犬を飼うなら大きい白い犬が良い!?白くて大きい犬種紹介
2018.5.30
犬を飼うなら出来れば大きい犬が良いと思っている人も多いですよね。今回は白くて大きな犬種を一部ご紹介します!
白くて大きな犬にはどんな種類の犬がいるのでしょうか?それぞれの犬種ごとに性格や飼い方などについてご紹介します。
大きい体の犬は運動量も大きく力も強いので躾が大切です。しかし、大きくて白い可愛い犬は優しくてフレンドリーな性格の犬も多いようです。
この記事の目次
白くて大きい犬といえば【グレート・ピレニーズ】
白くて大きい犬といって一番に思いつくのが、グレート・ピレニーズです。グレート・ピレニーズのサイズは体高64cm~81cm、体重39kg~57kgになると言われています。毛の色は真っ白なイメージが強いですが、白か白地に茶やグレーの斑点がでることもあります。
性格は、元々は家畜の番をしていましたが、勇敢で穏やかな性格に改良されて、子供の悪戯などにも辛抱することが出来ます。
ただし、体が大きくなるので子犬の頃にしっかりしつけをしなければいけません。超大型犬の部類なため、運動をして体型を維持しなければ足などに負担がかかってしまいます。
運動と言っても走ったりするような激しい運動を頻繁にする必要はなく、基本的には毎日の散歩で充分です。毎日ゆっくりと散歩させる他には、時々ハイキングや冬に運動させてあげると良いでしょう。
寒さには強いですが、暑さには弱いので、気温に注意します。激しい運動をするときは寒い時期がおすすめです。
また、毛の手入れとしてブラッシングは週に1~2回行いましょう。水やよだれを垂らしてしまうこともあるので、その点も注意します。
白くて大きいふわふわの毛が特徴の犬【サモエド】
白くて大きい犬といって次に思い浮かぶのはサモエドです。ふわふわの白い毛にうるんだ黒い目とほほ笑んでいるように見える口が特徴の愛くるしい見た目が特徴の犬です。
毛がふわふわしているため、実際よりも大きく見えやすいですが、標準的なサモエドのサイズはオスが57cmでメスが53cmとされています。中型犬に分類されますが大きくなる個体もいます。
サモエドの性格は、温和で我慢強く、犬にも人にもフレンドリーな性格をしています。人見知りをしないため、番犬には向きません。
従順で人の側にいるのが好きですが、自立心もあるため留守番も出来ます。ただ、退屈しすぎると悪戯してしまうこともあります。遊び好きでいて我慢強いため、子供と一緒に遊ぶことも出来ます。
体力があり、遊びが好きなため、毎日の散歩の時間は長めにする必要があります。毎日1時間以上散歩してあげましょう。
暑い季節はあまり得意ではありませんが、若くて体力が有り余っているうちは、夏でも朝や夜の比較的涼しい時間帯に運動させてあげます。
また、ふわふわな白い毛が特徴のサモエドらしく、換毛期は沢山毛が抜けますので、出来るだけ毎日のブラッシングをしてあげることが大切です。
大きい犬ではないけど日本産の白い犬【日本スピッツ】
大きい個体ではありませんが、日本スピッツも真っ白な長毛が特徴の白い犬です。その名の通り日本産のスピッツで、多くのスピッツタイプを掛け合わせて作られました。
性格は好奇心旺盛で遊び好きです。活発な反面、警戒心が強く吠えやすいとされているので、番犬向きでしょう。最近では、あまり吠えにくい穏やかな個体も増えています。
日本産であるにも関わらず、高温多湿は不得意なため、屋外飼育にはあまり向いていません。温度や湿度の調整が出来る室内外がおすすめです。
活発なため、毎日30分~1時間は散歩やボール遊びなどの運動を行いましょう。ブラッシングは週に1~2回し、換毛期は出来るだけ毎日行うようにします。
白以外の毛色も人気の大きい犬【アイリッシュ・ウルフハウンド】
毛の色が白だけではありませんが、大きい犬といえば、アイリッシュ・ウルフハウンドです。
超大型犬で、体重が60kg以上にもなりますが、番犬に向かない位、優しくてフレンドリーな性格をしています。子供にも優しいので、性格的にはペットに向いていますが、サイズがあまりにも大きいため、日本の一般的な住宅で飼うのは大変かもしれません。
体が大きいため、運動量も必要です。毎日の散歩は出来るだけ長時間行いましょう。ただし、元々オオカミ狩りを目的に生み出された犬種とされていて、チワワなど小型動物に狩猟本能を掻き立てられて、追いかけてしまうこともあると言われています。
アイリッシュ・ウルフハウンドが追いかけるのを制御するには、人間も相当な力が必要になってしまうので、小型犬の散歩と遭遇したら注意をそらすなど、注意が必要です。
毛の手入れにはあまり手間はかかりませんが、体が大きく面積が広いためその分時間はかかってしまいます。
大きい犬はどんな犬種が人気?大型犬人気ランキング
日本で人気の大型犬といえば、ラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバー、バーニーズマウンテンドッグなどです。それぞれの特徴をご紹介します。
・ラブラドールレトリバー
介助犬といえば、ラブラドールレトリバーというイメージがあると思いますが、介助犬に向いているように、穏やかで優しく、頭の良い犬です。
毛が短いので手の手入れが簡単そうですが、実際に飼っている人から聞かれるのは、抜け毛の悩みです。こまめにブラッシングしてお手入れしてあげる必要があります。
遊び好きのため、出来るだけ一緒に遊ぶ時間を作ってあげるようにしましょう。
・ゴールデンレトリバー
頭が良くて優しい性格のため、大型犬のなかでも人気の犬種です。ラブラドールレトリバーよりも毛が長いのが特徴です。血統には英国と米国の二種類います。
・バーニーズマウンテンドッグ
愛嬌のある顔立ちで、穏やかそうな印象の犬です。子犬の時は活発でやんちゃですが、次第に落ち着いてきます。毛が長いため、換毛期は抜け毛が増えます。丁寧にブラッシングしてあげましょう。
大型犬のなかでも平均寿命が短めなので、定期健診などをしっかり行うようにします。
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