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私たちの知らない、世界のもっとも危険な場所とは…

2018.6.2

世界には、私たちが知らない危険な場所がたくさん存在しています。

中には訪れるだけで命の保障のないような場所もあります。

そこでここでは、世界中の危険な場所をまとめてみました。

危険だからという理由で行ってはいけない場所はもちろん、旅行者がうっかり行ってしまいかねない危険な場所、また楽しいはずが危険なビーチなどなど、世界の危険な場所を集めたので、ぜひ参考にしてください。

命の危険も!世界でもっとも危険な場所3選をご紹介

■カラチャイ湖(ロシア)

ロシア連邦に属するカラチャイ・チェルケス共和国。そこにあるカラチャイ湖は、一見すると危険などみじんも感じられない風景が広がっています。

しかし、この湖畔は人間が1時間もそこにいると命を落とすほどの放射線を受けてしまうという世界で最も危険な湖。

その放射線量は、6000ミリシーベルトにも及ぶと言います。

かつてロシア最大の原子力施設があり、核兵器の開発に使われていました。

長い間極秘とされていましたが、1992年に初めて科学的な調査が始められるとすぐに「世界一汚染された地域」だと宣言されたのです。

この施設からは、ストロンチウム90やセシウム137といった放射性元素がまじりあい、カクテルのようになって川に流されたといいます。

付近に住んでいた住民たちからは高い確率で被爆によると思われる病気など、健康被害があることがわかっていましたが、その診断をした医師たちも公言することを禁じられていたのです。

■アスベスト島(ウズベキスタン)

化学兵器の実験拠点に使われたこの島は、天然痘やペストの培養や炭疽菌のワクチンを培養する研究所がありました。

1988年にこの研究所スタッフが化学兵器禁止条約に反して数トンもの炭疽菌を地中に埋めてしまいます。

その後の調査では、この島内のげっ歯類がこの施設が原因の伝染病に侵され、ノミを媒介に感染が広がった恐れがあるとの結果が出ています。

■ダナキル砂漠(エチオピア)

エチオピア北東部に広がるダナキル砂漠は硫化水素が発生する危険地帯。

太古には海底だったこの場所は、標高が低くマグマが地表近くを流れています。そのため硫黄やアンモニアが高濃度で噴出し、大地の色まで変えています。

地面の色とは思えない、原色の風景は不思議で奇怪な危険地帯の証拠です。

世界にはたくさんある!危険すぎて行ってはいけない場所

■崋山

中国・華陰市にある華山は宗教の聖地としても有名です。

標高2160mのこの山は難所が点在しており、頂上にたどり着くまでには足場が20cm程度しかない場所や桟道を上らなければなりません。

■蛇の島

ブラジル・サンパウロにある無人島は、猛毒を持つ蛇のハララカが多数生息しており、その数はおよそ5万匹とも。

あまりに危険なため、上陸が禁止されています。

■オーキフェノキー湿地

アメリカ、ジョージア州の湿地で、数千年に渡って形成された泥炭層がなんでも飲み込んでしまうといいます。

さらに毒蛇や数千ものワニが生息する危険地帯になっています。

■王の小道

スペインにある断崖の歩道で、高さは最高230m・前兆3km。道の幅は60cm程度しかありません。

過去にも多くのロッククライマーが挑戦し、中には転落事故で命を落とした人もいます。

旅行者が足を踏み入れかねない世界の危険な場所とは

■カンボジア・プノンペン

危険な場所に行ってみたくて行く酔狂な人もいますが、普通に海外旅行をしていてうっかり足を踏み入れてしまう危険な場所もあります。

カンボジアのプノンペンは、多くの日系企業も進出しており近年成長がめざましい都市です。

観光客にも人気で、バックパッカーも多く訪れています。

しかし、昼間は多くの人でにぎわうプノンペンも夜の9時を過ぎると一気に人通りはまばらに。

現地の人によると、地域によっては夜になると強盗だらけでとても危険な一画があるのだといいます。

いくら昔に比べて治安も良くなったとはいえ、夜道は日本いるつもりで歩ける場所ではないようです。

■バングラディシュの人だかり

バングラディシュの国土面積は、日本の40%程度しかありません。

しかし、人工は約1億6000万人と人口密度がとても高いのです。

人口密度の割に外国人はとても目立ち、写真を撮影しているだけでも何をしているのかと人だかりができることも。

排他的な空気があるので、ひとたび何か起こると人だかりで混乱が起こると大変なことになります。

世界でもっとも危険なビーチとは

■ハード島(オーストラリア)

オーストラリアの南西、インド洋にある無人島は荒涼とした島ですが、2745mのビックベン山塊のモーソン・ピークがあります。

オーストラリアで島と聞くと、サーフィンなどに向いた島かと思いきや、南極圏に入る場所でとても寒い地域です。

■ニュースマーナビーチ(アメリカ)

フロリダにあるこのビーチは、毎年6000万人もの旅行者が訪れる人気の場所。

南部は熱帯に属するフロリダのこの海岸は、世界中から観光客がやってきます。

しかし、実はこのビーチ「世界一サメによる被害が多いビーチ」として有名です・

■北センチネル島(インド領)

インド洋の東、マレー半島寄りのアマンダン諸島の一つである北センチネル島。

まさに未開の地であり、外界との接触がない原住民が50~400人程度いると考えられています。

インド政府も全く干渉しておらず、スマトラ島沖地震のときに救援物資支援のヘリコプターが近寄るっても矢を放って接近を拒んだといいます。

できれば住みたくない世界の危険な都市とは

■ゼルジンスク(ロシア)

過去、化学兵器の製造が行われていた地域で、住民たちの平均寿命はなんと47歳。

現在でも死亡率が高く、世界的にも汚染された地域の一つとされています。

化学兵器の製造に使用されたダイオキシンやシアン化水素、鉛や硫黄マスタードによる汚染だと考えられています。

■サンパウロのCubatao(ブラジル)

別名「死の谷」とも言われる地域で、1984年に起きた石油流出で町が全焼するほどの火災が起きたことが原因です。

有機系の汚染物質が蓄積した土壌は、現在もそこに住む人々に健康被害を与えています。

■モガディシュ(ソマリア)

1991年に事実上のソマリア政府崩壊。その後混乱し続ける地域です。

毎日のように暴動が起こり、世界で最も無秩序で無政府の混沌とした状態が続いています。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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