子供がチャイルドシートに乗らない理由…ここを改善してみよう!
2018.3.28
子供と車でお出かけの時に、泣いてなかなかチャイルドシートに乗らない…。
そのようなお子様は多いものです。
しかし、泣くからといって乗せないわけにはいきません。
子供がチャイルドシートを嫌がるには、さまざまな理由があるのです。
チャイルドシートを嫌がる原因や改善のポイントをご紹介します。
この記事の目次
子供がチャイルドシートに乗らない理由は温度が暑すぎるから
子供がチャイルドシートに乗ってくれない理由の一つに、車内の温度調整が関係します。車内の温度は適切でしょうか?
日差しが強くなる春先から、車内の温度は意外に高くなることがあります。
赤ちゃんをチャイルドシートに乗せる時には、事前に窓を開けたりエアコンをつけて車内の温度を適切に保ち、チャイルドシートの表面温度にも気を配ることが必要です。
チャイルドシートの温度調整が難しい時には、保冷材の入った保冷シートを使ってチャイルドシートを冷やすというのも効果的です。
また、直射日光の当たる場所の場合には、サンシェードを使って紫外線を防いだり、チャイルドシートに白っぽいバスタオルを掛けておくだけでも違います。
特に、夏は車内もかなり高温になり、チャイルドシートの金属部分などはかなり熱くなっています。
火傷などにつながらないように注意が必要です。
ベビーカーやチャイルドシート向けの「保冷・保温シート」というものもあります。
ジェルの入った袋を冷蔵庫で冷やしたり、電子レンジで温めて使用します。
カバーは汚れたら洗濯することができるので、ママも安心です。
チャイルドシート専用のカバーも市販されています。
サンシェード機能がついているので、シートが高温になるのを防いだり、ほこりや日焼けからも守ってくれます。
子供がチャイルドシートに乗らない時には、乗せ方を確認してみる
子供がチャイルドシートに乗らない理由は他にもいろいろあります。
・チャイルドシートに体がフィットしていないので座りにくい
・ベルトがゆる過ぎてお尻が下がってしまい、座り心地が悪い
・ベルトが窮屈で動きが制限されるから
・外の景色が見えなくて、空しか見えない
・暑い寒いなど温度調整が上手くいっていない
・パパやママの顔が見えなくて不安
その子によって、理由はさまざまでしょう。
不満に思っている要素をつき止め、それを解消できれば赤ちゃんも泣かずにチャイルドシートに乗ってくれる可能性が高くなります。
チャイルドシートは正しく乗せているつもりでも、実はきちんとフィットさせていないということもあります。
チャイルドシートの正しい装着方法を見直してみましょう。
1.チャイルドシートが斜めにならないように、正しい角度で取り付けます。
2.ベルトをゆるめ、赤ちゃんもお尻が奥までフィットするように座らせます。
3.ベルトがねじれないようにして、しっかりとバックルに金具をはめます。この時にカチッと音が出たのを確認して下さい。
4.ベルトは指1本分くらいのゆとりを残して締めましょう。
正しく座らせるのは、赤ちゃんにとっても快適ですし、安全面から見ても大切なことです。
乗っているうちに調整が緩んでくることもあるので、こまめに確認することも必要です。
チャイルドシートに乗らない子供に試したい方法
チャイルドシートを嫌がるお子さんで、車内でDVDを見る環境があるなら、お子様の好きなアニメやキャラクターのDVDを見せるというのも効果的です。
ぐずった時にも気分転換になります。
また、お出かけするにはきちんと座らないとお出掛けができないということをお子様に教えることも大切です。
買い物に行く時などにも、好きなお菓子を1個だけ買ってあげるという約束をして、きちんと座っていないと出発できないよと言うとお子様も頑張れるかもしれません。
きちんと乗った先には楽しいことが待っているとわかれば、お子様のぐずりも少なくなるかもしれません。
なかなか上手くいかず、それでもお子様が泣いて暴れるようであれば、わざとお出かけの予定をキャンセルするというママもいるようです。
チャイルドシートからジュニアシートに変えると落ち着く子も
お子様の中には、赤ちゃんの頃にはおとなしく乗ってくれたのに、1歳頃になってから
チャイルドシートを嫌がるようになったという子もいます。
自由に動けるようになり、自我も発達してくるので、動きが規制されるチャイルドシートを嫌がるようになるというのも考えられます。
そのようなパターンのお子様には、チャイルドシートからジュニアシートに変えると乗ってくれるようになったというお子様もいます。
そして、シートを嫌がる場合も、嫌がるから乗せないという訳にはいきません。
車で出かけるには、必ず座らないとお出掛けできないと覚えてもらいましょう。
目的地に行くには、シートに座るのがルール、どうしても乗らない場合には行くのを辞めるというのを徹底してみましょう。
これを何回か繰り返すと、お子様も楽しい場所に行くには、座らなければいけないとわかり、スムーズに乗ってくれるようになるかもしれません。
子供がギャン泣きしても親は下ろさないことが必要
子供がチャイルドシートでギャン泣きすると、親の方が折れてしまい、シートから下ろしてしまうのが一番避けたいパターンです。
子供は「泣けば下ろしてもらえる」と学習してしまい、次に乗った時にもきっと同じ行動を取ります。
親は大変ですが、子供がどんなにぐずってもチャイルドシートに乗せる、これを徹底しましょう。
何度か繰り返すと、子供も慣れてぐずることも少なくなってくると思います。
なかなかお子様が座ってくれないと言う時には、チャイルドシートをはめて出る『カチッ』という音が車を動かすスイッチなっているという風に教えるママもいるそうです。
言葉が理解できるようになったお子様にはこの方法も良いですね。
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