手先が器用になりたい!手先を器用に動かす練習色々あります!
2018.4.1
手先が器用な人ってうらやましいですよね。
楽器の演奏や、字を書くことや料理など、もう少し手先、指先を器用に扱うことができたなら…と感じることはありませんか?
手先の器用さは先天性のものではありません。
練習で手先の器用さを身に着けることができるのです!
手先が器用になる運動や、子供の遊びなどをご紹介いたします。
この記事の目次
手先を器用にする練習は、日頃の生活の中から
手先動き、指先の動きを早くするには、日頃から意識して動かすようにしてください。
例えば指を回してみましょう。
手をグーにして、人差し指だけ伸ばしましょう。
そして、その人差し指をグルグルさせてみてください。
トンボの目を回すように、グルグルさせてみましょう。
上手に一定速度で、グルグルさせることができましたか?
早く回したり、ゆっくり回したり、自分の思うようにコントロールできていますか?
右回り、左回り上手にできますか?
両手の人差し指を回すことができますか?
両手の人差し指を、均等な速さで同時に回すことができますか?
手先や指先を動かすことは、脳の指令素早く指先で表現できるか、と言うことでもあります。
手先が器用になりたい!手先を器用に動かせるようにする練習にはコレ!
器用・不器用、違いはどこにあるのでしょうか?
あなたはどうして、手先を器用に使いたいと思っているのでしょうか?
ピアノやギターなど、楽器の演奏のため?
裁縫などの趣味のため?
キーボードを早く打つ必要がある仕事のため?
手先を器用に動かすためには、脳の処理速度と、手の運動機能の両方を早める必要があります。
手先を器用に使えるようになるには、まず、手先を動かしましょう。
細かい作業をおこなうようにするのです。
そうは言っても、どのような事が手先を器用に動かす練習となるのでしょうか?
まずは、「千羽鶴折り紙」を買ってきてください。
文具コーナーに「千羽鶴用折り紙」が売っていると思います。
仕上がった時に吊るすヒモやビーズなども入った「千羽鶴キット」も売っています。
だいたい、7.5㎝×7.5㎝の折り紙が1,000枚プラス失敗した時ように2.30枚ほど追加された折り紙が20色入っています。
あまり大きくない折り紙で、鶴を1,000羽折るのです。
始めは、上手に折ることができないかもしれません。
ですが、一羽目の反省点を2羽目に活かし、3羽、4羽と折り続けていけば、鶴の折り方が上手になり、一羽折るスピードも速くなることでしょう。
そして、一羽目に折った鶴と、千羽目に折った鶴を、比較してみましょう。
一羽目よりも千羽目の方が、上手に折れてはいませんか?
十羽折り終える時間を、計ってみるのもいいかもしれません。
同じ作業を繰返しているうちに、考えていることを手先に伝える処理スピードも速くなり、手先も器用になること間違えありません。
子供の手先を器用にさせるには?練習と言うよりも遊びの中で身に着けさせる
子供には、手先を使う作業をたくさんさせましょう。
折り紙はその代表ですが、他にも指先を使い、刺激を与えられる遊びがたくさんあります。
この遊びは、なんでも口にモノを入れてしまうことを卒業した、2歳半過ぎ位から適した遊びになります。
まずは「ねんど」
小麦ねんどが柔らかく、子供弱い力でも形成することが難しくありません。
次に「ハサミ」
これは、子供用のプラスチックのハサミを、使うようにしましょう。
左利きのわが子には、「刃物は右で使えたほうがいいよな」と本能的な判断力により、右で持たせて作業させるようにしました。
切れ味はあまりよくありませんが、親の補助があれば折り紙を切ることはできます。
それから、ハサミで切った折り紙を「でんぷん糊」を使って大きな紙に貼っていきましょう。
糊が指先に付く感覚も刺激的ですし、自分の切った、色々な形の折り紙で、貼り絵をする楽しさもあります。
主原料がとうもろこしでんぷん100%のでんぷん糊を選べば、間違って舐めてしまったとしても安全です。
折り紙の貼り絵に、クレヨンで絵を足すのも楽しいですね。
エンピツを握るというのは、結構な指圧を必要とします。
自分が思い描く形を指先で表現するというのは結構大変な作業なのです。
新聞紙などの大きな紙に、自由に絵を描かせてあげましょう。
その、新聞紙をやぶるのも手先の運動になります。
ビリビリに破ったり、小さくちぎったり、丸めたり…
こういった一連の動作が、手先を器用さを生み出す力になります。
シール剥がし、シール張り、指先を使う訓練になります。
シートのシールを剥がして紙に貼る。
この動作って、指先を器用に動かす練習になるって知ってました?
これは、幼児や子供だけではなく、お年寄りなどにも効果があるようです。
また、二枚の皿を用意して、一枚の皿に乾燥した小豆や大豆を入れます。
スプーンで一つづつすくって隣のお皿に移します。
1分で何個移動させられるかを、計ってみましょう。
数える時に、数の勉強にもなりますし、細かい作業を繰返す訓練にもなります。
指の筋力をアップさせる運動をご紹介します!
どこでもできる「指の筋力をアップさせる運動」をご紹介します。
左右の指先を合わせましょう。
親指から順にグルグルを回してみてください。
反対周りもしてくださいね。
左右10回づつ回したら、今度は人差し指を同じように回してみてください。
中指や薬指はグルグル回しにくいですけど、頑張って!
この動作を続けて、どの指も10回づつスムーズに回せるようになってきたら、20回、30回と回数を増やすようにしてください。
この運動の面白いところは、指先の器用さを上達させるだけではなく、腕の筋肉も鍛えることができるということです!
電車での移動時間や、昼休みの数分、テレビを観ながらなど、ちょっとした時間に「ながら」で行うことができますので、是非日々の生活の中に取り入れてみてくださいね!
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