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手作り商品の販売にはどんな許可が必要?それぞれの規定

2018.5.10

手作りのハンドメイド商品、いずれはこれで収入を得たいと考える人も多いでしょう。

心を込めて手作りした商品をネットで販売したいというときには、どのような許可_02が必要なのでしょうか?

収入を得るならば、正しい申請が必要です。

手軽に始めたいという方には、おすすめの方法もありますよ。

手作りのハンドメイド商品、販売には許可や資格は必要?

ハンドメイドで作った商品を販売するのに、資格や免許は必要なのでしょうか。

これには、特に必要な資格や免許はいりません。
しかし、販売するということは商売ということになります。
仕事にする上で、基本的な常識やマナーは必要になってきます。
心のこもった丁寧な対応が、次のお付き合いにもつながります。

ハンドメイドでの売れ筋を調べて見ると、人気が高いのはピアスやイヤリングのようです。
最近はやりのレジンアクセサリーも人気です。

また、冬から春にかけては、入園入学グッズがよく売れると言います。
仕事で忙しいママなど、手作りする時間がとれない人にとっても手作り品を買えるというのは嬉しいですよね。

ハンドメイド品を販売する際に注意したいこと、材料が商用利用できるかどうかということです。
キャラクターの生地を使った品物など、著作権などの理由で販売できないこともあります。
事前に確認しておくことが必要です。

手作り石鹸の販売には、薬事法の許可が必要!?

自分で石鹸を手作りする方もいますよね。

手作りの石鹸の原料が販売されていますが、それは違法ではないのでしょうか?

化粧品原料は薬事法取締りの対象外で違法にはなりません。
化粧品は薬事法の対象になりますが、化粧品原料は規制の対象にならないようです。

化粧品原料は「化粧品」にも含まれないし、「医薬品」でもなければ「医薬部外品」でもありません。
薬事法の適応外なのです。

では、この化粧品原料を買って、手作り石鹸を作り、それを販売するとなるとどうなるのでしょうか?
これは、判断が難しいところです。
その理由として、容器包装に表示が必要になるからということがあげられます。

法文によると、販売するということは「業として」ということになります。
法文の「業として」ということは、『反復継続して不特定多数の人に供給する目的をもって製造販売すること。』となっています。

手作りケーキの販売にはどんな許可が必要?

手作りのケーキを自宅販売したい場合にはどうしたら良いのでしょうか。

食品衛生法に基づいた資格や検査が必要になります。
『菓子製造業』というものが必要になり、衛生検査も行われます。

調理をする場所にも、さまざまな規定があります。
販売するためのものを調理するには、自宅のキッチンではいけません。
自宅のキッチンとは別れた部分、または囲われた空間での調理が必要です。
そして、床は水を流してブラシで洗浄できるような床材でなければいけません。

この規定は、自宅で行うのはかなり難しいものですよね。
スペース的な問題や金銭的な問題で躊躇する人も多いのではないでしょうか。

このような理由から、ケーキを販売するというのを諦め、ケーキをプレゼントとして贈って楽しむと言う人が多いようです。

差し上げた方から「お店の味に負けないくらい美味しかったよ」とか「こんなに美味しかったらお店開けるんじゃない?」との声が嬉しいそうです。

ネットショップでの販売には取り扱いの難しいものも

ネットショップを開業するには、取り扱う商品の中に、許可などが必要なものはないのか事前に確認して、必要な場合には各手続きを行いましょう。

ネットショップで扱う商材については、必ず許認可の問題が関係してきます。
商品によっては、勝手に販売できないものもあります。
例えば食品や酒類、中古品やペットなどがあります。

販売不可能なものは事前にきちんと確認しておきましょう。

食品は、農産物を農家から直送してもらったりや加工品を仕入れて販売する場合は許可を取る必要はありません。
しかし、魚類や乳製品、経営者自らが加工して販売する場合には、保健所に届を出す必要があります。

実店舗も経営しているショップなら、すでに保健所の許可を取っているはずですが、自宅で手作りケーキを販売したいなどという場合には、なかなか実現が難しいようです。
営業するには、自宅のキッチン意外に専用の厨房施設が必要ですので、その規定でショップを諦める方が多いそうです。

アルコール度数1度以上のお酒を販売するには、一般酒類小売業の免許が必要ですし、ネットで販売するには「酒類の通販の免許というのも必要になります。

中古品の販売には古物商許可証が必要で、ペットのほ乳類、鳥類、は虫類を販売する際には、保健所への届け出が必ず必要です。
ただし、昆虫類や魚類に関しては届け出が不要になっています。
ペット用のエサの販売に対しても届け出は必要ありません。

ハンドメイド商品の販売には手軽に使えるアプリもおすすめ

ハンドメイドを楽しんでいる人の中には、ただ作るだけではなく販売してたくさんの人に使って欲しいと考える人も多いでしょう。

ネットショップの開業などを目指す人もいるかもしれませんが、手軽なところだと、ハンドメイド商品を取り扱うサイトを利用するというのが一番始めやすいのではないでしょうか。

スマホのアプリでも、さまざまなハンドメイド作品の販売を行っているサイトが増えています。

人気の作家さんが生まれたり、他の人と違う一点ものの魅力もあります。
サイトによっては手数料が必要なところもあるので、それぞれの利用方法を確認してみましょう。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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