保育園と幼稚園どっちも選べない!迷った時の選び方
2018.4.29
子供をそろそろ保育園か幼稚園に通わせたい、でもどっちがいいのか迷ってしまう!そういう方もいるのでは?
保育園と幼稚園ではどっちがいいの?幼稚園と保育園ならどっち?保育園へ通う場合は?幼稚園へ通う場合は?
子供と親が笑顔でいられる場所を見つけてください!
この記事の目次
保育園と幼稚園ではどっちがいいの?
保育園と幼稚園、どちらに子供を通わせたらいいのか悩む時があります。
そもそも保育園と幼稚園では根本的に大きな違いがあります。
保育園と幼稚園では所管が違っていて、保育園は厚生労働省、幼稚園は文部科学省の管轄となっているのです。
簡単に言えば、保育園は「保育する場所」幼稚園は「学ぶ場所」なのです。
両親が働いていて、日中子供の面倒を見れない場合は保育園に預けますし、どちらか一方が働いていて、日中子供の面倒を見れる体制が整っているのであれば、幼稚園に預けるというふうになるのです。
保育園は共働きでないと預けることができないのです。
子供にとってどちらが良いかとなれば、幼稚園の方がいいのではないでしょうか。保育園はあくまでも保育する場なので、勉強する機会はほとんどありません。幼稚園は教育する場なので、保育園よりは知識もいろいろ教えてくれます。
ただ幼稚園は送り迎えもありますし、親同士の付き合いも密になります。
親のかかわりを見たら保育園の方が楽に思えます。もう少し保育園にも教育的環境が整っていれば保育園へ通わせるメリットも高まるのではと思います。
幼稚園と保育園ならどっち?保育園へ通う場合は?
保育園は、保護者に変わって子供を預かる児童福祉施設です。
保育内容は各施設によって違いがありますが、低年齢だと歯磨きやトイレトレーニングなど生活面に指導を重点的に行うところもありますし、ひがらなや数字の書き方などの教育にも力をいれている施設もあります。
いずれにしても、基本的には自由遊び時間が多いのが保育園の特徴です。
保育時間や日数に関していえば、原則として8時間~最大で11時間まで預けることが可能です。日数の基準はありませんが、日曜祝日以外は基本的に預けることが可能なので、共働き世帯には安心です。預けられず時間帯は、就労時間によってことなります。月120時間未満であれば、8時間まで預けることが可能です。
保育園にかかる費用は、収入や自治体によって差があります。
収入が高ければ高いほど保育料も高くなります。認可保育園と認可外保育園でも費用に差があり、認可保育園の方が国からの補助金があるため保育料は安く済みます。
幼稚園と保育園ならどっち?幼稚園へ通う場合は?
保育園は保育する場、幼稚園は教育する場となっているので、カリキュラムは学校教育法に基づいています。幼稚園の先生が幼稚園教諭とも言われているのはそのためです。学校教育法でも、幼稚園は義務教育の基礎を培うものと明記されているのです。
幼稚園では社会生活のルールや基本的な生活習慣を学ぶのはもちろん、絵本に親しんだり、音楽や運動を通じて豊かな感性や表現力を養う場でもあります。教育内容と学習支援を合わせたプログラムを軸としているのです。
入園できるのは満3歳から、入園期間は1年~3年の中から選択できます。
保育園と比べるとどのくらい費用に違いがあるのかも気になりますが、入園時には、月額保育料の他、制服代や教材費がかかります。
文部科学省の調査では、全国平均で公立が年間で約15万円、市立で年間約40万円かかるそうです。さらに都心部は全国平均よりも高めになっています。
保育園と幼稚園で迷った時は?
どちらを選ぶにせよ、先には小学校入学が待ち受けています。子供の性格にもよりますが、同じ小学校へ行く子が数人でもいる方を選んだ方が安心かもしれません。
人見知りがなく、知っている子がいないところでも積極的に遊べるようなタイプの子であれば、そこまで心配する必要はないかもしれません。
新しいお友達を話すのが苦手で大人しいタイプの子なら、一緒のお友達がいそうな方を選ぶというのも選択肢の一つではないでしょうか。
また、小学校の地域によっては、幼稚園の方から来る子が多かったり、反対に保育園から来る子が多い場合もあるので、早めに情報をキャッチして参考にするのも方法の1つです。
とはいっても、お友達とクラスが一緒になるとは限りませんし、最初は慣れなくてもそれがずっと続くわけではありません。そこまでお友達関係で悩まなくてもいいのかもしれません。
無理をして子供に合わない方に入園させたとしても、子供が寂しい思いをしたり、ママ自身が辛くてイライラしてしまう可能性もあります。子供もママも笑顔で楽しくいられる方を選ぶことが一番です。
保育園?それとも幼稚園?通学距離で選ぶのも1つかも
保育園と幼稚園。どちらかで悩んだ時は、自宅からの距離も考えてみましょう。
どちらを選択するにせよ、通うときには歩いて通う、自転車、園のバスのいずれかになるとおもいます。どれを選ぶかで、園までの距離の許容範囲も変わっているのではないでしょうか。
徒歩だとお金がかかりませんし、子供と一緒にお散歩気分を味わいながら通園できますよね。でも雨や雪など悪天候の時は徒歩だと大変ですし、危険もあります。
自転車は徒歩に比べてある程度距離があっても通うことは可能ですし、お金もかかりません。しかし徒歩動揺、天気が悪い日などは転倒する危険もあるので注意も必要になります。園までの道がアップダウンの多い場合だと、普通自転車ではなく電動痔電車を検討することもあります。そうなると費用もかかります。
園バスの場合、天候に左右されることもありませんし、遠くの園に通えるメリットもありますが、やはり費用がかかりますし、バスルートが自宅前にないと、バス停まで行く手間もかかります。
交通手段や園までの距離、それぞれのメリットやデメリットを考慮して、後悔がないよう選択するようにしましょう。
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