窓用エアコンは雨の日でも使用できるか？気になる疑問を調査

窓用エアコンは雨の日は使用禁止？

多くの窓用エアコンはノンドレンタイプ。このタイプはエアコンの後ろ側に付いているパイプが熱くなり、除湿した水がパイプにかかるようになっています。

かかった水は熱いパイプに触れ蒸発をしたり、また飛沫した水分は屋外へと排出されているのです。

晴れの日はこのように上手く蒸発したり飛沫したりする事ができますが、雨の日などはそうはいかず、外に排出される量が減ってしまうという訳です。

もちろん各メーカーでは、そのような事を計算して作っているので雨の日にエアコンを使ったから故障するというような事はないでしょう。

しかし注意書きに雨の日は使用を控えて下さいと書いてあるのは、上手く排出されなかった水がエアコンから漏れる可能性が高いからではないでしょうか。

窓用のエアコンは雨が室内に入ってくる可能性も！

窓用エアコンは設置場所も重要。少し屋根がかかっているような雨がかからない場所なら使用しても問題はないと考えられます。

エアコンを使用する時は窓を開けなけらばなりませんよね。気になるのはその時に水が背面にかかっても問題はないのかという事です。

こちらも雨などがかかる事は最初から考えて作られています。その為雨がかかったとしても故障の原因になったりというような事はありません。

しかし実際雨の日に窓を開けたままエアコンを利用すると、隙間から雨が入ってきてしまいますよね。風の強い日や大雨の日なら、なおさら入ってくる雨の量は多くなりますしエアコンに雨が当たる量も、もちろん多くなってしまいます。

故障の原因にはならないとわかっていても、雨の日には使用せずに窓を閉めた方がいいのではないでしょうか。

また窓を開けずに使用する事も可能です。が、その場合はエアコンから排出される熱気が家の中に充満してしまう為、温度が上がってしまいエアコンを付ける意味が無くなってしまいます。

やはり窓を開けないと部屋の中を涼しくする事ができないんです。

窓用エアコンの雨の日対策と気になる点を調査

窓用エアコンの説明書には雨の日の使用は避けるようにと書かれているものもあります。
もちろん使用する事は出来ますよ。各メーカーでも雨がかかる事も想像して作っていますので。

しかし背面に雨がかかっている事が長年の使用で故障の原因になる可能性もあります。

今は故障をしなくても、長年使用を続けていると雨に当たっている事が故障につながるかも知れないので雨の日は使用をしない方がいい。そういう事なんですね。

また簡易的に見える窓用エアコンですが、部屋の中の冷えが十分かどうかも気になる所です。

使っている方に聞いてみると室内の冷え方は十分！窓用エアコンの推奨している部屋の大きさなら問題ないそうですよ！

その他にも窓が閉められないのでは防犯的には？と心配な方もしらっしゃると思います。
メーカーによるかもしれませんが、窓は閉める事ができますしカギをかける事も出来ます。

しかし窓を閉めてしまうと排気をする場所がないので、エアコンを使う事が難しくなってしまうでしょう。エアコン自体を動かす事は可能ですが、排気が部屋の中に入ってしまうのでエアコンを付けている意味が無くなる程、暑くなってしまう可能性が高いですよ。

窓用エアコンのメリットとデメリット

【メリット】
・価格が安い
窓用エアコンは普通のエアコンよりも低価格な物が多いのが魅力的です。

・自分でも取り付けられる
もちろん業者の方に付けてもらう事も出来ますが、穴などをあける必要がないので自分で取り付ける事も可能です。工事費がかからないのも嬉しい所ですよね。

・省スペース
室外機を置く必要がないので外にスペースがなくても大丈夫。部屋の窓の省スペースだけでOKです。

【デメリット】
・雨の日対策が必要
窓を開けて使用する窓用エアコンは雨の日に窓とエアコンの隙間から雨が漏れこんでくる場合があります。虫対策も兼ねて窓との間には隙間テープなどを使用して対策をとる事が必要です。

・取り付けに一苦労
自分で取り付ける事ができる窓用エアコンですが、重量が結構あったりと女性一人での取り付けは大変かもしれません。

また窓枠部分のサッシに立ち上がりがない時には、エアコンを取り付ける金具を直接ネジを打ち込まなければいけない。そんな事もあります。

取り付けたい窓は、簡単に取り付ける事ができるかどうか購入前の確認も必要となってきますよ。

窓用エアコンは目安の畳数を超えても効果はある？

窓用エアコンを居間に付けたいという方は、冷房が効く部屋の大きさが目安よりも大きい！部屋を冷やす事は無理？となってしまうのではないでしょうか。

6畳まで冷やす事ができます。と言っているエアコンを10畳の部屋につけたいと・・・。本当に部屋を冷やす事ができないのか？

確実なのは説明書通りの畳数の部屋に設置する事ですが、少し大きな部屋でも高気密住宅なら冷やす事は可能かもしれません。

しかし、やっぱり大きなかけですよね～。付ける場合は自己責任という事になってしまいます。