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再婚後に子供と面会についてトラブル多発!?その理由とは

2018.5.8

再婚すると子供には早く新しい父親や新しい家族に慣れて懐いて欲しいと思いますよね。

そのために、元夫との面会_03を減らしたり断りたいと考える人もいますが、子供に会える日を楽しみにしている元夫も多いのでトラブルになるケースも多いです。

再婚後に子供との面会でトラブルにならないようにするためのヒントをまとめてみました。

再婚した後は元夫と子供の面会を断っても良い?

一緒に暮らしていた親が再婚すると、子供の生活環境も大きく異なります。元夫が受け入れるかどうかは別として、離れて暮らす元夫と子供の面会を断りたいと思っているなら、子供との面会の見直しもあり得る事を再婚することが決まったら事前に元夫に説明しておくと良いでしょう。

例えば、子供が再婚相手を受け入れ新しい家族の形が出来ている場合、再婚相手も連れ子がいてその子とも上手くいっている場合に子供が元夫と面会をすることで、元夫が新生活に干渉したり介入する恐れもあります。

元夫と面会することで新生活に波風を立て、子供の精神の健全な成長を阻害する危険が大きいとする裁判例もあるくらいです。

もしも、元夫が自分の立場をよく理解した良い父親なら面会を断りたいとは思わないかもしれません。しかし、面会を断りたいと思っているということは、元夫と子供を会わせることで新しい家族に馴染もうとしている子供が混乱する可能性を感じているからではないでしょうか。

一般的に、再婚相手が子供との養子縁組をした場合は、元夫との面会の見直しを希望するケースが多いそうです。まずは新しい家族のカタチを作り上げるのが先決で、新しい父親との生活に慣れる必要があるためです。

再婚後は子供と面会出来ないトラブル相談が多い

離婚後も子供と面会することが出来ていたのに、母親が再婚することが決まると面会を拒否されたり以前よりも子供に会える回数を減らされるケースは多く、そのご相談に来られる方は多いです。

逆に、再婚予定なので子供の面会回数を減らしたりやめることは出来るか?とご相談に来られる方もいます。

日本の場合は親が再婚をした後も実父と会い続けることが出来ている子供は少ないのが現状です。

そうなる要因としては、再婚すると継父と新しい親子関係の始まりと考えられることと、父親が二人いる事で子供が混乱してしまうのを避けるためや継父に早く慣れさせたほうが良いと思っているからです。

子供のためだと言いながら親の都合によるものなのです。

再婚後の子供との面会について裁判所の判断は?

今の裁判所の基本的な考えは、「再婚は面会拒否の理由にならない」です。しかし、ひと昔前までは逆の考えで「再婚は面会拒否の理由になる」でした。時代とともに裁判所の考え方も変わってきてるようです。

再婚は親の問題であって子供が自分の意思で新しい親を選んだわけではありません。そのため、再婚という理由だけで子供が実の親に会う権利を奪うのは間違っています。

親が思う以上に再婚は子供に不安を与えています。それなのに親が再婚したために実親と会う機会までなくなってしまえば子供の精神的に悪影響を及ぼす可能性があります。子供の不安を取り除くためにも実親との面会は必要です。

再婚した親が、新しい家庭の形成を最優先したいので家族の形が出来るようになるまでは面会を控えたいという考えは理解できますが、親の都合ではなく子供の利益を優先すべきです。

「子供は再婚に賛成し、喜んでいる」という話を聞きますが、それは子供なりに親に気を使っている為でしょう。本心から再婚を喜んでいる子供は実際どれ位いるのかは疑問です。

再婚相手が子供のとの面会を嫌がるケースもある

元夫と離婚したとき、子供は4歳でした。子供は私が引き取りましたが、離婚後も月に1回元夫と子供の面会をしていました。

しかし、元夫が再婚することになり、元夫の方からもう子供とは会えないないと言われたのです。元夫の再婚相手が子供との面会を快く思っていな買ったようです。それから今も元夫とは会っていません。

元夫の両親も孫と面会したいということで、月に一回子供と面会していましたが、元夫との面会終了とともにこれもなくなりました。元夫の両親と街で偶然会ったことがあり、成長した子供をみてすごく喜んでいたのが印象的でした。

元夫からは離婚後一切養育費などを貰っていなく、元夫が再婚してからどうしているのか全く分かりません。私も今は再婚して家族全員幸せに暮らせていますので、元夫も幸せに暮らしていたら良いなと思います。

再婚後に元夫と子供の面会回数を減らしたい

子供は母親が引き取り、その母親が再婚するケースの場合、新しい父親と子供が早く慣れるために実の父との面会を減らしたいと考えるのはよくあることです。

しかし、それが認められるかどうかは別問題です。実の父に申し出て了承してくれれば問題ありませんが、納得してくれずに調停となることもあります。

その場合、重要視されるのは子供の福祉です。新しい父に慣れることは大切な事だと見なされれば、面会の頻度が減らされたり1度の面会時間を○時間までと制限されることもあります。

母親が再婚し新しい父親が出来ても子供にとって実の父は実の父であって関係が変わるわけでないし、母親としては新しい父に懐いて欲しいでしょう。そのため、新しい家族として慣れるまでは面会が制限されるかもしれません。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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