綿とポリエステルの混合繊維が縮む時の対処法をご紹介します
2018.6.7
綿とポリエステルの混合繊維を洗濯すると縮むことはありませんか?
ポリエステル繊維は、熱に強い素材だとも言われていますが乾燥機にかけてしまうと縮んでしまうことがあります。縮んでしまった衣服は戻すことはできるのでしょうか?
大事な衣服を縮めない為にも、どんな方法で洗濯をしたりすれば良いのかについての対処法をご紹介します。
この記事の目次
綿とポリエステルの混合繊維が縮む時にはこんな方法で防ごう
ポリエステル繊維は熱に強い素材と言われていますが、高温熱には強くなく乾燥機にいれてしまうと、素材自体が縮んでしまいます。
なので綿とポリエステルの混合繊維が縮む時には、乾燥機は使用せず洗濯表示を見て、洗濯機で洗ったあとには、天日干しにしましょう。
この時にあまり強く脱水すると生地を傷めてしまうので注意してください。
さらにアイロンをかける時には当て布をするなどして、ポリエステル繊維を高熱で傷めないように注意が必要です。
ポリエステルの素材と混合されたものを洗濯する際には、基本水の温度は30度程度のぬるま湯が好ましいです。
ポリエステル繊維は汚れを吸着しまうので、汚れのひどいものと一緒に洗濯することは、避けてください。
衣服の洗濯絵表示に手洗いマーク、またはドライマークがついている際には、おしゃれ着洗いの中性洗剤を使うようにしてください。
綿とポリエステルの混合繊維の素材の物を洗濯する時には洗い方にも注意を
綿とポリエステルの混合繊維の素材の物を洗濯する時には、まず衣服についている洗濯の表示マークを確認するようにしましょう。
洗い方を間違えると、縮みの原因になってしまうので、大切な衣服がもう着られない状態になってしまうので注意しましょう。
○綿とポリエステルの混合繊維の素材の洗濯ポイント
・洗濯表示を確認し洗濯機で洗う場合には、30℃以下のぬるま湯を使用する。
・汚れの酷い物は汚れを吸着させやすいので、注意をしてください。
・洗剤はおしゃれ着洗いのものを使用し、柔軟剤を入れると静電気防止になる。
・粉末洗剤は溶け残りが生じやすいので、必ず液体洗剤を使用してください。
・脱水をゆるめにし、乾燥機はかけず天日干しをする。
・アイロンがけをする時には、低温から中温で当て布をしてかけるようにしてください。
以上のことを踏まえて、綿とポリエステルの混合繊維の素材の物を洗濯するようにしてくださいね。
綿とポリエステルの混合繊維の素材の物が縮む時には、こんな方法で縮みを戻そう
ポリエステルの混合繊維の素材のものを洗濯したら縮んでしまった!なんて経験はありませんか?せっかく大切にしていたのに・・・
元に戻す方法はないの?と悔やんでしまいますよね。そんな時に試してもらいたい方法がありますので、ご紹介します。
その方法とは、自宅にあるリンス・コンディショナー・トリートメントです!
(※ノンシリコンタイプはNGです!)
ちょっとぬるめのお湯にリンス・コンディショナー・トリートメントのいずれかを入れ、縮んだ服を20~30分程漬けておきましょう。
そのあと、しっかりすすぎをして陰干しをしましょう。干す際のポイントはその時にはできるだけシワなども伸ばしながら干すことです。乾くと縮みが軽くなっていることも!
乾燥機にかけると衣類が縮むその理由とは!
一般的に洗濯をして乾燥までかける場合、以下のような手順方法で行いますよね。
◇洗剤での水洗い→すすぎ→脱水→乾燥→冷却
この手順で行くと、乾燥する時に衣服が縮むのでは?と思いがちですが、実は繊維が縮むのは実は脱水なんです・・・
乾燥機の時にどんどん縮んでいくのかと思いきや、実はそうではないのです。
衣服の素材によって、水分を吸収しやすいものもあり水をよく吸うことで繊維が膨張し、衣服が伸びたり縮んだりしてしまうのです。
なので、なんでもかんでも衣服を乾燥機にかけてしまうとお気に入りの洋服が縮んでしまい取り返しのつかないことに・・・となってしまうのです。
ですから、洗濯をする時には必ず洗濯表示を確認し、洗濯機で洗えるのか、それとも手洗いなのか?と言った確認を怠らないことが、1番の重要ポイントです。
乾燥機にかける衣服の素材はどんなものでもいいの?
三択気で乾燥機をかけたら縮む素材ものをイメージすると、木綿・麻・毛・絹・レーヨン・ビスコースなどの天然繊維のものが主となりますが、忙しい毎日に追われていると、大丈夫かな?と思いつつも、乾燥機にかけてしまいやっぱり失敗した・・・なんてこともありますよね。
特にニットやポロシャツやジャージ生地、Tシャツなどの編み地のものが、実は縮みやすいのですが、ジャージ生地、Tシャツなどはお子さんが部活などをしている場合、毎日洗濯が欠かせないことから、寒い季節は特に乾燥機を使用するご家庭も多いですよね。
なので、もし乾燥機にかける場合には、しっかり乾くまでの時間乾燥機にかけるのは縮の原因となってしまうので、短い時間の使用だけにするように、注意をしましょう。
特にニット素材やポロシャツなどは繊維などにより、縮むことはもちろん強い熱で色落ちしてしまうこともあるので、乾燥機にかけるのは危険ですので、注意をしてください。
また、衣類には必ず洗濯絵表示がついており、手洗いマークやドライマークがついていますので、必ず確認をして上で洗濯や乾燥機を使用するようにしてくださいね。
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