受験期のストレスで多い吐き気・・・その効果的な対処法!
2018.4.26
受験生はいろいろなストレスを抱えていますが、症状として吐き気がする場合もあるようです。
そんなストレスからくる吐き気に対してどう対処すればよいのでしょうか?受験勉強以外にも原因はあるのでしょうか?
受験に対するストレスで吐き気がする場合の対処法について教えます。
この記事の目次
吐き気がするような受験のストレスは「悪性」かもしれません
受験に対するストレスで吐き気までしてしまう・・・ストレスにも合格につながる良性のもとの不合格につながる悪性のものがあります。
人間はなんらかのストレスを抱えて生きています。しかし、そのストレスを正確に判断することが重要です。
実際に、吐き気などの症状や脳の機能に関する検査をして、ストレスを診断する医療機関もあります。
例えば「問題を解く時や勉強している時に、高い水準で集中できているか。」「睡眠中や休憩中に、脳の活動が適切な状態で鎮静しているか。」の2つのポイントに注目し、脳がきちんと鎮静していないと「受験うつ病」を発症していまう場合が多いようです。
受験生は合格できないんじゃないかという不安から受験勉強に焦りが出ます。そのため、休憩していても脳がきちんと休めない状況になり、勉強していても集中力が低下してしまうことによって「受験うつ病」を発症してしまうケースが多くなっています。
自分の体調の変化に早く気付くことが、合格への近道となります。
受験に対するストレスで胃痛や吐き気がする場合の対処法
受験によるストレスから胃痛が起きてしまって吐き気までするようであれば、思い切って薬を飲んでみましょう。
ただし、薬は一時しのぎでしかありません。あまり頼りすぎるのも問題です。
受験のことを気にするなと言っても無理な話でしょう。しかし、そのストレスを少しでも軽くする方が薬より効果があるかもしれません。
誰でも苦手なことはあります。その苦手克服のために頑張りすぎるのではなく、自分ができることから始めてみましょう。自分がどこまでできるのか、その範囲を知ることは大切なことです。高望みしすぎることは良くありません。(ただし、低すぎるのも問題です)。
もしどうしても不安であれば、スクールカウンセラー等に相談するのも一つの方法です。
ストレスで吐き気がする受験生の原因は「朝食」かもしれません
なぜだか吐き気がする・・・その原因は「朝食」を食べていないことである可能性があります。
「朝食はしっかり食べましょう。」とよく言われていますが、朝食を食べないことにより脳に血液が届かないことになります。それにより低血糖状態となり、血液だけではなく、栄養も届かないことになります。
食べるものがないと、緊張が起こります。そして吐き気までするようになるのです。
さらに体も成長することができず、記憶力も低下します。その結果、受験勉強に対する集中力にも影響が出てくるでしょう。
精神的にも「ウツ」になってしまうかもしれません。
「でも朝食を食べてる時間なんてない!」そういう人は野菜ジュースだけでも飲むようにしましょう。でも、すぐにお腹の持ちはそれほど良くはありません。
できれば少し早く目覚めるようにして、ご飯とみそ汁をを朝食として食べるようにしましょう、そうすれば、緊張も吐き気も改善されてくるでしょう。
受験のストレスに打ち勝つための一工夫!
受験のストレスに打ち勝つためには、こんなことを心がけてみましょう。
まだ志望校が決まっていない場合は、まずは学校の先生や塾の先生と相談して志望校を決めましょう。そしてその目標に向かって今の自分には何か足りないかを考え、やるべきことをはっきりさせましょう。
目標が決まったらそこに向かえば良いのですが、なかなか勉強を始められず、ダラダラと時間を過ごしてしまっていませんか?
まずは、10分間だけ勉強に集中してみましょう。そして10分経ったら休憩します。それを繰り返し行い、少しずつ勉強に集中することに慣れていきましょう。
休憩するときには、勉強のことは一切忘れましょう。紅茶など温かい飲み物を飲んたり、ストレッチなのでリラックスするようにしましょう。
集中力を高めるために、目を閉じて瞑想することもおススメです。自律神経を整えるためには、複式呼吸してみましょう。
集中することに慣れてきたら、数日に1日は自分の好きなことをする日にしましょう。映画を観たり、運動するなどでも良いのです。やりたいことをしてリフレッシュすることで、また勉強に集中することができるのです。
強いストレスを感じる場合は、受験勉強を止めてみよう
勉強を頑張るタイプの子は「自分はこうあるべきだ」という理想を高く持っています。
しかし、その理想が高い分ストレスとなってしまい、勉強が上手くいかない事態に陥ってしますこともあります。
そんな場合は、自分の得意教科を重点的に伸ばしましょう。とことん突き詰めて勉強するのです。そうすれば、気持ちも上向きになり、苦手教科の勉強も進んでくるでしょう。
しかし、勉強が進まない状態が長く続くようであれば、思い切って勉強することをストップし、休養しましょう。一旦脳を休ませてあげるのです。その方が早く回復します。
脳をどのくらいの期間休ませてよいかは、症状の程度によって変わります。
脳の機能が回復してきたら、まずは英単語などの単純な勉強から始めるようにしましょう。脳は全部の分野が一気に回復するわけではありません。記憶などの分野が最初に回復する場合が多く、それから創造性を必要とする機能が回復していきます。
英単語などの記憶系の勉強から開始し、少しずつ高度な勉強にしていきましょう。
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