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猫は年2回ほど発情し出産可能。恋の季節は春と秋!

2018.4.28

猫の出産シーズンがいつの季節_02かご存知ですか? 一般的に猫は、春と秋に恋のシーズンを迎えます。

年2回、しかも1回に6匹も産むこともあります。猫はとても繁殖力のある動物なんですね。

でも、子猫を見つけてもすぐに保護しようと手を出すのはNGですよ!

猫の出産する季節は、大まかに春と秋の2回ある

猫の発情期は年2回。1~3月頃と6~8月頃です。

子猫が飼いたいと思ったら、この時期の少しあとくらいに探すといいでしょう。

ちなみに猫の発情期とはいっても、発情するのは基本的に雌猫。

発情した雌猫に誘われて、雄猫が反応して交尾に至ります。

猫の妊娠期間は、約2ヵ月ほど。つまり3~4月頃と8~9月頃に出産する猫が増える計算になります。

近所に野良猫がいるといった場合には、この時期を目安に人の目に触れない場所を探してみると、子猫が隠されているかもしれませんね。

ブリーディングで販売される猫も、この季節にはたくさんの子猫の中から相性の良さそうな子を選ぶことができる可能性が高くなります。

春と秋は猫たちの恋の季節であると同時に、子猫と出会える可能性が高くなる時期とも言えるでしょう。

猫の発情・出産の季節とサイクル

ペットしては犬と並び最もポピュラーなのが猫。

日本のみならず、世界中の多くの家庭で飼われている動物です。

猫は一度の妊娠で2~6匹の子猫を産みます。

春と秋に発情期があり、妊娠から2ヵ月ほどで生まれるため春から夏の初め、もしくは秋から冬の初めにかけて出産することが多くなります。

発情期になると、メスが発情したことをしめす臭いを発し、それを嗅ぎつけたオスが応える形になります。

発情するのは春と秋が一番多いのですが、それ以外でも発情の可能性はあります。

オスとの交尾が成功して妊娠すると、およそ約2ヵ月(9週)ほどで出産に至ります。

飼われている猫でも、避妊・去勢手術をしていない場合は同様に発情期を迎えることになります。

一度発情期を経験してから避妊・去勢手術をした場合は、妊娠はしないものの発情したときのような行動を起こす猫もいます。

猫が出産する季節は春と秋。では、時間帯に法則はあるの?

【猫の発情と出産】

猫は1年に2回、暖かい気候の時期に発情して出産します。

交尾をすると排卵するため、9割を超える確率で妊娠することになります。

とても繁殖力の強い動物だといえるでしょう。

野良猫が多い地域では、春から夏にかけて子猫を連れた母猫を見る機会が多いのは、そんな旺盛な繁殖力のためでしょう。

【出産する時間帯】

人間の出産では「月の引力の影響で夜明け前に出産する」と言われることもありますが、結局は時間の予測はできないのが実状です。

深夜に産気づく猫もいれば、日中に生まれることもあります。

ただ、出産の24時間前には「食欲が落ちる」、「警戒心が高まる」といった変化が見られ、出産の兆候を示すようです。

妊娠してお腹の大きくなった猫に、そんな変化が見られたら出産が近いと認識して、必要な準備を整えておくようにするといいでしょう。

猫の出産は順調なら3時間以内で終了。万が一の対応も想定して

猫は20分から1時間ほどの陣痛の末に出産します。

もし、それ以上に時間がかかるようなら獣医師に相談しましょう。まれに微弱陣痛や逆子といったトラブルが起きている可能性があります。

順調にお産が進めば、15~30分程度で次々と子猫が生まれてくるはずです。

陣痛の始まりから出産が終わるまでは、長くて3時間程度かかる場合があります。

途中で大量に出血したり、頭は見えているのにそれ以上出てこれないなど異常が見られた場合には、すぐに動物病院へ向かいましょう。

お産のために準備するものとして、寝床になるダンボール箱。タオルは清潔なものを多めに準備しておくといいでしょう。

生まれた子猫は羊膜という薄い膜に覆われています。母猫が自ら取り除こうとしないようであれば、母猫のそばまで連れて行きます。

それでも反応がなければ、タオルでなでるようにして羊膜を剥がしへその緒を処理します。

身体から5センチくらいの位置を木綿糸できつく縛って止血します。止血した部分の胎盤側を清潔なハサミで切り離します。

事前に最低限対処できるよう準備をして、不安があるようならすぐに獣医師に相談してください。

子猫を見つけても、まずは落ち着いて観察してから行動しよう

◆数匹の子猫だけが置き去りで母猫がいない?

猫はとても愛情深く、育児放棄が少ない動物です。「助けなきゃ!」とすぐに手を出さずに様子をうかがってください。

母猫は1匹で子猫すべての面倒をみます。

たまたま食事のために子猫のそばを離れただけかもしれません。おそらく急いでお腹を満たして子猫たちの元に戻ってくるでしょう。

慌てて保護してしまうと、母猫から子猫を取り上げることになってしまいます!

◆子猫が1匹だけ残されている?

母猫は、より安全な場所を求めて子猫を移動させることがあります。

まだ足元のおぼつかない子猫を一匹ずつ加えて、新たな寝床に移動するのです。

複数の子猫を育てている場合、これから運ばれるのを待っている子猫の可能性があります。

この場合も慌てずに、しばらく隠れて様子をみてみましょう。

子猫は、トラブルがない限り母猫の母乳で育つのが成長には一番です。保護するのは、最後の手段だと思っておきましょう。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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