味とお手入れ方法
2018.3.20
洗濯表示のドライにバツが付いていたら、どんな洗濯方法をすればいいの?
あまり家事をしない方には洗濯表示の見方、戸惑ってしまいますよね。
洗濯をする時は洗濯表示をしっかりと確認をしないと大変な事になってしまいますよ。
洗濯のドライについて色々とご紹介いたします。
この記事の目次
洗濯表示のドライにバツが付いている時
まずは洗濯表示にバツが付いている意味をご紹介します。
ご察しの通り、その洗濯方法はダメですよという事。ドライのマークにバツが付いているならドライクリーニングが出来ないという事です。
そもそもドライクリーニングはよく耳にしますが、どんな洗濯方法なのかしっかりと知っている方は少ないのではないでしょうか。
ドライクリーニングとは水を使わずに石油系の洗剤を使って汚れを落とす方法です。
家でドライ機能を使って専用の洗剤を使って水洗いをするのは、根本的な洗濯方法が違ってきてしまうんです。
ではお家の洗濯機のドライ機能で洗えるものとは?気になりますよね。
ドライのマークがついていても、家で洗っても大丈夫そうなものを洗う事ができます。しかし家で洗えるかどうか判断に困った時は、クリーニング店に出すのが一番です。
また失敗して困るような高価な商品もやめた方がいいでしょう。
その他にも手洗いマークがついているような服がドライ機能を使って洗濯をする事ができますよ。
洗濯表示のドライにバツが付いている製品ってどんなもの
ドライマークが付いていたらクリーニング店でドライクリーニングをしてもらうか、家で洗えそうなものなら洗濯機のドライ機能を使って洗うかです。
逆にドライマークにバツが付いている場合は、自宅の洗濯機で洗えるマークがついているはずです。
プリントがついているTシャツなどはドライにバツが付いている事が多いですよ。
これはドライ溶剤を使うとプリントがはがれてしまう可能性があるからなんです。
こんな場合は家の洗濯機で洗ってOK!プリント部分の損傷が気になる場合はネットに入れて洗濯をするといいですよ。
また洗濯機のマークに温度が表示されている時は、その表示に従って水の温度を調節してください。
ドライマークはドライで洗濯を。ドライマークにバツが付いている時はその他の表示を参考にして洗濯を行ってください。
洗濯表示のドライにバツが付いている時の洗剤は?
上記したようにドライマークにバツが付いている場合はドライクリーニングができませんよという証。
もしドライがバツで水洗いが可能なら自宅で洗濯することができます。
おしゃれ着ならドライコースを使えば、より優しく洗濯機が洗ってくれますよ。
この時におしゃれ着用洗剤は使えないのか?使えるのか?それもきになりますよね。何だかドライのバツマークが使ってもいいのか悪いのか混乱させます。
答えは水洗いできるならおしゃれ着用洗剤を使えます。
ドライクリーニングで使うような石油溶剤ではなく、中性洗剤であれば水洗いをする洗濯機のドライコースに使っても問題ありません。
おしゃれ着用洗剤はトリートメント効果があるので、繊維の毛羽立ちや毛玉なども防いでくれるのでいいですよ♪
ドライクリーニングと洗濯機のドライ機能の違い
ちなみにドライクリーニングはほとんど水を使用しない為に、水にぬれると縮んでしまうような服を洗う時に優れた方法です。
石油溶剤は油汚れに効果を発揮します。
また普通の水洗いとは違って型崩れがしにくく、色落ちもしずらいといったメリットがあります。
しかし汗や食べ物の汚れは落ちずらいという所もあるんです。
ちなみに家の洗濯機で使うドライ用洗剤は、油と水溶性の汚れどちらも落とす中性洗剤を使われている場合が多いようです。
もちろんお話ししたようにご自宅の洗濯機のドライ機能はドライクリーニングではありません。
水を使って洗濯をします。
普段の洗濯とは違って勢いよく洗濯物を回さないので、静かに水の勢いと洗剤の力だけで汚れを落としていきます。
その為衣類をなるべく傷めずに汚れだけを取り除けるという訳です。
しかし水を使っているため型崩れや色落ちの心配はあります。洗濯をする時には注意をして下さいね。
やっぱり大事な洋服はプロに頼むことをオススメします
洗濯表示のドライマークは水を使わずに、ドライ溶剤を使ってドライクリーニングして下さいという意味です。
しつこいようですが家でのドライ機能を使った洗濯を勧めているわけではありません。
家で洗えるものは洗濯機のマークか手洗いのマークがついているものです。
それ以外の物を洗濯表示とは違う方法で洗う場合は自己責任という事です。
私個人の意見としては手洗いマークがついていても、洗濯機の手洗いコースを使ってしっかりとネットに入れた後、おしゃれ着用洗剤を投入しちゃいます。
またドライマークが付いていても縮みがなさそう。と長年の主婦の感を働かせて洗濯機で洗ってしまう事もあります。
しかし見極めが肝心なのでおすすめはしませんよ。
こんな私でも、チョット値段が高かった洋服などは家では無理をせずクリーニング店にお願いしています。
大事な服でなおかつドライマークが付いている場合は、プロにお願いした方が確実です。
汚れはキレイにとれても、子供服のように縮んでしまう事もありますから・・・。
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