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免許がゴールドだったら、こんなに利点があります!

2018.4.26

ゴールド免許はメリットが多いというけど、そもそもゴールド免許を取得するための条件はどうなっているのでしょうか?

初めて免許を取得してから何年後にゴールドになれる?一度ゴールド免許を取得すれば、永遠に維持できるの?

ゴールド免許取得のための条件とたくさんの利点_02について説明します。

利点があるゴールド免許を取得するには?

ゴールド免許を取得するための条件は「更新前の免許証の有効期間満了日の直前の誕生日の41日前から5年間さかのぼって交通違反や交通事故をしていない。」ということです。
もちろん初めての自動車免許証はゴールドではありません。最初の免許証は、有効期限の記載欄が緑色で、この交付後2年以上3年以内の間に来る誕生日から1ヶ月後まで有効となっています。

そして次の免許証の更新で、有効期限の記載欄が青色になります。

青色の免許証は3年間有効で、次の更新までの間に交通違反や交通事故がなければ、念願のゴールド免許証となるのです。その有効期限は5年間となります。

しかし、一度ゴールド免許証を取得しても、違反点数のつく交通違反や交通事故を起こしてしまうと、また青色の免許証に戻ることになります。

免許証不携帯や単なる物損事故のような違反点数のつかない違反や事故であれば、ゴールド免許を維持することはできます。

一度ゴールド免許証になっても、安全運転を心がけるようにしましょう。

ゴールド免許の利点はこんなにある!

ゴールド免許証を取得した場合の利点は、更新の場合の講習手数料にもあります。

更新手数料は、どの免許証であって2500円ですが、講習手数料はゴールド免許の場合、青色の免許証よりも850円安くなっているのです。

もっと大きいのは講習時間でしょう。一般一般(ブルー5年)は1時間、違反(ブルー3年)は2時間となっていますが、ゴールドは30分しかありません。

都道府県警によっては、講習区分によって手続きの受付時間が違うところもあります。

例えば「ゴールド免許」なら16時まで受け付け可能でも、違反の場合は14時までと早くなっている場所もあるのです。

これは講習時間が違うということが理由でしょうが、ゴールドの利点の一つとも言えるでしょう。

更新の時の講習は、安全意識を再確認するものとはいえ、どうしても眠たくなってしまいます。早めに終わることができるのは、ゴールドのメリットでしょう。

ゴールド免許だったら、保険料が割引になるという利点も

免許がゴールドだったら、自動車の任意保険にも割引が適用されます。

保険開始日の時点で記名被保険者の免許の色が「ゴールド」であれば、ゴールド免許割引が適用されます。

保険会社によってもその割引率は違いますが、一般的には約10%となっているようです。

もし契約期間中に違反点数のつく事故や違反をしてゴールド免許ではなくなったとしても、保険の期間の終了までは割引は続きます。

免許の有効期間が5年もあるのも、メリットの一つといえるでしょう。5年間更新する必要はありません。

免許の更新をする時には、視力検査を受けなくてはいけません。ゴールドの有効期間は5年間のため、その間に視力が低下している場合もあるかもしれません。

しかし、1回目の視力検査で不合格であっても、少し時間を空けて再度チャレンジすることはできます。明らかに視力が低下している場合は、眼鏡かコンタクトをつけるしかありませんが・・・。

無事故無違反の証明「SDカード」の利点について

SD(セーフティードライバー)カードという自動車安全運転センターが発行しているカードがありますが、これを持っていると特典と受けられるというメリットがあります。

SDカードを取得するには「無事故・無違反証明書」または「運転記録証明書」の発行を申請しなければいけませんが、最低1年以上無事故無違反である事が条件となっているので、ゴールド免許以外の人でもSDカードを取得することができます。

ネットでの発行や即時発行はできません。証明書の交付も有料となりますが、それでもメリットは多いといえます。

例えばあるファーストフード店でSDカードを提示するとポテトの代金が割引になったり、ガソリンスタンドではガソリンや軽油が会員価格になったりとお得なのです。

店舗や時期によって優遇の条件は変わる場合があります。事前に条件を確認するようにしましょう。

ゴールド免許を取得するための心得

友達はペーパードライバーなのにゴールド免許・・・そんな人もいるのではないでしょうか?

実はゴールド免許保持者の約60%はペーパードライバーのようです。車に乗らなければ違反することもなく事故を起こすこともないのであたりまえなのですが、うらやましいですよね。

免許をゴールドにしたいのであれば、運転する上で当たり前のルールを徹底して守るようにしましょう。

自分だけが注意してもダメです。自分がしっかりとシートベルトをしていても、助手席の人がシートベルトをしていなかったら違反になります。

運転中も、歩行者が車がいつ飛び出してもおかしくない、と注意するようにしましょう。

歩きスマホなどで、車に気が付かない歩行者もたくさんいます。

そして、あと何年でゴールドになれる・・・とゴールドになるための条件をしっかりと把握しましょう。そうすれば、安全運転が身に付きます。

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意味ペディア編集部

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