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幼稚園で怪我をした場合の責任は誰?疑問にお答えします!

2018.6.8

幼稚園から子供が怪我をしたという知らせを聞くとビックリしますよね。怪我の度合いにもよりますが、軽い怪我ならともかく、大怪我ともなると責任は誰にあるのか追求したくもなります。

幼稚園で怪我をした場合の責任は誰にあるのでしょうか?訴えることはできるの?

相手の子供に怪我をさせてしまった場合の対応や、幼稚園で子供が怪我をした時に親としてできることについても解説します。

幼稚園で怪我をした場合の責任は誰にあるの?

子供が幼稚園から帰宅した際に、絆創膏などあからさまに怪我をしましたと言う状況だと、『一体何が起きたのか!?』とショック以上に不安や心配になってしまいますよね。

かすり傷程度なら、納得できる場合もありますが、ケガの状況によっては、事故の原因や責任はどこにあるのか知りたくなります。そんな時の責任は誰にあるのでしょうか?

結論から言うと、保育時間内の事故の責任は、原則、幼稚園にあります。

子供同士の喧嘩で、お互いが叩いた引っ掻いたなどはよくあることで、双方が喧嘩両成敗であれば、問題はありませんが、これが『一方的』だった場合やまたケガをした場所や骨折などを伴う場合には状況は大きく変わってしまいますよね。

もし責任追及したら慰謝料はもらうことはできるのでしょうか?

実はこれは非常に難しい問題で、どんなに気をつけていても小さな子供の事故は予測できないことが多く、注意深く監視していても、ケガをともなう事故を100%防ぐことはできないのです。

但し、死亡事故や高度障害が残る場合にはその場の状況に応じて慰謝料が発生することはあっても、一般的には治療費の負担程度なようです。

幼稚園や保育園で子供が怪我をしてしまうと先生も責任を感じているということを忘れないことも大切

小さな子供は自分の思い通りに行かないと、時にはおもちゃの取り合いで叩いた、つきとばしたなどは日常茶飯事です。そうやって子ども同士で喧嘩を来る返し行うことで育っていくものですよね。

そんな時に保育士の先生はとても罪悪感を感じていることが多く、どんなに小さな傷で絆創膏を張ってくれ、とても親切に謝罪をしてくれます。

(どんなに小さな傷でも絆創膏を張るのは、モンスターペアレントがいるからだと言う話を耳にしたことも・・・)

そんな時には子供にはよくあることと理解し、『教えてくれてありがとうございます』と笑顔で答えると、先生はやっと胸をなでおろすことができるようです。

しかし中には忙しさのあまりに、忘れてしまう保育士さんもいるようなので、子供にその場でどうしたの?と聞くようにしましょう。普通の先生ならば謝罪と説明をしてくれるはずです。

もし何も連絡がない場合には、連絡帳などで聞いてみるようにしましょう。

幼稚園での怪我は園側の責任として処理されるのはわかるけど・・・

元気に幼稚園に行った子供が、帰ってきたらケガをしていたら、どうしたの?と親としては正直びっくりしてしまうのは当然のことですよね。

その時に子供が一方的にケガをした時には、どこで、誰に、どのようにと言う事故原因を知りたいと同時に相手の名前は教えてもらいたいもの。

しかし園によっては、トラブルを防ぐために名前を伏せることや、その保護者に知らせない場合があります。被害者の親としては、加害者の親にはそういった自分の子供の状況をきちんと把握してほしいと思いますよね。

なんだか被害者なのに、モヤモヤする・・・と言う親御さんもいるかと思います。

しかし伝えない理由には、もし逆の立場だったらどうなんだろう?という気持ちが保育士さんの考え方にあるようです。

しかし多くの保護者からは、加害者になった場合は相手にちゃんと謝りたいので、相手の名前を知りたいという意見は多いそう。

その時には、怪我の状況によっては両方の保護者にお伝えしますとだけ伝えているそうです。

なので、そういった場合には相手の子供と保護者にきちんと会って謝罪をするようにするようにしましょう。

幼稚園で相手の子供に怪我をさせてしまった場合の対応は?

我が子がケガをするのも悲しいことでショックですが、それ以上に相手のお友達にケガをさせてしまうことは、もっとショックで悲しいことですよね。

我が子が幼稚園の時に教室内ですごい勢いで室内を走っていた、一緒に走っていたお友達が、我が子にぶつかりその拍子に椅子にぶつかり、腕を骨折してしまったのです。

間接的とは言え、うちの子がものすごい勢いで走っていたことが原因なので、うちの子がケガをさせたと思います。

先生から連絡を受けて、その子と親御さんに謝罪させてくださいと申し出たところ、『これは誰が悪いということではなく、事故ですから私ども園の責任なので園から謝罪します』と言われました。とても腑に落ちなく相手のお子さんや保護者の方に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、私の謝罪もきちんと伝えてくれるとの事だったので、今回は親同士ではなく先生を介することで解決することもあるのだと、ありがたく受け入れることとしました。

幼稚園で子供が怪我をした時に親としてできること

子供が幼稚園でケガをしたら、親としては気持ちはモヤモヤするもの。
そんな時に子供は意外にもケロッとしていることが多いですよね。

子供に聞いてもどんな状況だったか曖昧なことが多いので、子供の言うことは全て鵜呑みにせず、必ず先生に聞くようにしましょう。

ママに怒られるから自分のいいように言う場合もありますからね・・・

では先生にどのように聞けば良いのでしょうか?

聞いておきたい情報は、以下の通りです。

・いつ?どこでケガをしたのか?
・どうして、怪我をしたのか?
・その時の先生の対応や処置は?
・頭を打つなど、嘔吐はしていないか?
・相手の親は知っているのか?

などを聞き、子供の調子が悪くなってもし病院に行くなどのことがあればスムーズに受診することができます。

もし気持ちがモヤモヤするようであれば、今思っている気持ちを先生に伝えてください。ただし先生に愚痴を言うなど、またママ友に悪口を言うのはモンスターペアレントになりますので、注意してください。

この記事の編集者

意味ペディア編集部

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