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親がお金をくれないのは何故?子供へのお小遣い事情とは

2018.4.5

親がお金をくれない_02ことに、不満を抱いているお子さんも多いようです。

しかし、親はただケチってお金をくれないわけでは無いと思いますよ。あなたにお金の大切さを知って欲しいのです。

どうしてもお金が欲しい時には、お手伝いをしてみるのも一つの手かも・・・!

親がお金をくれないのには、こんな理由があったんです

うちの両親は、ケチってお小遣いを全然くれませんでした。でもそれはお金が無いからではなくて、私にお金の大切さを知って欲しいからだったということがわかりました。

お金はとても大切なものです。小さいうちからその大切さに気が付いて欲しいと思う両親であれば、お小遣いを簡単に渡すことはないでしょう。

例えば1ヶ月のお小遣いが500円だった時、自分の欲しいものは600円だったとします。この100円足りないという状況で、両親に言って100円を貰うことは簡単です。しかし、ここからお金の大切さを学ぶことは出来ないのです。

そういった場合に、お手伝いをさせてそのお駄賃として100円を渡す親もいるでしょう。これは働いた分としてのお金なので、お金の大切さを学ぶためには良いことだと思います。もしくは、翌月のお小遣いまで渡さないという親もいることでしょう。

ここで簡単にお小遣いをあげてしまうと、子供はそれが当たり前だと思ってしまいます。どんどん甘えて、お小遣いの額も少しずつ上がってきてしまうのです。

そんな風に育った子供はワガママに育ってしまう可能性が高いのです。そういった面でも、簡単にお小遣いは渡さないというのも躾の一環になるのです。

親がお金をくれないから、〇〇したら怒られた!

昔の話ですが・・・親がお小遣いをなかなかくれず、そんな時に私は素晴らしいことを思いつきました。

それは、教材用のテープの爪の部分にシールを貼って隠すことで、新たに録音用のテープをして使うことが出来るということです。

音楽を録音してしまえば、上書きされるのでもちろん元々入っていた英会話の教材の内容は消えてしまいます。でも、英語のテープなんて実際聞かないし、教材のテープは沢山あるし・・・と思って、自分が好きな音楽を録音出来ることにワクワクしていました。

しかしある日、そのことが父親にバレてしまったのです。せっかく買った教材のテープに何をしているんだ!と叱られました。

でも、私は反省しなかったのです。教材用のテープに録音してはいけないというのであれば、新しいカセットを買うお金をちょうだいよと思ったのです。うちはお小遣い制度が無い家でした。

お金をくれないのに、どうやってカセットを買えばいいって言うんだよ。お金が無いからこそ、自分で工夫して音楽を楽しんでいるのに、どうすればいいんだよ!と反抗心しかありませんでしたね。

親がお金をくれない時は、お手伝いをしてみては?

中学生のうちはまだ働くことも出来ないので、親からお小遣いを貰っているという人も多いでしょう。もらったお小遣いの中でなんとかやりくりをしていきます。欲しいものがお小遣いの額を超えている場合は、我慢しなくてはいけないこともあります。

ただ、中学生ともなると欲しい物も色々と増えてくることでしょう。毎月のお小遣いだけでは足りずに、もっとお小遣いが欲しいと思う時もありますよね。

だからと言って、親のお財布からこっそりお金を盗む・・・なんてことは絶対にあってはいけません。いくら親のお金だと言っても、それは立派な泥棒です。

そういう時には、親にお手伝いを申し出てみてはいかがでしょうか?ただ「お小遣いがもっと欲しい」というだけでは、親も簡単にOKすることは出来ないでしょう。しかしそこで、「お小遣いがもっと欲しいから、お手伝いをさせて欲しい」という交換条件があれば、親も了承してくれる可能性は高くなります。

「どんな手伝いでもするから、お願いします。」なんて言えば、さすがに親も理解してくれるはず。

お給料(お小遣い)が発生するお手伝いなので、いつものお手伝いと同じと思ってはいけません。いつもより、時間も手間もかかることでしょう。しかしそれでも、お金の為に一生懸命働くのです。それが仕事というものです。

親からのお小遣い制度が、金銭感覚を育てるとも限らない!?

働けない子供のうちというのは、親からお小遣いを貰っている人も多いでしょう。お小遣いというのは、何もせずに手に入る「無料のプレゼント」なのです。その為、この無料のプレゼントによって金銭感覚が育つわけが無いのです。

むしろお小遣いというのは、貰えて当然なものとなっています。その為「足りない」「もっと欲しい」という要求が更に強くなっていくものなのです。

あなた自身、お小遣い制度によって金銭感覚が育ったと思いますか?むしろお小遣いを貰っていた時というのは、「もっと貰えたら・・・」という不満や欲望の方が大きかったのではないでしょうか?

これは子供に限らず、大人であっても同じです。宝くじは出来るだけ高額当選したいと思うように、いつまでたってもお金に対する欲望というのはあるものなのです。その為、お小遣いという「無料のプレゼント」はお金を大切にするための心を育てるのに有効とは言えないのです。

お小遣い制によって、ある程度の我慢や管理能力が身に着くのでは?という意見もありますが、それもあまり期待は出来ないのです。

みんなの親は、子供にお小遣いをいくら渡しているの?

●500円

周りのお友達も500円もらっているようなので、我が家でも500円をあげています。小学3年生の子なので、お小遣いは友達とお菓子を買いに行ったりする時などに使っているみたいです。その歳頃であれば、500円で十分だと思っています。それ以上となると、お金の価値もわかっていない子にはまだ早いと思うんです。

●3,000円

中学生の子供には3,000円をお小遣いとして渡しています。私自身も中学生の頃はこのくらいだったので、旦那と相談して決めました。中学生ともなると、お友達と遊びに行く事も多くなるので、もしお小遣いの範囲で足りないようであれば追加で渡すこともあります。子供からお小遣いが少ないと言われたことはないので、これで十分だと思っています。

●0円

私は4人の子供を持つ母です。高校生になった子供にはもうお小遣いはあげていません。高校生ともなれば、自分でバイトしてお金を稼ぐことが出来るからです。中学生までは欲しい服やゲームなどがある時には、年に数回買ってあげる程度でした。友達と遊ぶ時には、1ヶ月に1,000円くらいあげてましたね。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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