言葉の意味からニュアンスそして解決策まで

言葉の意味からニュアンスそして解決策まで│イミペディア

赤ちゃんがママ・パパと言わない理由とは・・・

2018.4.8

赤ちゃんが、なかなか「ママ・パパ」と言わない・・・。

我が子は成長が遅いのでは?と心配になってしまっている方もいるかもしれませんが、もしかすると他に理由があるのかも!?

赤ちゃんが「ママ・パパ」と呼ばない理由について調べてみました。

赤ちゃんが「ママ・パパ」と言わないのは何故?

●お互いに呼び合っていないから

私たち夫婦は、いつも名前で呼び合っています。子供と話す時には、「これママに渡してきて」とか「パパ帰ってきたよ~」などとママパパを使って呼ぶようにはしているのですが、それ以外は普通に名前で呼び合ってしまっています。

もしかしたらこういったことが原因で、子供がなかなか「ママ・パパ」と言わない場合もあります。常にママパパと呼び合っていれば、子供も真似して早く覚えそうな気もしますよね!

でも幼稚園に入る頃にはママやパパじゃなくて、お母さん、お父さんと呼んでもらいたいので、無理に練習する必要も無いかもしれませんね・・・。

●呼ばなくても伝わるから

子供は自分の思いが相手に届かないと、叫ぶことでアピールしたりします。ママにわがままを聞いてもらえない時には、「マ゛ァァマ゛ァ」なんて言って叫んだりしますよね。

いつも子供と一緒にいるママは、子供の要求がすぐにわかる為、比較的意思の疎通もスムーズです。その為、ママと呼べなくてもきちんと伝わるという安心感があるのです。

「ママ」と言わない我が子・・・赤ちゃんの1歳半検診では指摘される?

私の息子は1歳半の時、「ママ」とは言えませんでした。私の住んでいる地域の検診では、5個以上の単語を言えたらOKとのことでした。その場では緊張により言葉を発しない可能性もあるので、問診票に記入して保健師さんが確認するだけで終了です。

子供に直接「これはなに?」と聞くことも無く、積み木も「積み立てられますか?」という質問をされただけです。

その理由を聞くと、「家では出来ても、知らない場所に行くとできなくなってしまうことがよくあるから」とのことでした。

その為、1歳半検診で「ママ」と言えなくたって問題ありません。ママに「ママ」と呼ばなくたっていつでもママは振り向いてくれるので、呼べるようになるまで時間がかかる子もいます。

そして息子は、「パパ」とは呼んでも「ママ」とはなかなか呼ばなかったのです。呼べるようになったのは1歳9か月になった時の事。いろんな子がいるんですから、焦る必要はありませんよ。

赤ちゃんがまだママと言わない・・・初めての言葉はこれでした

赤ちゃんがなかなかママと呼んでくれないと、少しもどかしい気持ちになりますよね。

赤ちゃんが初めて話す言葉、第一位は「まんま(ご飯)」とのことです。初めて赤ちゃんが話す言葉というのは、ママやパパがよく話していた言葉かつ、発音しやすい単語を言う傾向があります。

赤ちゃんが言葉を話すときというのは何かを伝えたい時が多く、ご飯や挨拶、したいことを発することが多いです。

1語を話して2語、3語と増えていくタイミングというのは、その子によって異なります。1語を話せたからと2語、3語を話させようとはしないで、ゆっくりとコミュニケーションをとっていってください。コミュニケーションが上手く取れることで、言葉の数も増えてきてスムーズに会話出来るようになってきます。

赤ちゃんが初めて話す言葉として、「まんま(ご飯)」以外にも「はーい」という返事や、「ワンワン」「ねんね」「バイバイ」、そして「ママ・パパ」などがあります。

赤ちゃんの頃から、「お父さん・お母さん」と呼ばせることのメリット

小さい子供にとっては、「パパ・ママ」などの破裂音はとても言いやすいです。こういった言葉は外来語として入ってきて定着したようですが、「言いやすい」という理由だけで使うのはやめておいた方が良いかもしれません。いつか、訂正しなくてはいけない日がやってくるからです。

例えば子供が中学校に入学した際、「もう中学生なんだからパパ・ママと呼ぶのはやめよっか」と言っても、小さい頃から呼んできた呼び方を訂正するのはなかなか難しいことなのです。それであれば、最初から「お父さん・お母さん」と呼んでもらっていた方がよっぽど楽です。

「パパ・ママ」というのはシンプルで言いやすい為、「うちはパパ・ママというスタイルでいく!」というのであればそれはそれでOKです。

しかし、途中で本人の抵抗をよそに訂正してもらわなくてはいけないことを、忘れないでください。それを承知のうえで、使うのであれば問題ありません。

もしこのハードルを越えさせるのが嫌ということであれば、最初のうちから「お父さん・お母さん」と呼んでもらえるようにしましょう。小さな子が舌っ足らずな話し方で「おっかあ・おっとお」というのもとても可愛いですよ。

赤ちゃんと沢山話すと、言葉の発達スピードも上がる!

赤ちゃんは親が話す言葉の意味もわからなければ、言葉を話すことも出来ません。それでも、お父さんやお母さんが沢山話しかけてくれたり、自分で喃語を発したりするのは大好きです。

お父さんやお母さんが沢山話しかけてあげて、喃語にも笑顔で答えることで、赤ちゃんは「反応してくれている!もっと話そう!」という気持ちになるのです。

そうすることで言葉を理解するスピードが上がります。喃語を沢山話すことで話す為の機能も発達していき、コミュニケーション能力も向上していくのです。

しかし、もしお父さんやお母さんが赤ちゃんの喃語に対して「何を言っているのかわからない」と無視をしてしまえば、赤ちゃんは寂しさを感じてしまいます。「お父さんもお母さんも、お話を聞いてくれない」「一人ぼっちだ」などと・・・。

そしてそのような状態が続くことで、赤ちゃんは自分から話さなくなることがあるのです。安心感や安全感も感じられなくなり、成長の発達や社会適応に影響を与える危険性があるのです。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

意味ペディア編集部

意味ペディアは、言葉の意味だけでなくニュアンスや解決策など、知りたい言葉を個人的見解も含めて解説するメディアです。調べ物の参考程度にお読みいただくことをおすすめします。

WEB SITE : https://imi-pedia.com/

 - 教育・子育て