雪道の自転車走行には危険が！冬道対策をしましょう

雪道の自転車の使用はハンドル操作が効かないから危険

雪が積もった道を自転車で走ると、雪の重さで自由にハンドルが効かなくなってしまいます。真っすぐに進まなかったり、自分の意志とは逆の方向にハンドルが持っていかれる事も少なくありません。

これは自動車にも起こる事です。しっかりとした重量がある自動車だって雪が深いとハンドルが効かないことがあるのですから、自転車なら当然と言ってもいいですよね。

また車体のバランスをとるために自転車はハンドル動作が大切です。雪道だと上手くハンドル操作が効かない為に転倒してしまったりと、とっても危険です。

そして自転車は曲がる時に重心を傾けますよね。自動車とは違ってハンドル操作をしたから曲がるというよりも、曲がるように重心を傾けて同時にハンドルを切る動作が付いてくると言ってもいいと思います。

雪道だと体を傾けてもハンドルを切れずに転んでしまう。自転車に乗り慣れている人ほど転倒する可能性が高いかもしれません。

雪の上だってもちろん、大ケガをしてしまう可能性がありますよ。

雪の自転車走行は危険がいっぱい！冬タイヤを装着しましょう

頻繁に雪が降る地方で暮らしていると、雪が降っている事が日常で夏と変わらずに自転車に乗ってしまう方がいます。

しかも年をとっても大丈夫と過信して自転車に乗ってしまう。そんな方も少なくないんですよね。

でもテカテカに圧雪された雪道は慎重に歩いていて、ふとした瞬間に転んでしまうものです。自転車なら、なおさら滑ってしまいます・・・。

車だって雪に備えてスタッドレスタイヤに交換するのに、夏タイヤで自転車に乗るなんて無謀そのものです。

どうしても交通手段として冬に自転車に乗らなければいけないという方は、自転車のタイヤも冬タイヤに交換しましょう。

サイクルショップに行くと冬タイヤ売っていますよ。自転車の種類によっては冬タイヤを装着できない物もあるかも知れませんが、そんな時は自転車に乗るのをあきらめるか冬タイヤを装着できる自転車を購入するしかありません。

もちろんヘルメットを着用したり、ウエアなどもしっかりと準備をして下さいね。

危険な雪道の自転車の走行は罰則の対象となる！？

道路交通法によって雪道を走る時の規則がある事を知っていますか？

都道府県によって多少の違いはありますが、雪が頻繁に振るような積雪が多い地方では規則が厳しく決められています。

雪と言えば北海道を思う方も多いと思いますが、新潟も豪雪地域です。

新潟では規則として道路に積雪や凍結がある場合は自動車や原動機付自転車を運転する場合、滑り止めの措置を行うように決められています。

また全車輪に滑り止めの性能がある雪道用のタイヤを取り付ける事も規定されているんです。

もちろん違反をした場合は反則金を支払わなくてはなりません。また反則金を期日までに支払わなかったり、交通事故を起こしてしまった場合などは反則制度が適用されないケースがあり刑事裁判となります。

雪道は自転車じゃなくても危険ですよ！

雪道や凍結した道では自転車やバイクなどは乗らない方が賢明です。

上記したようにハンドルを取られる事も多く、またブレーキをかけた時に滑ってしまったりバランスを崩したりなどと転倒の原因になってしまいます。

その他にも雪道を走っているとマンホールの部分にだけ雪がないために、穴があいているような形になり、それが原因で転倒してまったりハンドルを持っていかれて建造物にぶつかったりしてしまう事もあります。

いつも通る道ならマンホールの場所もあらかじめ確認する事ができますが、他の道を通る事だったもちろんあるのですから、注意をしないと大変なケガをしてしまうかもしれませんよ。

また自動車でも雪が降った時に冬用のタイヤを装着していない場合は運転をする事はやめた方がいいでしょう。

滑って事故を起こしてしまったり、雪に埋まってしまったりすると動けなくなってしまう事も少なくはありません。

もちろん都道府県によっては冬タイヤやチェーンなどの積雪用の対策を取らないと、罰則を受ける場合もあります。

雪が降ったら外出しない！そんな気持ちも必要な場合が

雪に慣れていない地方で雪が降ると大変ですよね。

ニュースなどでも何年ぶりの大寒波などと大きく取り上げられます。

そんな時はバイクや自動車だけではなく、自転車や歩いている方も注意が必要です。

自動車などはゆっくりと走行しますが、雪道の為低速走行でも滑ってしまう事があるんです。車は止まってくれるはずと思い車の前を横断していると接触事故になってしまう場合も・・・。

雪が降った日は車を運転している人だけでなく、歩いている人も注意をして下さいね。

また自転車も、いつもとは違う雪道に上手く運転する事ができずに転倒してしまう事が多くなります。

雪に気を取られて自転車と自動車の出会いがしらの事故も起こってしまいます。

その他にも転んだところに自動車がやって来るという事もあります。

雪に慣れない地方の方は、なるべく外出を控えるなどの注意が必要かもしれませんね。