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大根といえばおでん!使う前には一度冷凍するといいんです

2018.4.29

冬になると食べたくなるのが「おでん」コンビニもいいですけれど、家で作るおでんもまた美味しいですよね。

なかなか、家で作るとなると煮込むのが大変と思ってしまいますが大根を冷凍することによって煮る時間の短縮や味のしみ込みがアップするのだそうです。

大根の活用方法をお教えします。

冷凍した大根はおでんにピッタリ!食べきれないときは冷凍しよう

大根はサラダに、煮物に、お味噌汁に・・といろいろ使えますが買ったばかりなのにまた頂いたりと食べきれないこともありますよね。

そんなときは大根を冷凍してしまいましょう!

大根の冷凍するときの保存は、まず葉っぱの部分を取り水できれいに洗いましょう。皮をむいて使いやすい大きさに切り、煮ものとして使う場合は2~3センチくらいの輪切りや半月切りにしておくといいでしょう。

お味噌汁の具材として使う場合は、いちょう切りや千切りにしておきましょう。

どのようにして、食べるのかを考えて冷凍保存しておくといいでしょう。

冷凍で保存するときのポイントとして、皮をむくときには厚めにむくこと、ラップで密閉させておくことで冷凍後も美味しく食べることができますよ。

皮の部分は食物繊維が多いため、冷凍させると筋っぽくなってしまいます。厚めにむいておくといいでしょう。

冷凍中であっても、空気に触れると乾燥や酸化してしまいます。切った大根はピッタリとラップで包みましょう。ラップで包んだあとに保存袋に入れておけば空気に触れてしまうのを防げます。

おでんに冷凍した大根を使うなら下処理はコレ!

大根は下ゆでをして、冷凍した方が変色を防げます。

おでん用の大根を冷凍するなら、大根を皮を厚めにむき2~3センチの輪切りにしましょう。

下茹でをして、キッチンペーパーでしっかり水気をとることが大切です。輪切りにした大根は、一個ずつ空気が入らないようラップでしっかり包みましょう。

ラップにくるんだものを、ジップロックなど密封できる袋にいれ冷凍してください。

ポイントは一つ一つしっかり包むことです。

冷凍の大根を使うときには、半解凍くらいで調理しましょう。解凍してしまうと、水分が全部出てしまいます。

おでんに使う大根の冷凍保存方法以外に、大根おろしの冷凍保存についても紹介します。大根おろしの冷凍は、おろしてから水気を切り、保存袋に平らになるように入れておくといいでしょう。

おろすことで大根内の細胞が壊れます。このため、冷凍によるダメージを受けにくいのです。おろした大根は冷凍しても品質があまり変わらないので残ってしまったときには冷凍しておくといいですね。

普通の大根と冷凍大根を比較してみたら・・?おでんは冷凍大根!

カットした大根を、6時間ほど冷凍庫にいれておいたものと下茹でした普通の大根の両方をおでんに入れてみました。

冷凍大根のほうは、フチがすぐに透明になっていき味がどんどんしみ込んでいっているようです。

20分後・・。さて、お味のほうは?

冷凍していない大根は、いちおう外側に色はついていますが味もまわりだけで中のほうは味がまだしみ込んではいませんでした。

冷凍大根のほうは、芯まで味がよくしみ込んでいるのはもちろんのこと柔らかさもちょうどいいです。

煮込む時間を調整することで、薄味や濃い目の味付けにすることができそうです。

おでんに大根を使う時は、一度下茹でしてからの手間がはぶけますね。さらに食べやすく美味しくなるなんて嬉しい保存方法なのではないでしょうか。

おでんに限らず、煮物にも使える保存方法ですね。

冷凍保存したものを解凍するときは、冷蔵庫に移して5~6時間自然解凍させるといいでしょう。

大根を冷凍したら食感や栄養はどうなる?

大根は、でんぷん分解酵素が含まれています。このでんぷん分解酵素は消化を助け、胃もたれや胃酸過多に効果があります。

この栄養素は、冷凍をしても損なうことはありません。生の状態と同じ食感で味わうことができます。

しかし、保存するときに古いものや痛んだものを冷凍した場合はそのままの状態となるのでできるだけ新鮮なうちにしておきましょう。

大根は切り口から水分が出てしまうので、半分使ったまま放っておかずすぐに使う予定がなければそのときに冷凍処理をしておくといいでしょう。

また、急速冷凍することで大根の細胞が壊れていくことを防いでくれます。冷凍するときには、ラップをして袋に入れたあと金属パットの上に乗せておくと急速に冷凍することができます。

できるだけ、新鮮なうちになるべく早く冷凍できるといいですね。

冷凍保存した大根の賞味期限は、およそ1か月程度となっています。冷蔵保存であれば賞味期限は7~10日程度なので食べきれないときには冷凍保存をおすすめします。

大根の葉っぱも冷凍保存しておくと便利です!

大根の葉っぱは、立派な緑黄色野菜であるのを知っていますか?緑黄色野菜のジュースをよく飲んでいるなら大根の葉っぱも上手に活用しちゃいましょう!

今まで捨てていたのを後悔するほど、実は栄養が豊富なんです。大根の葉っぱは、βカロテン・ビタミンC・ビタミンK、葉酸といったビタミンや、カルシウム、カリウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。

胃腸の働きを整え、便秘解消・冷えや余分なものを排出してくれます。食べ方は、小松菜やホウレンソウのように茹でたり炒めたり漬物としてもアクセントとなり美味しいです。
シラスと、塩もみした大根の葉を混ぜたご飯もおすすめです。

大根と同じように冷凍保存もできますよ。お味噌汁の具やごま油で油揚げと一緒に炒めると美味しく食べることができます。

なかなか、葉っぱつきの大根を見かけることはありませんが葉っぱつきの大根が売っていたらぜひ捨てずに使い切りましょう。

大根も大根の葉もどちらも、上手に使い切りましょう!

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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